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DEAR SKATINGがTERRoIRに少量入荷 ストリートスケートの基盤を垣間みることができるアイテムたちは必見
「DEAR SKATING」のTシャツがTERRoIRに少量入荷。80年代後期~90年代前期のストリートスケートシーンで活躍していたプロスケーターらが、スケートビデオで着用していたアパレルやファッションに着目したブランドだ。マニアックでありながらも、その時代のシンボリック的なモノ、人を切り取るセンスを一つ一つのアイテムから感じ取ることができる。
H street team TEE ¥6,696(+tax)
こちらは、TERRoIRの店長自らが「このクロスされた矢印がたまらない。」と、当時のスケートシーンを目の前にありありと浮かぶように語ってくれたアイテム。左胸ポケットのロゴは今で言えば「シンプルなボディにワンポイントのアクセントになっている」と形容されそうだが、スケートの創世記のど真ん中でヒーロたちを見てきた同氏にとってはそうではないのだ。各人にとっての思い出もデザインされているのが同ブランドのアイテムだ。その時代を知る人にとって当時抱いていた憧れが懐かしみのあるものになっているのではないか。
もちろんそれを知らない人には、これらアイテムのルーツを知ることで“ストリートスケート”の基盤を垣間みることができるはずだ。スケートで街を颯爽と走っていく姿がここ2年ぐらいで多く見受けられるようになったのは、ストリートの代名詞であるキャップがまず流行り、徐々に“基盤”へと進んでいっているからのように思える。
何かを始める時、誰でも初心者だ。初心者だからこそ、それがどのようなモノなのかわからない。だから、“ストリートスケート”の深みへの入り口がこのTシャツであってもいいのだ。TERRoIR店長も「カルチャーを知るきっかけになれば嬉しい」、「そして、友達に自慢してほしい」とも語っていた。現在様々なジャンルのブランドを取り扱う同氏ならではの言葉だ。ストリート、モード、アウトドアなどを織り交ぜて楽しむ日本ならではのファッションスタイルで、多種多様な人に様々な「カルチャーを知るきっかけになれば嬉しい」と思う。
当時のシーンが蘇り再燃してきた方、グラフィックに惹かれて気になった方、まずはTERRoIRへ行ってみよう。
TERRoIR
東京都渋谷区神宮前3-21-12 中田ビル2F
TEL.03-6721-1567
Text.Shunsuke Mizoguchi