FEATURE
さようなら、クールビズ。アメリカからやってきた夏でも涼しいセットアップが凄い!
巷ではスポーティーな装いを日常に落とし込むスタイル・アスレジャー旋風が止まることを知りません。
そんなトレンドが巻き起こる今日この頃、街歩きを心躍るものにしてくれるアイテムを提案するCONNECTED(コネクテッド)から十二分に機能性を備え、アスレジャーな気分にぴったりのセットアップスーツをご紹介します。
CONNECTEDの棟朝さんがイチオシのセットアップスーツとして選んだのは、マセチューセッツ工科大学出身のデザイナーが立ち上げたアメリカ発の気鋭ブランド『Ministry of Supply(ミニストリー オブ サプライ)』から展開される“AVIATOR2”。
「ファッションに革命を起こしませんか」というブランドからの一通のメールをキッカケに取り扱いがスタート。現在はアメリカでの出店に力を入れ、実際に反響を見ながら基盤を築いているとのこと。日本での展開は同店のみというレアもの中のレアものです。
普通派手な動きを想定しないスーツですが、こちらは普通のそれとは一味違い、着心地の良さを押し広げたアイテム。NASAが宇宙服に使用している“Phase Change Material”の技術を採用し、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことを可能にしました。
生地には縦横2方向にワープニットを使っているので、ストレッチ性も抜群。伝統を重んじたクラシックでスタイリッシュな一面を持つ一方で、最新のテクノロジーが施された一面も持つ。そんな逆説的な要素を上手く組み込んだこのスーツの魅力はこれだけではありません。吸汗速乾性、吸湿速乾性、通気性をも併せ持ち、人間が不快だと感じる部分を徹底的に排除した作りになっているんです。開いた口が塞がりませんね。
こちらはジャケットの内部。特筆すべき点は、縫製の方法。縫製箇所を限界まで少なくし、丈夫で着心地をよくするためにシームテープを採用しています。アウトドアのシェルからくる製法をスーツに取り入れるているのはなかなかお目にかかれません。
ポケットはポケット自体を貼り付けるためボンディングを採用。さらに落下防止のためのファスナーまで配されています。バックのヨークはラウンドに縫われているので、アクティブに動く際に発生するハリを抑える仕様。
こんなところにも気の利いたディティールが。左ラペルを裏返すとシークレットファスナーが付いています。どこにしまったか忘れがちなイヤフォンを忍ばせるにはちょうど良い大きさですね。
コーディネートに合わせたのは、同じく『Ministry of Supply』のAPOLLOシャツ。スーツと同じ技術・素材を使用しているのでこんなにアクティブに動けてしまいます。思わず弊社のディレクターHもこの笑顔。八重歯がキラキラしています。
それ以外に、機能性はもちろんのこと、一枚でサマになる見た目を有するポロシャツも展開。ノーベルトでタックイン、スポサンにサングラスと、ミニマルな出でたちでありながら、バッチリ決まっています。もちろん台襟つきなのでジャケットのインナーとして着用しても活躍できそうです。
夏の暑い時期でもわざわざ袖を通したくなるようなスーツ。自転車出勤のお供にしてもよし。仕事終わりにジムへ行ってもよし。機能性を十分に備えているからそこできる楽しみですね。気になった方は是非足を運んでみてください。以上、CONNECTEDの棟朝さんがイチオシする『Ministry of Supply』の一着でした。
CONNECTED
東京都渋谷区鴬谷町2-8 グランバレー代官山1F
TEL 03-6427-0663 OPEN.12:00~20:00
Photo & Text.Kouta Yamazaki