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密かにトレンドです。今年欲しいベスト4着。
今年の秋冬はアウトドア、スポーティを背景としたベストがにわか盛り上がっているようです。この時期はスウェットやニットでは物足りない保温性の後押しに、冬が本格的に始まったらコートやシェルのインナーに、おまけに得られるのはトレンド感と活躍待ったなし。今ホットでヘビーデューティーな一着はぜひとも手に入れたいところです。
1.ダウンベストといえば

アウトドアといえばの〈ノースフェイス〉はまずチェックしておきたいところ。中でもヌプシジャケットのデザインを取り入れたダウンベストのチョイスは今渋いかも。リサイクルダウンによる保温性は言わずもがな、今となってはちょっとレトロな印象のダウンパックがむしろグッド。今年は特に買いのシーズンだと思います。
2.控えめだけど実力アリ

アメリカを代表するアウトドアブランドとはいえ、個人的にはその控えめな姿勢(デザイン)にグッと心を掴まれる〈エルエルビーン〉。秋冬の定番、フリースベストもぜひとも押さえておきましょう。厚手のシェルパフリースはしっかりと体を温めてくれ、立ち上がった首元が風の侵入を防いでくれます。それでいてアンダー1.5万円。控えめなお値段もやっぱりこのブランドの魅力です。
3.上品タクティカル

いかにもテックなディテールを持つのは〈ミーンズワイル〉の高機能中綿入りベスト。デザインはイギリス軍のタクティカルベストを踏襲しており、出自共々テクニカルかと思いきや、表地には化繊ながらもマットな雰囲気な生地を使用。街でも使いやすい上品さを手に入れました。「着てみると意外と馴染む」のはこんな一着だったり。
4.気品漂うアウトドア

最後に、ベストを着たことがない方におすすめなのは〈スティルバイハンド〉の一着。極々シンプルな見た目で、着る服を選ばない。ウールパイル生地を使っているから品の良さもある。これが某アウトドアブランドのベストがモチーフにしているなんて誰が想像できましょうか。来たる冬にはヒートテックの次にとりあえず手に取ってしまう一着になっているはず。
ちなみにヘビーデューティーと聞いて思い浮かぶのは『ヘビーデューティーの本(小林 泰彦著/2013/ヤマケイ文庫)』。名著です。ご興味のある方はぜひ読んでみてください。