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FEATURE

あのお店のプレイリスト|仲町台Euphonica vol.7「夏の名残り」

国内外から上質なアイテムをセレクトする仲町台町の“洋品店”「Euphonica」のオーナー井本さんが、その時々の気分に合わせてプレイリストを公開。90~00年代の音楽体験を語ってもらった際には同氏のマニアックな一面も垣間見えましたが、はたしていま興味のある音楽は? vol.7は「夏の名残り」。


Euphonicaオーナー/井本征志

「今年の9月は残暑がおとなしく、早くも秋の気配が漂いつつありますが、だからこそ夏の気配がまだわずかに残る、この中途半端な時期を存分に味わっていきたいところです」



1. Ashmute/Summer’s Gone

「選曲の理由はもうタイトルそのものなんですけど(笑)、いまの時期特有の寂寞(せきばく)感がよく描かれた一曲です。行ったことがないんですが、韓国の晩夏も日本と似たような感じなんでしょうかね」


2. Al Kooper/Jolie

「気温が多少落ち着いて過ごしやすくなってきているとはいえ、台風もよく来るこの時期はどうにも蒸します。美しいメロディと汗ばむほどの湿度を味わえるこの曲のように」


3. 鈴木真海子, Iri/じゃむ

「とにかく声に魅力のあるこの二人。実際は体験しなかった学生時代の夏、青春の夏を振り返ってしまうような、妙な心持になります」


4. Cassandra Wilson/The Weight

「個人的にカサンドラ・ウィルソンの最高傑作は『Berry of The Sun』。アメリカ南部で、地元のミュージシャンとともに製作されたアルバムです。ザ・バンドをカバーしたこの曲をはじめ、ミシシッピ川流域の蒸し暑さに没頭できます」


5. Sweet John/留給你的我從未

「コロナ対策の見事さだけでなく、いま台湾は文化の面でも無視できないほど存在感を強めています。ファッション、建築、その他デザイン…そして音楽も」



6. ヒックスヴィル/ナチュラル

「“夏”とか“秋”のようなはっきりした季節ではない、境目のぼんやりした時期。その晴天の日ののびやかさ」



7. Surprise Chef/All News is Good News

「Surprise Chefはメルボルンのインディージャズファンクバンドです。なかなか渋い音を奏でるグループで、いまの時期に心地好く味わえます」



8. 寺尾紗穂/北へ向かう

「生まれも育ちも横浜で、いまも徒歩で気軽に行けるほど実家が近いので、“田舎に帰省する”ということに強い憧れがあるんです。この曲を聴くと、夏のピークも過ぎたころ、緑豊かな故郷へ帰る……そんな脳内シミュレーションをしてしまいます」


9. Lalo Schifrin /Middle of The Night

「数々の映画音楽を手掛けたアルゼンチンの巨匠による、ディスコ調のご機嫌な一曲。アルゼンチンの音楽って、真夏というよりちょっとずれた感じがするというか、独特の涼しさがありますよね」


10. WHYNOT/無法度按捺

「現代の洗練された音楽はもちろんですが、90年代のちょっと垢抜けない台湾音楽もなかなか魅力的です。野暮ったさもひとつの味、メロウで、とろけるように甘い一曲」


11. dosii/Lovememore.

「どうやらBTSのメンバーもお気に入りらしい、韓国の男女混成ユニットdosii。シティポップの流れを汲みつつも、彼の地らしいクリーンな、しかしどこか陰鬱なフィルターを通し、懐古趣味に陥らない現代の音楽を奏でています」


12. Azymuth/Dear Limmertz

「蒸し暑いダンスフロアを沸かす、ブラジリアンフュージョンな一曲。ヴォコーダー使いがいかしてますねえ」



13. キリンジ/スウィートソウル

「夜がそこまで極端に蒸し暑くないこの時期でも、なんだか不思議と寝付けない時って若い時にはあったりしました。この曲を聴くとそんなころを思い出します。いまは全然そんなこともなくなりましたけど、どうしてでしょう」

14. Lamp/明日になれば僕は

「『9月の海は色褪せていくよ』…まさにいまの季節を描いた歌です。8月と9月、ひと月違うだけで海に対するイメージががらりと変わるのは面白いですね。全然泳ぎたくなりません」

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