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羽織るだけでキマる魔法の衣。編集部が選ぶ、この冬着たいチェスターコート。
数年前にトレンドとしてもてはやされたフェーズから抜き出て、もはや定番アウターとしての地位を固めたチェスターコート。そもそもチェスターコートとはジャケットを膝丈ぐらいまで長くしたものなので、クリーン・ミニマルな装いが主流の今にドンピシャでハマるアイテムです。
そこで今回はスタイラー編集部が選ぶ、本当に上質なチェスターコート3つをご紹介。周りと差をつけたい大学生も、年相応の服装をしたい社会人も、どうぞご覧になってくださいませ。
素材感が他とは段違いなチェスターコート
niuhans – MELTON WOOL COTTON CHESTERFIELD COAT ¥97,200 (tax inc.)
SUPER 140’Sという最高品質のウールを用いた『niuhans(ニュアンス)』のチェスターコート。SUPER〇〇とは番手(糸の太さ)ではなく、繊維の一本一本の太さを平均化した数値で、この数値によって発色や風合いも変化していきます。
羊の飼育段階から気合を入れて作らなければ出来上がらない品物をふんだんに使ったこちらのコートは、それはそれは高品質。伝統的な様式を踏まえたディテールがしっかりと備わったデザインは、カジュアルシーンでもビジネスシーンでもキマってくれます。着ていれば「それどこの?」と聞かれること請け合い、それだけ雰囲気抜群な一着なので、一張羅が欲しい方はぜひ。
日常に馴染みつつ、着るだけで日常を豊かにしてくれるチェスターコート
STILL BY HAND – チェスターフィールドコート ¥51,840 (tax inc.)
シンプルを謳うアイテムに限って、可もなく不可もないようなのっぺりしたものが多いけど、『STILL BY HAND(スティルバイハンド)』のプロダクトはそんな素ぶりをまるで見せない、語りどころの多いシンプルなプロダクトを作り続けているのが魅力の一つ。こちらのチェスターコートも例に漏れず、そんなブランドの良さが滲み出ている一着。
高級ウールをフェルト状に加工し起毛させ、毛の長さを切り揃え、さらに毛羽をプレスする『ビーバー加工』により、表面の風合いと肌触りの良さを最大限に引き出していて、一撫ですれば着たいと思わせてくれる表情に。チープなアウターは裏地が肩までだけだったりするけど、これは全体に裏地が貼られているから袖通りもよく保温性もバッチリと、見えないとこへのこだわりが詰まった仕様です。シンプルイズベストという言葉も、これを着てからなら納得。
仕立ての良さが品質の良さだと、再確認させてくれるチェスターコート
EDIFICE – ウールカシミアチェスターコート ¥54,000 (tax inc.)
セレクトショップの中でも落ち着き、上品といったワードが似合う『EDIFICE(エディフィス)』のアイテムだけあって、ご覧の通り落ち着いていてとことん上品な雰囲気。秘密は名前にもあるように、カシミアを混ぜたウールを使っているから。滑らかな肌触りに加えて軽さもあり、コートで肩が凝るなんて体感とは程遠いような着心地に。
テーラードの意匠を用いた仕立てのシルエットは、立体的で肩や腕にストレスを感じることなく着用できます。だからこそ下にジャケットなどを着てももたつかないので、ビジネススタイルからカジュアルシーンまで、冬場はとにかく頼りになる一着。
襟付きと合わせてとことん綺麗めに、カットソーやパーカー、スニーカーと合わせればそれだけでシティボーイの完成とオフシーンはもちろん、スーツと合わせても浮かないビジネスシーンでも活躍してくれるチェスターコートは、男性諸氏なら着ない手はないのでは?
気になるアイテムがあった方はぜひ担当スタッフの方に質問してみたり、試着の予約をするなど気軽にコミュニケーションをとってみてくださいね。
Text.スタイラー編集部