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「Brooks Brothers」パーソナルオーダーサービス体験レポート①オーダー編
1818年に創業し、アメリカでもっとも歴史のある衣料品店として、およそ2世紀にわたり伝統と価値を守りつづけている「Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)」。アメリカで初めて既製服のスーツを始め、ポロカラーシャツ(ボタンダウンシャツ)を世に送り出したとしても知られているブランドです。
今回はアメリカントラッドの王道であるBrooks Brothersが店頭で行っている「パーソナルオーダーサービス」について体験取材をしてきました。
パーソナルオーダーとは、スーツやシャツで好みの素材、柄、スタイルを選び、自分のサイズに合わせて裁断、縫製を行ってくれるサービスです。パーソナルオーダー(カスタムオーダー)と聞くと、敷居が高いように感じるかもしれませんが、Brooks Brothersが行っているのは手軽に受けることができるサービスとのこと。気になっている方も多いだろうと思うので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
1.パーソナルオーダーの説明と生地の選択
今回体験取材させていただくことになったのはBrooks Brothers 青山本店。さっそく、シャツのパーソナルオーダーをする趣旨を伝えると、まずはテーブルでご担当の方からパーソナルオーダーの説明を受けることになりました。
ご担当の方、曰くパーソナルオーダーは「既製服のような手軽さで注文服のように細部まで自分のこだわりが生かし、確かな満足を得られる」サービスなのだそう。
ただ、Brooks Brothersは既成品でもバリエーションが多いので、多くの人は既製服でもぴったりのサイズが見つかることが多いとのこと。なので、あくまでもパーソナルオーダーは既製服で満足できない人、ずっとブランドの顧客だった人向けのものという位置にあるようです。ちなみに、今回パーソナルオーダーを体験する小関もよくBrooks Brothersの既製服を購入しています。
説明が終わると、まず最初にオーダーするシャツの生地を選ぶことに。定番(ベーシック)やシーズンのものを合わせて、約150種類の生地見本の中から自分の好きな生地を選ぶことができるそうです。
目移りして、どれにするか迷うなんてときは、自分の好きな生地や色を伝えるとご担当の方が相談に乗ってくれるので、スムーズにいくつかの生地をおすすめしてくれるみたいですよ。
ちなみに、パーソナルオーダーを受ける人は使う生地を決めている場合が多く、人気なのはオックスフォードのブルー、ホワイトなのだとか。
小関はファインブロードクロスのホワイトを選びました。既製服のシャツで選んだ生地を使ったものが店頭にある場合は、それを持ってきていただき、確認することもできるそうです。
次は、シャツにつける刺繍の有無を選びます。今回のオーダーでは刺繍なしを選びましたが、Brooks Brothersのブランドロゴであるゴールデン フリースやイニシャルなどを刺繍することもできます。(ただ、生地により刺繍ができないこともあるようです)
2.サイズ計測と試着
生地、刺繍の有無の選択が終わったら、ご担当の方に採寸をしていただきます。首周り、肩幅などのサイズを計測するのですが、こちらはほんの数分で終わり、すぐに採寸したサイズに近い既成服のシャツを持ってきてくれるので、そちらを試着します。
このときにシャツのフィットをトラディショナルフィット、スリムフィット、エクストラスリムフィットの3つの中から選ぶことができるのですが、今回は一番細いエクストラスリムフィットを選びました。
やはり、Brooks Brothersは既製服のシャツでも細かいサイズが豊富なので、標準体型の人であればジャストのサイズが見つかるよう。小関も見繕ってもらったシャツを試着した時点でジャストサイズでした。