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意外と知らない?オーセンティックな海外ブランドのニットをご紹介します②
Tシャツ一枚に羽織りもの、なんてことがしんどくなり、いよいよ冬の様相を呈してきました。薄いカットソーを重ね着せずとも一枚で保温性を確保でき、インナーも一枚で済ませられるニットが本格的に欲しくなってくる時期です。
がしかし!店頭でよく見るあの海外ブランドのニット、“オーセンティック”ということは知っているけれど、それ以外はあまり知らないという方が多いはず。ということで今回も、アメリカ・ヨーロッパから厳選したアイテムをセレクトする「RAWDRIP2nd」協力のもと、数あるブランドの中から3ブランドのニットをご紹介。作りの良い老舗のニットをチョイスしたので、ぜひ買い物の参考にしてみてください。
・間違いない組み合わせ「Barbour White Mountaineering」
1894年ジョン・バブアーが英国の港町サウス・シールズにて創業したブランド「Barbour」。渋みの極みを感じるオイルドジャケットがあまりにも有名ですが、現在は英国王室御用達の世界中に知れ渡っているブランドです。もともと北海の厳しい海で働く漁師や労働者のために服を作っていたことから、“服を着るフィールドは全てアウトドア”とする「White Mountainnering」と相性が良いのは必然。
Barbour White Mountaineering – Finhara Crew Sweater Navy ¥48,600(tax.in)
それによってできたのがこちらのニットです。3種類のパッチワークが特徴のクルーネックニットはいい意味での古さと新しさが共存した印象。異なるゲージを絶妙なカラーリングで切り返しているあたりに両者の相性の良さとセンスを感じます。これ一枚で他にはない存在感を発揮できるのは言うまでもありません。
・インディゴ染めの糸に特化した英国ニットメーカー「ORIGINAL BLUES」
インディゴ染めの糸を使用した製品に特化した英国のニットウェアメーカー「ORIGINAL BLUES(オリジナルブルース)」。1979年より続く英国のニットメーカー「MICHAEL ROSS」のセカンドラインです。ロープ染色によりインディゴ染めを施した糸を用いて伝統的なアランセーターやガンジーセーターなど、モダンなデザインの製品まで幅広く展開しています。
ORIGINAL BLUES – Cotton Rollneck Sweater Indigo ¥21,600(tax.in)
こちらはネック、袖、裾がくるっと丸まっているデザインが特徴のコットンニット。ウールではなく、コットンなのでデザイン相まってリラックス感ありです。またインディゴで染色しているため、ニットでありながら経年変化を見ていける楽しみなども。ぜひこの時期にに一枚で着たいですね。
・創業100年以上の歴史と伝統を誇る「HIGHLAND2000」
創業100年以上の長い歴史と伝統を誇るニットメーカー「HIGHLAND2000(ハイランド2000)」。品質の良いニット製品作りに欠かせない技術が失われつつある現在、英国中央に位置するノッティンガムにある工場で、一つ一つ丁寧に手編み機を用いて、伝統的な特殊技法を守りながら生産を行っています。製造する製品にはすべて100%ナチュラルな英国製純毛を使用し、優れた技術から生まれるクオリティーの高い上質な肌触りが特徴です。
HIGHLAND2000 – Cotton Linen Crew Neck Sweater Navy Stripe ¥13,824(tax.in)
素材はリネンファブリックの最高峰といわれる英国産アイリッシュリネン×コットンを使用しており、吸汗発散性に優れ、サラッとした肌触りに仕上っています。そのため夏以外のシーズンで重宝できる汎用性が魅力。シルエットもジャストフィットなので合わせる服を選ばない気軽に着て欲しいニットです。
上記、各アイテムから豊富なカラーバリエーションが確認できるので好みの色を見つけてみてください!実際に確かめたい方は、ぜひRAWDRIP2ndまでどうぞ。
RAWDRIP2nd
東京都渋谷区神宮前6-29-2 助川ビル2F
TEL.03-3486-8677 OPEN.11:00-20:30
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Text.Shunsuke Mizoguchi