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【interview】日本上陸から1年、サードウェーブコーヒーの先駆け『ブルーボトルコーヒー』の今までとこれからのこと

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サードウェーブコーヒーの先駆けとしても知られ、“コーヒー界のApple”と呼ばれることもあるブルーボトルコーヒー。2002年に創業者のジェームス・フリーマン氏が「本当に美味しいコーヒーを多くの人に届けたい」との思いからスタートしたコーヒーショップは、今やアメリカでは23店舗を展開。日本でも2015年2月に上陸し、瞬く間に話題をさらったことは記憶に新しいのではないでしょうか?

現在、ブルーボトルコーヒーは銀座にあるセレクトショップ『EN ROUTE (アンルート)』でポップアップストアを開催中。ファッションとコーヒーが交わるこの機会に、スタイラーではブルーボトルコーヒー日本代表 井川 沙紀さんにインタビュー。井川さんが、入社することになったきっかけから、清澄白河オープンまでの経緯、今回のポップアップストアのことなど、様々なことを聞いてみました。

ブルーボトルコーヒー日本代表 井川さんのこれまでのキャリアは?

─ EN ROUTEへのポップアップストア出店おめでとうございます。ブルーボトルコーヒーも上陸してからもう一年経つということで、最初は井川さんにスポットを当て、ブルーボトルコーヒーに入ることになった経緯や、それまでのキャリアについて伺えればと思います。

「私は今のブルーボトルコーヒーで5社目になります。今の会社に入る前はハワイに住んでいて、日本の飲食ブランドのハワイ展開を手掛けていたんです。そのとき、共通の知り合いを通じて、ブルーボトルコーヒーに入社することになりました。それが14年の11月なので、今から1年ちょっと前ですね。」

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─ ブルーボトルコーヒーが日本に上陸することが決まっていて、そこで人探しをしている中で井川さんを見つけたという感じですか?

「そうです。私のキャリアとしては、一社目は大手人材会社の中での新規事業立ち上げ部門に所属し、二社目はベンチャーのインキュベーション会社で、投資したスタートアップ事業の立ち上げサポートをずっとやっていました。全然業界も飲食とかではなくて、旅行だったり、ITだったり、医療だったり、本当にいろんな業界に携わってきました。二社目での仕事は投資先の会社・事業のPRをすることで、事業価値・企業価値を高めるというのがメインミッションでした。そこではトータル4年半、1社目からカウントするとトータル7年半くらいずっとスタートアップに関わってきました。

二社目は特にVC的な立場で外から他の会社のPRをやってくという仕事だったので、PR会社っぽい動き方と自社のPRと両方やっていたんですけど、何かもっと自分でビジネスをやってみたいなと思いました。

当時、クリスピー・クリームドーナツとか、コールド・ストーン・クリーマリーとか、海外の飲食を日本に入れるってくるみたいなことをリヴァンプがやっていたんです。次にまた新しいブランドをアメリカから、プレッツェルのブランドだったんですけど、持ってくるという話しがあって、立ち上げをやらないか?とお声を掛けて頂いて。それが、三社になります。」

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─ 過去にもアメリカのブランドを日本で立ち上げる事業をやられていたんですね。そこに入社した決め手はなんだったんでしょうか?

「なんで決めたかというと、やはり自分の強みであるPRを活かして、事業のスタートアップに貢献できるのではと思えたからです。ブランドローンチでは、実際展開する事業(サービスや商品)は決まっているから、どうマーケットに根付かせて、着地させて大きくしていくかというところだけに集中できる。海外ではあるけれど、ビジネスのコアや大事にしているところはできあがっているから、スタートアップなんだけど、フォーカスできるところがPRだったりするんですよね。だから、自分の今までのPRのバックグラウンド+スタートアップというのが合うんじゃないかなと思って、入ろうと思いました。

そこから3年半くらいいて、0店舗から16店舗くらいまで店舗を拡大したので、何となくやることは分かってきて、この仕事が面白いなと。今後はどうやってやっていこうかなと思ってきたときに、次はトリドール、丸亀製麺の会社が、ハワイに進出したいという話しがあって。日本に持っていくのはやったことがあるけど、持っていくのはやったことがなかったので、やってみたいなと思って、次はそこに入社しました。」

ブルーボトルコーヒーに入社したきっかけ

─ 順当に自分のキャリアを進まれていますね。そこからブルーボトルコーヒーに入社するきっかけは何だったんでしょうか?

「4社目ではハワイに移り住んで、レストランの立ち上げを任せてもらっていました。そこから一年くらいして、ブルーボトルコーヒーが日本に入ってくるというお話を聞きました。今度は三社目のリヴァンプのときと違って、ライセンスじゃなく100%小会社という形で、本当に日本に会社を作って、支社という立ち位置だったんですね。それが同じ日本に持ってくるという仕事なんだけど、ちょっと違うな、面白いなと思って会社に興味を持ったことがきっかけです。」

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─ 上陸する前から日本でもサードウェーブのトレンドというか、ブルックリン人気などもなどもあって、ブルーボトルコーヒーの期待値も高かったですよね。井川さんは元々ブルーボトルコーヒーのことは元々、ご存知だったんですか?

「そうですね。サンフランシスコに旅行に行ったときに、たまたまお店に行かせてもらったことがあったので知っていました。

やっぱりベイエリアのコーヒーカルチャーがすごい進化してるというのが当時言われていて、そういう中でもブルーボトルコーヒーは先駆けというか、スタートというところだったので、そういう意味ではもともと注目度も高かったのかなと思いますね。」

─ やっぱりそういうところも入社の決め手ではあったんですね。他に、特にこれに惹かれたというところはあるんですか?

「ライセンスじゃなかったというところは動機の1つです。あとはコーヒーだったから。私がコーヒーに詳しいかというと、詳しい人たちがいっぱいいる中だと全然そんなことありません。ただ、既に世の中に根付き、皆さんの生活の中に既にとけ込んでいるコーヒーという商材の価値を伝え、変えていくというのが面白いなと思って。

過去の経験から、新しいモノを一から生活に根付かせていくことはすごく大変でした。ただ、コーヒーのように既に人々の生活の中にあって、普段は100円かもしれないけど、5倍払ってでも買ってもらえる世の中にするにはどうしたらいいんだろうっていう風に考えていく、なんというか価値を理解していただいてある駒をリプレイスしていくというのが面白いかなと思ったのが決め手ですね。」

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─ ブルーボトルコーヒーにはかなりしっかりした会社理念があるじゃないですか?そういうところも今までとは違うなと思いましたか?

「社長のジェームスとも話させていただいたときに、ブルーボトルコーヒーのブレない強さというのはすごい感じました。大きくなっていく、広げていくなかで、過去やってきたことが、事業の大事なコンピタンスだったのに、そこを慎まなくなってきてしまったり、ぶれたりすることってあると思うんです。でもそれが絶対にないというか。『美味しいものを提供する』っていうシンプルですがものすごく強い信念を感じました。

例えば、もし儲かるコーヒー屋をやろうと思ったら、提供に時間のかかるドリップコーヒーはやらないかもしれない。でもうちは絶対ドリップコーヒーをご提供する。なぜならその方法で淹れるコーヒーを美味しいと思っているから。ビジネスとして儲けることとビジョンが相反してしまうことってあると思うんですけど、そこが絶対にブレないという思いをジェームスの話しから感じたので、そういうところも入社の決め手になりましたね。」

2ページ目:ブルーボトルコーヒーの日本上陸から、EN ROUTEのポップアップストアまで

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