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【お財布パパラッチ#05】中学以来、L字一筋 〜ジル サンダーのL字型財布〜

2019年以降、急速に広まりを見せるキャッシュレス決済。当初はコンビニのレジで「○イ○イ♪」と鳴らすことにアーリーアダプターとしての優越感を抱いたものですが、もはやそんなことはなく。いま気になることと言えば、「結局みんな、どんな財布使ってんの?」ってことではないでしょうか。昨年はキャッシュレス化に伴い「ミニ財布バンザーイ!」なんて声が聞こえてきましたが、実際どうなんでしょう?
というわけで、いつもお世話になっているショップスタッフのお財布をパパラッチ! 愛用している財布はもちろん、生活が垣間見えるカード類も見せてもらいました! まぁこのご時世なので電話でのパパラッチとなりましたが、悪しからず。

松原将平さん
「IENA EDIFICE LA BOUCLE (NEWoMan新宿店)」の看板スタッフ。いつもEDIFICEらしいクリーンなスタイリングを披露してくれる松原さん。インドカレーが好き。新宿でおすすめのお店は「まさらダイニング」。
Telephone Paparazzi #05
ジル サンダーのL字型財布

ーインスタで活躍されているのを電信柱の影からいつも見ています!
ありがとうございます(笑)。
ー自分も松原さんのように色んな服が似合う男になりたい! というわけで今回は男の磨き方…ではなく、愛用財布についてお伺いしたいのです。まず、いま使っている財布はなんですか?
〈ジル・サンダー〉のL字型の財布です。
ー出ましたジルサンダー! いやはや、お似合いですねぇ。いつから使っているんですか?
2、3年ぐらい前です。この色がとにかく気に入っていまして。このグレーっぽいようなグリーンっぽいような、他にはない色味が唯一無二といった感じで好きです。
ー見るからにこだわってるな〜という感じが伝わってきます。
あとは、この形。L字型です。サイズが小さく、薄くい点がお気に入りです。というのも、基本的にバッグすら持ちたくない性分でして、なんなら財布も持ち歩きたくない(笑)。ただそうともいかないので、最低限に収まるL字型は好んで使っていますね。
ーいつからですか?
中学生ですね。
ー中学生で! ませてますねぇ! でも、実際の使い心地はどうなんでしょう?
僕の使い方だと、お札とカードは十分入ります。ただ小銭を入れるとどうしても膨らんでしまうので、なるべく入れないように、一日の終わりに小銭を取り出して貯金するのがルーティンです。

ー自然とお金が貯まるマネースタイルですね。なるほど、ミニ財布にはそのような副次効果があるのですね。松原さんは大の手ぶら派ということは、昨今のキャッシュレスの波を難なく乗りこなしているのでは?
そうですね、かなり重宝しています。ただ基本的にはキャッシュレスですが、金額が大きくなる時は現金といった感じです。キャッシュレスだとどうしても使った心地がしなくて、気づいた時には大変なことになっていますから…(笑)。
ーあるあるですよね。「塵も積もれば」の速度が尋常じゃない。
ただ個人的には、このキャッシュレスの流れは「待ってました」という感じです。
ーやっと時代が俺に追いついてきたかと(笑)。
…(笑)。それと、キャッシュレスの波に乗ってミニ財布も増えたじゃないですか。ミニ財布ユーザーとしてはこれほど待ちわびたことはないんです。昔はこれほど種類がありませんでしたから。
ーなるほど。ちなみに今、狙っている財布はあるんですか?
手前味噌ですが、エディフィスで取り扱っている〈ラルコバレーノ〉の財布です。


ーラルコバレーノ?
はい。メゾンのOEMも手掛ける、イタリアの老舗ファクトリーのブランドです。
ーやはりコンパクトなサイズ感に惹かれたんですか?
そうです。薄型・手のひらサイズの理想の形で、最低限のカードと現金も入りますし、なんといっても色がいい。ブルーとグレーを合わせたような感じがなんとも絶妙で、気になっているんですよねぇ…。ただ、春夏シーズンの立ち上がりで欲しい服もあるので、悩んでいるところです(笑)。
ー買い物をする前の一番楽しい時間ですよね。ちなみにポイントカード類は…? 松原さんなら持たないですよねぇ。
はい。財布すら持ち歩きたくない手ぶら派ですから(笑)。