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今欲しいのはアウター以外。老舗アメカジショップで探すミッドレイヤー4選
アウターより中に着るやつが欲しい
1月も終わりに差しかかる今、冬のコーディネートもそろそろマンネリ気味。今気になるのはメインのアウターではなく、その下に着る中間着、いわゆるミッドレイヤーです。特に注目したいのは、去年に復権してたアメカジの匂いがするアイテム。今回は老舗アメカジショップ『HUNKY DORY NAGOYA』の4着をピックアップ!
ミッドレイヤーのお手本です

まずはミッドレイヤーの定番、ECWCS(=極寒冷地被服システム)第三世代のフリースジャケットをチェック。街中でもよく見かけるアイテムですが、他人との被りも気にならないほど高い完成度を誇る一着です。メインの生地には、米国ポーラテック社の“サーマルプロハイロフト”を贅沢に使用。肩や肘部分にはナイロン地を配し、脇下はストレッチ素材で切り替えています。補強や動きやすさを念頭に置いた素材使いですが、デザイン的にもかっこいいの一言に尽きる。デッドストックは年々減っているので、今のうちの確保がおすすめです。
〈エルエルビーン〉がじわじわキテる

ノースフェイスやパタゴニアなどの鉄板ブランドに比べて、これまではやや地味なイメージがあった〈エルエルビーン〉。ただ最近では古着界隈を中心に復権の兆しあり。同ブランド特有のレトロな雰囲気満点の一着はベストといえど、保温性は申し分ありません。ミッドレイヤーとしての使用はもちろん、もう少し暖かくなればスウェットやネルシャツとの重ね着を楽しみたいところ。長袖バージョンもありますが、個人的な推しは通年で活躍してくれるベストのほう。ちなみに今ならセールプライスですよ。
実は大人っぽいCPOシャツ

アメカジ好きはもちろん、幅広い大人の方にも薦めたい中間着が〈フィデリティー〉のCPOシャツです。アメリカ海軍が甲板上での作業時に着用していたウールメルトン地のCPOシャツは、男らしいイメージと共に、どこかシックな雰囲気も兼ね備えているのが魅力。まだ試したことがない方にはぜひ一度手に取ってほしいアイテムです。昨今の流れに合わせて、肩幅および身幅を広く取ったシルエットにアップデートされているので、体型を問わずに着やすい一着です。
真冬の中間着としてのMA-1

過去に何度も流行りましたが、やはりメンズにとっては普遍性を備えたMA-1。そんなアイテムを、あえて真冬のミッドレイヤーとして使うのはいかがでしょう。MA-1といえばボリュームのあるイメージがありますが、老舗ミリタリーブランドの〈ロスコ〉からはあえて中綿を入れずに仕上げた一着もリリースされています。ヘビーアウターに飽きてきた今時期であれば、スウェットパーカーを中に着込んで、上からダウンベストを羽織るような着こなしもおもしろそう。