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お店のプレイリスト|渋谷ANCHOR vol.3「Throughout Teenage Days」

スケートやモーターサイクルなどを背景に、ポップでユニークなグラフィックが配されたアイテムを展開する〈ROTAR〉。その直営店として渋谷にお店を構える『ANCHOR』の太田祐介さんが、その時々の気分に合わせてプレイリストを公開。vol.3は「Throughout Teenage Days」。

太田祐介(ANCHOR/WEB企画)
「年末に公開された『年末年始アゲ&チル』で10代の頃に聴いていた紹介させていただいたんですが、無性に懐かしくなり、最近また改めて聴いています。一過性のブームかもしれませんが、タイムリーなのでご紹介しようかと。取り留めのないジャンルになりましたが、同世代の方たちは『懐かしい!』と感じる曲もあるかと思います(私、36歳)」
1. BACK DROP BOMB / That`s The Way We Untie
「もう何度聞いたか分かりません。当時イキがっていた僕はあまり英語の歌詞と和訳を見ながら英語が分かった気になっていました」
2. Balzac / The Day The Earth Caught Fire
「独特のスタイル、CDジャケットのB級ホラー感が溜まらなくツボでした。
重低音のドス黒い音楽かと思いきや、メロディックで聴きやすい部分もあったり。当時よく聴いていたのを覚えています」
3.ヌンチャク / Death File
「ツインボーカルのシャウトと絡み合う重低音がとても好きです」
4. BBQ Chikens / FOOTBALL FREAKS
「当時は休憩中だったハイスタ。あのハイスタのKenさんのバンドがCDリリース!?との情報が入り片田舎に衝撃が走りました。CD売り場で配布されていたフリーぺーパーを読み漁っていましたね(笑)」
5.SNAIL RAMP / MIND YOUR STEP!
「コチラはCD TVの週刊ランキングで僅かに流れるPVきっかけで知りました。3〜4秒ぐらいの映像で紙に即メモして次の日CD屋に駆け込こんだのを覚えています」
6.COCOBAT / Cocobat Crunch
「ハードコア。ベースがとにかくカッコいい!」
7. The PEPPERMINT JAM / 盗んだカマロ
「足繫く通っていたライブハウスで知りました。バチバチと鳴り響くウッドベースにボーカルの甲高い声が心地いいです。そしてリーゼントにライダースのゴリゴリスタイル。感化されてリーゼントに憧れて挑戦。が、恐ろしいほどイモさ全開だったので即断念しました(笑)」
8. BANANA SHAKES / 心僕は透きすます
「伝統の民謡楽器を用いたラスティックというジャンル。ノスタルジックですね~」
9. What’s Love? / 泣けるほど
「日本の歌謡スカバンド。『歌謡』とだけあって昭和の名曲をカバーしていて、そちらもおススメです」
10.LIFE BALL / Love me
「よくMDに録音して聴いていましたね。当時、ハイスタより人気があったとかなんとか…」
11.山嵐 / BOXER`S ROAD
「ミクスチャーというジャンルが当時は分からず、ヒップホップ+ロックだと認識していました」
12.POTSHOT / RADIO(ch.00)
「爆音で聴きながら通学していましたね~。ラッパが吹きたくなりブラス部の子に相談したことがあります」
13.The Determinations / UNDER MY SKIN
「ジャズのようなやさしい音色と歌声。僕の癒しの曲でした」
14.SCAFULL KING / SAVE YOU LOVE
「スカコア独特の軽快なリズムとブラスの音色は楽しくなっちゃいますね」
15.RUDE Bones / Something Original
「通っていたCD屋で発見。通常CDはプラスチックケースでしたが、コチラは紙のケースでした。緑を基調とした配色もドストライクで、宝を掘り当てた気分でワクワクが止まりませんでした」
16.SOBUT / OVERRIDE GENERATION
「昔組んでいたバンドでコピーしてました。懐かしい…(笑)」
17.Shakkazombie / WARM OR COLD
「西遊記をモチーフにしたジャケットにバンド名の『シャカゾンビ』。陳列されているCDの中でも特に異彩を放っていてジャケ買い。結果、大当たりでした!」
18.SOUL SCREAM / Tou-KYOu
「甘いスローテンポの落ち着いたトラック。東京について書かれた独特な歌詞。好きです」
19.RHYMESTER / 口から出まかせ
「色褪せないですね。改めて聞くと相当攻めています(笑)」
20.MICROPHONE PAGER / 病む街
「ヒップホップをよく聴くようになり、先輩から教えてもらいました」