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ニューエラにはないレトロ感。春コーデに足したい〈クーパーズタウン〉のBBキャップ。
「キャップ=ニューエラ」だけじゃない
キャップと聞いて多くの方が連想するブランドといえば〈ニューエラ〉。言わずもがな、MLBの公式サプライヤーとして知られる王道ブランドですが、ややスポーティーなイメージが強いのも事実です。
もう少し落ち着いた雰囲気で被れるキャップを探している方におすすめのブランドが〈クーパーズタウン〉。コアなアメカジファン以外には馴染みが薄い響きかもしれませんが、野球の聖地と言われるニューヨーク州・クーパーズタウン発のキャップ専業ブランドです。
気分は50年代のニューヨーカー。レトロ感に“全振り”したBBキャップ
〈クーパーズタウン〉が得意とするのは本場アメリカで脈々と受け継がれてきた古き良きオールドスタイルのキャップです。その一番の売りは質実剛健な素材使いにあり。表地に使用している12~13オンスのウールフランネルは、タフさと柔らかさを兼ね備えているのがポイントです。被るほどに頭に馴染む感じはぜひ一度体感してほしいところ。レトロな雰囲気に全振りした生地は表面が毛羽立ってくるくらい使い込むと、もっとかっこよくなっていきます。

デザイン的には余計なパーツとも言えるアジャスターがない分、後ろ姿はすっきり。サイズ感が不安という方も、頭囲57.7cm〜60.6cm程度まで対応する4つのサイズの用意があるので自分に合ったサイズが見つかるはず。

冬用のイメージが強いウールフランネル素材ですが、ショップスタッフさんによると、通気性が良く春先も問題なく使えるとのことです。バイザー裏をオリーブカラーで仕上げるセンスがまた渋い。個人的に目を引かれたのはツートーンの配色のグレー×ネイビーでしたが、他にも味のあるカラーが入荷しています。
最後に、ロイヤルブルーのカラーを見て「ドジャースってLAじゃないの?」と思った方向けにベースボール豆知識を少々。実はこのキャップのモチーフは“ブルックリン・ドジャース”。本拠地がLAではなく、まだブルックリンにあった時代(※1932年~1957年)のドジャースです。ちなみに同チームがワールドシリーズで悲願の初優勝を遂げたのが1955年。そんな記念すべき年のキャップを再現したのが今回の一品というわけです。
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