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ディレクターHが教えるシャツの選び方② シーン別編
シャツの選び方 〜活用シーン編〜
いよいよGWも近づいてきて、旅行や帰省などのお出かけの計画を立てながら身も心も高揚してきている方も多いのではないでしょうか?
この時期のファション業界はと言いますと、国内のブランドの2016AWの展示会も佳境を迎え、早くも次の秋冬のトレンドや売れ筋アイテムに目を向け始めます。また、ショップに目を向けてみても、春夏物のアイテムもほとんどが入荷していて、より取り見取り一番買い物を楽しめる時期です。
・その日のシーンを意識してシャツ選び
ところで、私事になりますが、先週からシャツに関する記事を書かせて頂いていることが影響しているのかもしれませんが、一週間のコーディネートの中でシャツを着る機会が増えてきました。(STYLERのインスタグラムを見て頂いている方には言わずもがなバレているかもしれませんね。。。)
そんな中、自分がコーディネートをする際に何を意識しているのかを考えてみたのですが、重要な要素の一つとしてその日のシーンを意識しているなと。つまり、スケジュールを意識しているなと思うわけです。そこで今回は、前回の生地からもう一歩進んで、『シーン別のシャツの選び方』をご紹介していきます。
では実際に、スケジュールに端を欲するシャツ選びを3つのシーンに大別してご紹介していきます。まずは誰も避けられないであろう、ビジネスから。
1.ビジネス
ビジネスシーンではもちろん上着としてジャケットを着用することが多いのですが、胸元でチラリと見えるシャツ、またはジャケットを脱いだ時のシャツって気を使えているかの差が意外と出やすいんですよね。もちろん、ジャケットやネクタイとの相性もありますが、ここで選ぶべきシャツは以下の通りです。
・襟
レギュラーカラー、ワイドカラー、ボタンダウン、スナップダウン、ホリゾンタルカラー
・生地
ブロード、シャンブレー、ヘリンボーン
2.ビジネスカジュアル
一概にビジネスカジュアルといっても実は定義のようなものはなく、クールビズと同様曖昧な概念になっているかと思います。ただ一つだけNGなのが、デニム。なのでここでは、スラックスやチノパンの着用シーンを想定してシャツを選んでいきます。
・襟
レギュラーカラー、ワイドカラー、ボタンダウン、スナップダウン、ホリゾンタルカラー
※基本的にネクタイでもノーネクタイでも、シャツの首元に関してはビジネスシーンと同様のものを選んであげましょう。イメージとしては、シャツは変えずにセットアップからジャケパンするような感じです。
・生地
ブロード、シャンブレー、ヘリンボーン、オックスフォード、ツイル、鹿の子
3.カジュアル・オフの日
カジュアル・オフの日ともなれば、むしろ定義などあるはずもなく、それぞれの方が思いのままにファッションとして自己表現してください!
しかし、やはりビジネス・ビジネスカジュアルに近い服装だと自分的にも相手から見ても気が張ってしまいます…。私もオフの日にドレスシャツは着たくないし、なんとなくそれだけでおしゃれに気を配っていない人のように見られてしまう可能性もありますよね。。そこで気をつけるべきはシャツの生地より、シャツの印象が決まる襟。カジュアルな印象がある襟を選びましょう。
・襟
ボタンダウン、ラウンドカラー、ノーカラー、タブカラー、ナロースプレッドカラー、ショートポイントカラー
・生地
コーディネート次第ですが、基本的にはどの生地を選んでも大丈夫です!
編集後記
こうやってシャツを想う時間が多くなると、必然的にシャツへの物欲が湧きます。。。
ここ最近まではノーカラーやタブカラーのシャツが個人的には好きだったのですが、今はなんとなくクラシックなボタンダウンシャツに目がいっています。まぁそんなこんなで、着たいシャツが変わればそれに準じてアウターやパンツの嗜好も変わっていくのがファッションの面白いところですよね。
次回はシャツのコーディネート的な部分にもう少し組み込んでいこうと思うので、お楽しみに!
Text.Director H