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【STYLER×ACROSS】東京ストリートから探るトレンドの今 〜スニーカーブームの中核には〜

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“Photograph by ACROSS, PARCO”

STYLER MAGとパルコが運営するストリートファッション・マーケティングマガジン「ACROSS」との共同企画〈東京ストリートから探るトレンドの今〉。この企画では、1980年から行われているACROSSの定点観測から東京ストリートの今のトレンドを見つけ、ファッションの仕事に関わる方々のコメントからその原因を探っていく企画です。スタイラー編集部がオススメするトレンドアイテムも最後にご紹介するので見てみてください!

第七弾となる今回見つけたネクストトレンドは『スニーカー。2月の定点観測によると、メンズ・レディースともに革靴に比べ圧倒的にスニーカーを履いている人が多く見受けられました。2015年12月に見られた「男女アディダス」も一時収束を迎え、現在ではアディダスはもちろん、ナイキやコンバース、ニューバランスなどのシューズブランドがスニーカーブームの中核を担っているようです。

・ストリートの足元の定番は「スニーカー」

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インタビュー左: NEWBALANCE – 21歳 女性/フリーランス(カメラマン)
右: CONVERSE – 19歳 男性/専門学生(美容)

STYLERでもスニーカーを探しているポストが多く見受けられることからも需要が多いようです。ではなぜこれほどまでにスニーカーの流行が極まっているのか、その要因として一つ挙げられるのがノームコアではないでしょうか。どんどん服装がシンプルになっていくなかで、時代の空気を切り取る自分の感度を足元に集約していっているというように。シューズブランドの力が結集した歩きやすく疲れないソールなどが後押ししているのももちろんありますが、洋服とは違い、トレンドという言葉に収まりきらない勢いを感じます。

・靴のカテゴリーを超越したスニーカー

というのは極一個人の見解。弊社のアパレル業界出身で元バイヤーのおしゃれすぎるディレクターHに、この一大トレンドについて聞いてみました。

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「過去を振り返るとDCブームの頃にはナイキのエアーマックスが大ブームしたりと第一次スニーカーブームと言っても過言ではない時期がありましたよね。まさに今の流行は第二次ブームと言って相応しいと思います。もちろん、近年私服出勤の会社が増えて革靴自体の需要が以前よりも減っている現状はあるかもしれません。たたファッション的なトレンドでも、”モード””ストリート””トラッド””スポーツ”などといったカテゴリーが輪廻転生の如く移り変わりブームとなるように、今後はスニーカーと革靴とが移り変わりにブームとなっていくのではないでしょうか。

さらに今回の第二次ブームの背景には”ストリート”とデニムを筆頭とする”アメカジ”が流行ったことは大きいと思います。今やジャンルレスに様々なブランドからスニーカーが登場しているのは、スニーカーが靴の中のスニーカーではなく、ひとつのジャンルとしてスニーカーという確固たる地位を築いたと言えそうですね。」

今のスニーカーブームは回りに回って今ちょうど第二次ブームにさし当たるとするディレクターH。ストリートにはスニーカー、トラッドには革靴と相性が良いというように解釈すると、ファッションのカテゴリーの一つである流行のアメカジとの親和性が高いと言います。その意味で革靴・スニーカーの流行も、ファッションのカテゴリーと一緒に回っていくのでしょうか。否、もはや履き物としてではなく、上位のレイヤーに昇格したのが今のスニーカーというアイテムと言います。

・シティボーイのシンプルでカジュアルなスタイルが引き金

次に、40年近くストリートの現場に目を向けてきたACROSS編集部にも聞いてみました。

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「2012年のシティボーイブーム以降、ファッションはシンプルでカジュアルになり、スポーティーでストリート感のあるアイテムが次々とトレンドに浮上しました。中でもスニーカーは男女を問わず人気を獲得し、名作の復刻、ハイブランドのコラボ、セレクトショップの別注が相次いでいます。

定点観測では繰り返しスニーカーに焦点を当てており、2013年1月にニューバランス、同4月に白スニーカー、2014年1月にナイキ、2015年2月に男性スニーカー、同12月にアディダスを取り上げています。

デザインに注目すると、クリーンで抜け感がある白いスニーカーが人気でしたが、今年に入ってカラフルなものやパターンミックスのものが増加。シンプルだったストリートのスタイルが少しずつ変化し始めています。」

2012年のシティボーイブームが起点となったスニーカーブーム。始まりはおそらくスーツの足元にニューバランスを持ってくるスタイリング。当時からしたらあまりにも新鮮だったのを覚えています。ドレスをスポーツでハズすという役割があったスニーカーですが、今ではもはや様々な種類のスニーカーで自己表現するまでに至りました。

両者の分析ともに、おそらく“自己表現”というワードがスニーカーブームのキーになってくるのではないでしょうか。ファッションという分野では切っても切れない関係にある自己表現が今後どういったかたちで成されていくのか、非常に楽しみです。ということで、最後にSTYLERに参加しているショップから選りすぐりのスニーカーをスタイラー編集部がチョイスしてみました。自己表現の参考にどうぞご覧ください。

スタイラー編集部のオススメスニーカー3足

・ワンランク上を狙いたい方の一足

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ORPHIC – SRUB PACK ¥24,840 (tax inc.)

某社のA◯r mocを彷彿させるデザインではあるものの、よりハイテクなテイストのこの一足はまさに今シーズンのトレンドを押さえた一足ではないかと。ミリタリーを踏まえながら、ノーカラーのアウターとスニーカーがまだまだ主流なこの春夏は、すっきり感がありながらもボリュームがあるアイテムを足元に選ぶと人よりワンランク上のファッションになるかも?(ディレクターH)

・差異を狙うならこの一足

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adidas – STAN SMITH [NIGHT INDIGO] ¥15,120 (tax inc.)

定番スニーカーブランドの定番モデルが流行っているなか、人とは少し趣向を変えたい方にオススメしたいのがこちら。ズバリ、テーマは差異です。何度も復刻されているスニーカーのド定番中のド定番のスタンスミスですが、履いている人をあまり見たことがないカラー。ブラックとネイビーの男臭い雰囲気がもともとのクリーンな印象とちょうど対比されていて良い塩梅です。それでありながらなんとも上品なアッパー。使い勝手の良さでもお墨付きのフォルムはもちろん健在なので、活躍待った無しです。(ライターS)

・足元に馴染んでくれる一足

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VANS – Vintage Suede Authentic ¥8,640 (tax inc.)

最後は定番として足元に馴染んでくれる一足を、ということでストリートの定番品『Authentic』。普通のキャンパスモデルの方も個人的には大好きですが、“消耗するのも早い”のが難点なんですよね。その分、こちらのスウェードは履き込んでも十分に耐えてくれるスペックというのが嬉しいところ。カジュアルであるなら、どんなにコーディネートにもすんなりと馴染んでくれるはずです。(編集長Y)

「おしゃれは足元から」なんて格言があるわけですが、東京ストリートの今はもはや“おしゃれは足元に”集約していると言えるではないでしょうか。自分のアイデンティティーを投影して足元でおしゃれを楽しんでみてください。そんなこんなで春ももうすぐですね。

スナップ参照元:定点観測 第422回 スニーカーで「エフォートレス感」をミックス – ACROSS

Text.ACROSS編集部,  スタイラー編集部

 

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