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身体の一部と錯覚するほどの中毒性があるバックパック①ヨーロッパの気鋭〈BACH〉のTRAVELSTAR
BACH – TRAVELSTAR ¥30,780(tax.in)
iPhoneが生活全体におけるプラットフォームとして、あらゆる機能を一本の指の操作に集約させてからはや七年。それまで身の回りにあったモノの機能がタッチスクリーン一つで賄えるようになり、現在ではiPhoneは身体の一部と言っても過言ではないかもしれません。モノからデジタル、デジタルから身体へと、キーボードを必要としなくなったようにモノからの解放を意味しているわけですが、それと似たような感覚で使えるのが〈バックパック〉ではないでしょうか。
もともと打ち止めた獲物を肩の袋に担いで渉猟する狩人のために考案したとされるように、元来から両手を自由に動かすことができるのがバックパックの長所。重い荷物の負荷を体全体に分散させて、より遠くまで運べるのも然り。その身軽さに「気づいたらバックパックが身体の一部になっている」ほどの中毒性があるわけですが、最近街でよく見かける何と読むのかいまいちわからない「BACH(バッハ)」も例に漏れません。
タウンユースとして使えるフェイスでありながら、アイルランドのキルケニーでテストを繰り返し製作された機能性が鳴りを潜める「BACH」の“TRAVELSTAR”。今年から展開したモデルですが、定番のBike 2Bに比べても遜色なく、3WAYと様々なシーンに対応することができます。容量は旅行が可能な40L。スマートさを欠くショルダーとヒップベルトはボトム部の隠しポケットに仕込まれたパネルファブリックでクローズが可能で、メインには2つのストラップとメッシュオーガナイザーが装備されます。しかも、素材は耐久性と軽量性を備えたコーデュラナイロンと、山野を渉猟していた頃の自由さを削がないまま進化。
デジタルが身体に同一化されつつ今、身軽という点でバックパックが馴染まないわけがありません。ぜひ皆様もバックパックライフを送ってみてください。
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Text.Shunsuke Mizoguchi