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お店のプレイリスト|仲町台Euphonica vol.2「素晴らしきアニメソングの世界」

国内外から上質なアイテムをセレクトする仲町台町の“洋品店”「Euphonica」のオーナー井本さんが、その時々の気分に合わせてプレイリストを公開。90~00年代の音楽体験を語ってもらった際には同氏のマニアックな一面も垣間見えましたが、はたしていま興味のある音楽は?

vol.2は「素晴らしきアニメソングの世界」。


Euphonicaオーナー/井本征志

「前回のインドネシアンポップス篇が想像以上にご好評だったらしいので、調子に乗って…(笑)。服屋としてはほぼ禁じ手であろうアニメソング。それを黄金期である80年代作品を中心に、なるべく先入観なく純粋にお楽しみいただくべく選曲してみました。ところでSpotify、アニソンが少ないですね。入れたい曲の大半が選べなくて、けっこう苦労しました。でも、全部あったら30曲は余裕で突破しそうだったので、結果的にはちょうどよかったのかも知れない…」



1. Sherry/ Adesso e Fortuna ~炎と永遠~(『ロードス島戦記』.1990)

「日本にお金が溢れていた時代ならではの贅沢な音作り。ちなみに、”Sherry”は1993年のヒット曲『好きになって、よかった』で知られる加藤いづみの別名義です」


2.戸田恵子/ コスモスに君と(『伝説巨神イデオン』.1980)

「アニメソング史上最高の名曲だと思います。『イデオン』…このあまりに殺伐とした哀しい物語のすべてを表しているかのような歌です。戸田恵子、アンパンマンの人と侮ることなかれ。声優としての多くの業績を残しているだけでなく、実はとても素晴らしい歌手でもあるんですよ」


3.結城梨沙/ ピュアストーン(『赤い光弾ジリオン』.1987)

「『ジリオン』はSEGAから発売されていた光線銃の玩具の販促番組です。そのわりにはこの主題歌をはじめとした疾走感のある劇中BGM、落ち着いた絵柄など、ちょっと対象年齢が上な、お兄さん向けのアニメでした。もし機会があれば観返したい作品ですね」


4.村田有美 / Welcome!ガラット(『超力ロボ ガラット』 .1984)

「実は作品自体は観たことないんですが、かの名作『銀河漂流バイファム』制作陣が手掛けたギャグ要素強めのロボットものだとか。これがのちの『魔神英雄伝ワタル』などの流れに繋がっていったようです。何しろこの主題歌は出だしから先の読めない凄い展開の曲で、驚かされます」


5.加橋かつみ/ ニルスのふしぎな旅(『ニルスの不思議な旅』.1980)

「ゴダイゴのタケカワユキヒデが曲を手掛け、ザ・タイガースのトッポが歌う。豪華ですねえ。1980年の作品ですが、このころのアニメソングは70年代ノリをまだ引っ張っていて、独特の野暮ったい魅力があります」


6.鮎川麻弥/ 風のノー・リプライ(『重戦機エルガイム』.1984)

「筒美京平節を愉しめる、歌謡曲要素強めの佳曲です。歌詞で唐突に出てくる謎の文言「Say Mk-Ⅱ」は、劇中で主人公の乗る機体がエルガイムMk-Ⅱに変わったため。余談ですが、当店の内装はエルガイム(Mk-Ⅰですが)の配色を参考にしています」


7.EUROX/ ガリアン・ワールド(『機甲界ガリアン』.1984)

「曲名からわかるようにこれ純然たる子供向けロボットアニメの主題歌ですが、まさかのプログレ調。なんとも思い切ったものです。同作はエンディングテーマ『星の1秒』も名曲で、こちらもSpotifyで聴けます」


8.小比類巻かほる/ 愛よ消えないで(『City Hunter』.1987)

「まだ東京が華やかな街だったころの摩天楼の匂いがプンプンですね。シティーハンター、どうしても『Get Wild』『Still Love Her』のイメージが強いですけど、聴くべきはTM作品だけじゃないんですよ。ほかの参加アーティストも豪華で、すべて必聴です」

9.岡本舞子/ 見知らぬ国のトリッパー(『魔法の妖精ペルシャ』.1984)

「ぴえろ魔法少女シリーズは主題歌が素晴らしいものが多く、油断なりません。Spotifyにオリジナル版が無いのが残念ですが、『クリィミーマミ』『マジカルエミ』も最高ですよ」

10.鮎川麻弥/ 星空のBelieve(『機動戦士Ζガンダム』.1985)

「原曲はニール・セダカ『Bad and Beautiful』。はっきり言って鮎川バージョンのほうが断然佳いです。この高音の澄んだ伸びが、聴くものを宇宙(そら)へ導いてくれます」


11.うしろゆびさされ組/ 技ありっ!(『ハイスクール!奇面組』.1986)

「秋元康の異様な世界観の歌詞はさておき(ちなみに、歌っている2人のうち一人はのちの秋元夫人)、このころの後藤次利はほんとうに良質な仕事してます。聴けば聴くほどその音の作り込みに感心しますね」

12.戸田恵子/ きらめきのララァ(『機動戦士ガンダム』.1979)

「無自覚に男たちを狂わせる超能力少女ララァ・スンのイメージソング。戸田恵子は『ガンダム』ではマチルダ役の声優でした(ララァ役は潘恵子)が、なぜかイメージソングはララァと掛け持ちしています」


13.岩崎宏美/愛を+ワン(『ママは小学4年生』.1992)

「今あらためて聴くとソフトロックっぽい印象を受けます。渋谷系にも通じるものがありますね。後期ピチカート・ファイヴですと言われたら信じてしまいそうです。気になって調べてみたら、ピコこと樋口康雄の作品でした。納得」


14.CoCo/ EQUALロマンス(『らんま1/2』.1989)

「この歌はアイドルグループCoCoのデビュー曲でもあり、もともとはフジテレビのキャンペ-ンソングでした。80年代末期、バブル真っ盛り特有の軽薄で浮かれた空気に満ち満ちた歌ではありますが、だからこそ作り得た世界というのは確実にあります」


15.原由子/ 少女時代(『YAWARA!』.1991)

「曲自体は1988年に斉藤由貴に提供したもののセルフカバーです『YAWARA!』がどれほどオシャレなアニメだったか、おそらく今の若い方はご存じないでしょう。こんなに登場人物が当時流行のファッションに身を包み、なおかつ着替えまくる作品はありませんでした。このアニメも、OP、EDともに名曲揃い」


16.武田鉄矢/ 少年期(映画『ドラえもん のび太の小宇宙戦争』)

「少女時代ときたら少年期ですよ。宇宙人がアジトで歌うシーンで有名な一曲です。ドラえもん映画の主題歌と言えばこれ、という方は意外と少なくないのでは」


17.マスカレード(りさ・えいみ)/ Wake Up My Music(『アイカツ!』.2013)

「娘が一時期よく観ていた『アイカツ!』。この曲は抜群に佳いですね。おじさん好みです。それもそのはず、主人公のお母さん(元伝説的アイドル)の持ち歌でした。制作陣がいかにこの世代間の感覚差を理解しているかということ。大したものです」


18.飯島真理/ リンゴの森の子猫たち(『スプーンおばさん』.1983)

「『みんなのうた』でもお馴染みの名曲。のちに『愛・おぼえていますか』がヒットし、今でこそ珍しくなくなった声優と歌手を両立するアイドル声優の先駆けとなった飯島真理のデビューシングルに収録されています。作詞は松本隆、そして作曲は『風のノー・リプライ』と同じく筒美京平です」

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