FEATURE
ゆるぎない定番〈ENGINEERED GARMENTS〉のロイタージャケット。今季はパッチワークと陽気なトロピカル柄で。
そこで働くショップスタッフの目からすれば、お店に並ぶすべてのアイテムがおすすめだけど、中でもおすすめのアイテムってなに?
今回は、全4回のうちの第3回。
FREAK’S STORE渋谷店から、2019春夏のおすすめアイテムをお届けします。
第一回から読みたいという方は、こちらを。
第二回を見逃したという方は、こちらをどうぞ。
紹介してくれるのは、このお方!
八巻 宏輔(ファッションアドバイザー)
2019年4月で2年目を迎えるルーキー。身長174cm。最近気になっているブランドはYSTRDY’S TMRRW。趣味はショップ散策。中目黒から恵比寿間をひたすら歩き回っている。
定番中の定番
ENGINEERED GARMENTS – Loiter jacket ¥52,920(税込) 着用サイズS
「今回おすすめするブランドは、〈ENGINEERED GARMENTS(エンジニアードガーメンツ)〉です。」
〈ENGINEERED GARMENTS〉、通称EG(イージー)は、ミリタリー、ワーク、アメトラをデザインソースに、細部まで趣向を凝らしたデザインが魅力のブランド。
ミリタリーなどにインスパイアされている分、いい意味で男くさいアイテムが主ですが、八巻さんの目からすると今季はなにやら一味違うとか。
「いままで〈EG〉というと、アメカジ色の強いアイテムが多かったのですが、今季は〈EG〉を着ない人たちにも取り入れやすくなっているんじゃないかなと思います。」
ピックアップしてくれたのはそんな同ブランドの定番中の定番、ロイタージャケット。
さっそく見ていきましょう。
得意技はパッチワーク
「特徴はなんといっても、生地を切り替えしたパッチワークデザイン。同ブランドの得意技です。今季FREAK’S STOREがトレンドとして推すトロピカル柄がふんだんに使われています。」
バックもこの通り
「元々ワークジャケットのデザインを踏襲しているので、シルエットはドレスのように細くなく、体形問わず着用できます。
ちょっとオーバーサイズのシャツの上に着てももたつかないちょうどいいサイズ感です。」
ポケットはフラップ付き
袖、ポケット、ラペル等々、ここまで切り替えするかね、と思ってしまうほど細かなところまで行き届いたデザインが目を引きます。
サイドにはアジャスターが備えられ、絞って着用してもOK。
「ただ、絞らずにオーバーで着るほうが、〈EG〉らしいワークな雰囲気を演出できるかな。」というのが、八巻さんのススメ。
FREAK’S STORE流コーディネート
hat:Gloria Cordes × FREAK’S STORE ¥5,940
stole:ENGINEERED GARMENTS ¥11,880
shirts:YSTRDY’S TMRRW ¥24,840
pants:Gramicci × FREAK’S STORE ¥12,744
shoes:Paraboot ¥70,200(全て税込)
トロピカル柄が冴えるジャケットのインナーは同系色の無地でバランスを。パンツはご覧のオリーブの合わせでも、第1回のおさらいとなる「ベージュと白の同系色の合わせ」で、オフホワイトの合わせでもナイス。
同柄、同素材のショーツも展開しており、セットアップで着用したら、いっそう陽気な気分にしてくれます。
中でも本コーディネートで目に入ってくるのが、このチェック柄のストール。
「ストールを合わせたのは、色の流れが綺麗だったからですね。柄と柄の合わせは、色使いを意識することが重要です。あとは、ストールもジャケットと同様に〈ENGINEERED GARMENTS〉のものなので、間違いないなと。」
流石のひとことに尽きますな。
トロピカル柄とストライプ柄を巧みに組み合わせた激しい柄使いでありながら、決して子どもっぽく見せない〈EG〉の ロイタージャケット。
玄人を唸らせる理由がわかりますね。
気になる方は、FREAK’S STORE渋谷店へ。サイズ選びから着こなし方までなんなりと聞いちゃってください。
FREAK’S STORE渋谷店
住所:〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目13−1 Mビル(メンズ2F)
営業時間:12:00 – 20:00