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クラフトビール専門店「Ben’s Slop Shop(吉祥寺)」のTシャツ #ご当地アイテム見つけました

新ご当地アイテムを探せ。

最近のローカルショップのオリジナルグッズってめちゃくちゃカッコよくない?という気づきからスタートした連載「東京のご当地アイテム見つけました」。編集部が東京を歩き、ローカルなオリジナルグッズを見つけていきます。今回は吉祥寺のBen’s Slop Shopで、カッコいいTシャツを発見。


【吉祥寺】Ben’s Slop Shop(ベンズスロップショップ)

2021年4月、吉祥寺にオープンした「Ben’s Slop Shop」はクラフトビール専門のボトルショップだ。目黒区・都立大学にある「Slop Shop」の2号店になる。ちなみにボトルショップとは瓶や缶などのお酒が買える酒屋の総称。「クラフトビールっておもしろそうだなと思ってもらえる店にしたい」と話すのが店主の大曽根さんだ。

「これまで日本にはクラフトビールに特化したボトルショップがあまりなかったのですが、ここ2、3年で少しずつ増えてきた印象です。うちは樽生もつないでいるので、生を飲みながらショーケースを物色してもらって、帰りがけに何本か買って帰るみたいなスタイルを提案しています。樽生は量り売りでテイクアウトもできます」

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Ben’s Slop Shopが店を構える中道通り商店街は人通りが多く、取材中も店内をうかがう人が絶えない。実際、よく分からないけど入ってみたというお客さんも多いという。そんな彼らを入り口脇で出迎えるのが、常時100種類ほどのクラフトビールのボトルを揃えるショーケースだ。

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「種類が多すぎて選べないという方には、普段どんなビールを飲んでいるかをまず聞きます。例えばIPAという種類の名前だけでも聞いたことがあるのか、まったくないのか。あるいはもっと抽象的に、普段飲んでいるビールに近いものがいいか、全然違うものにトライしてみたいかもよく聞きます」

豊富なラインナップを揃える同店だが、実はセレクトする上で明確なコンセプトがある。それはトレンドの最先端を行くものと伝統的なものを並列に置くことだ。

「例えばセゾン・デュポンという銘柄があるんですけど、元々は18世紀から続く古い醸造所のビールです。厳密にはクラフトビールではないのですが、いわば今のクラフトビールの元ネタ的な存在。まずはこういうクラシックなものを試してみたらどう?という提案をすることもあります」

左から3番目:Dupont / Saison Dupont(¥560)
元々はベルギーで夏の農作業の合間に喉の渇きを癒すために飲まれていたセゾンビール。セゾンは仏語で「季節」の意味。

そもそもクラフトビールの定義はあいまいだ。生産量はひとつの目安になるが、大手メーカーもクラフトビール市場に参入している現状を考えると、生産量だけで定義するのは難しい。大曽根さんによると、ヨーロッパの伝統的なビール作りをアメリカの地で再解釈して作られたことがクラフトビールのムーブメントの発端になっているという。

「IPAもセゾンもピルスナーも元をたどれば、ヨーロッパを源流とするビールのスタイルです。アメリカは自家醸造が盛んな国ですし、ヨーロッパからの移民も多い。いろいろなスタイルのビールを各地域ごとに発展させて作っている背景があります。伝統的なビール作りをベースにしながら、その土地の地域性や作り手のクリエイティビティを新たに加えたものというのがクラフトビールの本質だと思っています」

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ご当地アイテム見つけました!

Tシャツだけでなく、サコッシュや保冷バッグも充実している。吉祥寺店だけでしか手に入らないグッズも現在企画中とのこと。

クラフトビールの間口の広さに触れたあとは、オリジナルグッズのコーナーもチェックしておきたい。実はBen’s Slop Shopはクラフトビールへの愛を込めて「Liquid Gems=液体の宝石」というコンセプトを掲げている。まずは、控えめなワンポイントロゴのポケTをピックアップ。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC_7944.jpg
The Slop shop 2nd Anniversary T-shirt (¥3,800)

The Slop Shopの2周年を記念して作られたシンプルなポケT。いつもは白T派だけど、うっかりビールをこぼしても気にしなくてすむ黒もいいかもしれない。胸元には“液体の宝石”がさりげなく鎮座。よく見るとロゴ部分はプリントではなく、刺繍というのもニクい。

The Slop shop 2nd Anniversary Monkicide T-shirt(¥3,900)

お気に入りの一本のラベルを身にまとうのもオツなもの。やはり2周年を記念して作られたのが「Monkicide」という銘柄をプリントした一枚だ。ラベルデザインを手がけたのは、東京を拠点に活動するアーティスト高木耕一郎氏。Slop Shopと同じくハードコアパンク好きという共通項があり、デザインを依頼したそう。いかついようで、かわいげもある独特のテイストがかっこいい。

もちろんボトルも用意あり(左から2番目:¥720)。横浜の人気ブルワリー「TDM 1874」とコラボして醸造されたウェストコーストIPAだ。目の覚めるようなオレンジやシトラスの香りだけでなく、複数のホップを使った刺激的な飲み口が特徴。

量り売りの樽生をテイクアウトするもよし、いつもとはひと味違う晩酌用の一本を大曽根さんと相談しながら選ぶもよし。これまでクラフトビールにピンときていなかった人でも楽しめるお店だ。吉祥寺を訪れた際は、ぜひ中道商店街にあるBen’s Slop Shopに足を運んでみてほしい。



Ben’s Slop Shop
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-6-3 スターライトスターブライトビル1F-A号室
営業時間:15:00-22:00(平日)、11:00-22:00(土日祝)
※緊急宣言中は持帰りのみで20時閉店
定休日:なし
web:theslopshop.shop-pro
instagram:@bens_slop_shop

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