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【interview】最高の肌触りでユーザーを魅了するカットソーブランド「smoothday」
最高の肌触りでユーザーを魅了するカットソーブランド smoothday(スムースデイ)
1924年の創業以来、カットソー生地の生産一筋で展開してきた小野メリヤスのファクトリーブランド。そんなsmoothdayが作るカットソーの特徴をアトリエで働くスタッフに尋ねてみました。
smoothdayの特徴とは?
Smoothdayのカットソーの特徴は、 “素材” “立体感”です。
その中でも素材が最も重要で、主に小野メリヤスオリジナルの、ディオラマ、テクノラマ、コズモラマの3種類の素材を使っています。
また、三種類と言いましても、ひとつの原綿から、糸の作り方で3つの肌触りを表現しているのが特徴となっています。
ディオラマ・テクノラマ・コズモラマとは?
原綿は小野メリヤス独自の配合で作っているオリジナルのインド綿を使用しています。
・ディオラマ
原綿の柔らかさを1番活かす糸作りにより、綿100%でありながら、カシミヤタッチを表現しています。滑らかな優しい肌触りと光沢感、ドレープ性に優れ、老若男女問わず人気の素材です。
・テクノラマ
独自の撚糸技術により、光沢のあるヴィンテージ感のような表情を表現しています。
ドレープ性、落ち感もあり、綿100%でありながら吸水速乾と接触冷感という機能が備わっており、カジュアルにも着こなせ、手に取りやすい1着目としておすすめの素材です。
・コズモラマ
小野メリヤスが特許を取得している糸です。綿100%でシルクのような肌触りを表現し、上品な素材感が特徴となっています。また、生地通しが静電気によりくっつきあうファスナー現象を解消し、身体にもまとわりつかないので、そのことが着心地に大きく作用しています。
光沢とドレープ性、落ち感もあり、吸水速乾と接触冷感という機能が備わっており、ヨーロッパのメゾンに使用される世界的な素材です。
素材の良さを活かすために
smoothdayでは、これらの素材の良さを活かすために商品は全て立体的に作るよう心がけています。
例えばTシャツの脇線ひとつにしても、従来のTシャツでは真横にあり裾に向かい一直線に走っている物ですが、Smoothdayでは生地の特徴の一つでもあるドレープ性を生かすため、また、生地の動きを途中で止めないよう、身体を包むような斜め後ろに走る縫い目にしています。
このおかげで生地が経年変化で、斜行(生地のねじれ)し、脇線が前身頃側に動いてしまうことも防ぐことができます。
ユーザーに向けてのメッセージ
smoothdayの場合、まず素材の良さを一番に感じて欲しいです。
その素材をより長く着ていただけるように、飽きのこないデザインを心がけています。最終的にはライフスタイルをつくっていくようなブランドを目指して行きたいです。
現在は店舗がない状況で、それでも認知度が上がっているのはSNSの力だと感じています。ただ、smoothdayを知らない方がまだまだいると思うので、STYLERを活用して、実際に来てもらい触ってもらうキッカケを作りたいです。
新たなお客さまに届ける媒体として期待しています。
<新商品と即売会のお知らせ>
即売会では、Tシャツの他、タンクトップ、ポロシャツ、ワンピース、パンツなどの20型を展開予定。特にポロシャツに使用している、ディオラマの鹿の子地は柔らかい風合いと上品な素材感に仕上がっており、従来の鹿の子地の張りがあり堅いイメージを変えるタッチ。
ディオラマ鹿の子ポロ / ¥15,000(税抜き)
サイズ : メンズ 3・4
カラー : ネイビー、ブラック
秋冬の立ち上がりとして、「スーパー140メルトン」「ハードスムース」の2素材でパンツを展開。
スーパー140メルトン / レディース¥25,000(税抜き)、メンズ¥28,000(税抜き)
サイズ : レディース 1・2、メンズ 3
カラー : Topグレー、Topチャコール
ハードスムース / レディース¥20,000(税抜き)、メンズ¥23,000(税抜き)
サイズ : レディース 1・2、メンズ 3
カラー : カーキ、ブラック
smoothday
2015 7月即売会(S/Sの訴求品+A/Wの立ち上り商品) 開催期間 7/15(水)〜18(土)11:00〜19:00
開催場所 〒130-0012 東京都墨田区大平1-20-7 大平町ビル602号室
TEL:03-5619-4077