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ディレクターHのファッション講座① コーディネートの基本は『色の4原則』
ファッション講座なんて大きく出てしまい、さっそく何を綴っていこうか悩むところではあるのですが…最初なので、まずはコーディネートに関してを私Hの経験から学んだことを綴ってみようと思います。
コーディネートというと、何となく「洋服をたくさん持っていないと…」と連想してしまい、敷居が高いように思われがちです。でも、そんなことは決してないんです。“おしゃれは自己満足”というような言葉があるように、その人が組み合わせた一つ一つの全てがコーディネートになるんです。
ベージュ×ダークグレー×レッド×ブラウン
誰もが家を出るときにその日の気分や場面、天候などを想像しながら服を選んでいくと思います。「今日はプレゼンがあるからネクタイの色は赤にしてみよう」「初めてのデートだから奇抜すぎない格好をしよう」と、それぞれ思い思いにクローゼットを眺めながら洋服を選びますよね。実はその一つ一つがコーディネートの本質なんです。それさえ見失わなければコーディネートは完成したも同然。
結論を言うと、コーディネートに正解はないし、不正解もありません(もちろん最低限のTPOは大切ですが)。例えば、スーツを着用すべき会社にも“おしゃれだな”と思う人はいるように、ルールや習慣の中で何か思いをもって服を選ぶことでコーディネートは完成されていきます。
なので今回から、ちょっと意識するだけで“おしゃれな人”に近づける、そんなコーディネートのコツを《ディレクターHのファッション講座》と題してご紹介していきます。まずは『色の4原則』についてです。
1.コーディネートの基本は『色の4原則』
ネイビー×グレー×ホワイト×ブラック
服を選びながらなんとなくまとまらない、家を出てウィンドー越しに自分を見てコーディネートに違和感を覚えたり、なんてことがありますよね?私もよく服を買うようになり、最初は店頭で良いなと思ったものを手探りに買っていた中で、次の日に家でその服を着ようとして全く手持ちの服と合わなかったり、組み合わせが思いつかなかったりした経験が多々あります。そんな時は、雑誌を見て真似してみたり、店頭の店員さんの見よう見まねでコーディネートを組んでみたりと、試行錯誤の連続でした。
そこで生じたのは、そもそもそんなにたくさん服を持っていないということ、そして洋服を真似するために買った費用分だけ財布に優しくないということ…。たしかに、雑誌に載っている洋服を全身購入すれば、ある程度サマになるということはあります。だからと言ってそればかりをしていたら、お金が無くなるのはもちろん、コーディネート能力も身につきません。そんな時にぜひ心がけて欲しいのが、『色の4原則』。私自身も毎日これを心掛けて身支度をしています。
ネイビー×ブラック×ブルー×グレー
例えば、家の内装をイメージしてみてください。見渡した時に壁や家具の色がある程度揃っていると、なんとなく洗練されておしゃれに見えませんか?コーディネートに関しても同様で、無作為に多くの色が溢れていると、なんだか変になってしまいます。色もデザインもごちゃごちゃした服装をしていてもおしゃれに見える人も私の周りにもいますが、そんな中でも基本的には4色以下でコーディネートを組んでいるように思います。
なので、ぜひ、「今日はこれを着よう」と思ったアイテムをまず決めて、全身で靴やカバンも含めて、4色以下になるようなコーディネートを実践してみてください!これだけでコーディネートに統一感が出て、全体がすっきりと見えてきます。ちなみに、ディレクターHのオススメは、青・ネイビーや黒をメインカラーに据えること。それでは、来週もディレクターHのファッション講座をお楽しみに!
PS.ディレクターHがどうやらinstagramを始めたようです。こちらでおしゃれ旋風を巻き起こしている模様。
Photo.Yuya Iwasaki, Text.Director H