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【Interview】スポーツの要素を取り込んだミックススタイル 渋谷のセレクトショップ「AKALI」
多くのファッションショップが並ぶ神南エリアで、渋谷消防署の向かいに新しくできたセレクトショップの「AKALI(アカリ)」。メンズブランド〈Palme d’Or〉と〈ICHIMILE GRATORY〉をメインに揃え、セレクトも並ぶ同ショップ。今回はパルムドールのデザイナーで、ショップのオーナーでもある久保さんにお話を伺いました。
お客様にスポットライトを
ショップ名の「AKALI」は、“灯り”を意味し、お客様にスポットライトが当てられるようにという思いを込めてつけられたもの。実はこの場所、もとはビームスが1店舗目を出した場所で、学生時代に良く来ていたそうです。2015年10月にオープンし、今は洋服をメインで扱っていますが、今後は家具なども含め、生活の一部を提供するショップにしていく予定とのこと。
得意とする異素材ミックス
メインブランドである〈Palme d’Or〉は、2007年にスタート。シーズンごとに人物像を立て、ストーリー仕立てのテーマでコレクションを展開。前職で生産からブランド運営までを担当した経験を活かし、個性をいかに出すかを考えたアイテムは、得意とする異素材の組み合わせにより定番のメンズアイテムに新たな表情を加えています。
スポーツの要素を付加
アイテムには、デザイナー自身がスポーツを日常的に行うこともあり、その要素を反映。それでも特殊素材などのいわゆるスポーツ着ではなく、あくまでデザインとして落とし込んでいます。また自分達が使うかどうかという視点で選ばれるセレクトアイテムは、国内外からチョイスされ小物、雑貨からガジェットまでと様々。
アイテムピックアップ
Palme d’Or – ニットソー ¥17,280(tax.in)
ボトルネックが特徴的な、肉厚のダンボールニット。袖のアクセントとなっている部分は、裏地の切り替えになっています。
Palme d’Or – トグルモッズコート ¥42,120(tax.in)
ダッフルコートとモッズコートをミックスしたデザインのコートは、ナイロン素材を使用してスポーツ感をプラスしながらも、ラクーンファーを組み合わせることで独特の雰囲気に仕上がっています。表地は軽い撥水加工が施され、アクティブに着られる一着。
セレクトでありながら、ブランドの直営店の役割も担う同ショップ。フットサル、サーフィン、ゴルフなど様々なスポーツを愛する久保さんの世界観は、日常をアクティブに過ごすメンズにとって違和感なく溶け込むデザインとなっているので、ぜひ近くにお越しの際は行ってみてくださいね。
AKALI
東京都渋谷区神南一丁目9番7号 丸栄ビル1階 103号室
TEL.03-6452-5118 OPEN.12 :00-20:00(定休日.水曜日)
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Text.Koichi Kondo