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編集部のおしゃれは足元から始まっているのか?革靴 VS スニーカー#STYLER編集部のこれ買いました。
今週から毎週土曜日に掲載していく編集部企画 #STYLER編集部のこれ買いました!アイテム単品の写真が中心だった以前までの記事も、いよいよ手足や胴体を収めた記事へ。身銭を切って手にいれた愛用アイテムを各々が好きなスタイリングでエピソードを交えてご紹介していきます!
今週は、靴です!一張羅のアウターや温かさを求めたトップスなど、上半身に気を使いがちな冬のファッションの足元をキャッチ。はたして編集部のおしゃれは足元から始まっているのでしょうか。どうやら革靴派とスニーカー派がはっきりと分かれた模様。ぜひチェックしてみてください!
– 編集長Yの3足
こちらは年末にアメリカで購入した『NIKE (ナイキ)』のKILLSHOT 2。J.CREWの別注モデルらしく、それっぽいカラーリングとレザー・スウェードのコンビが魅力的な一足です。ラストワンサイズだったので、10と大きめなのですが、大人しいデザインなので逆にその大きめの方がギャップがあって良い感じかもとか思っております。
高校時代からのマイ定番である『VANS (ヴァンズ)』のオールドスクール。特に大好きな黒スウェードに白ラインのオーセンティックなモデルはどんなスタイルにもストリート感を演出してくれるので◎。ちなみに、こちらはビリーズコラボモデルでソールにチェッカーが入っているのですが、履きすぎてもはやほぼ消えております。ただ悲しいことに多分、夏までソールが持たないので近々買い足し予定だったり。。
勢いで買ったは良いもののまだまだ履きこなす姿が見えてこない『Nike × sacai』のダンク。どんなスタイルにもそのボリュームで存在感を示してくるじゃじゃ馬ではありますが、きっと履きこなせたときは最高にカッコいいはず…。着こなすとかではなく、むしろダンクに寄せていく感じでしばらく自分を変えていきたいところです(?)。
– ライターSの3足
グレーとネオンイエローのコンビにストリートを感じる、撮影当日におろした『VANS(ヴァンズ)』のエラです。エラ VS オーセンティックの抗争に5年前には自分の中で決着はつけていたはずなのですが、何気なく“VANS 蛍光イエロー”で検索をかけたのが最後。もともと蛍光イエローが好きな自分がそのビビッドに惹かれてマイサイズ違いでも買ってしまった逸品です。また、配色の珍しさがポイントになっているだけに合わせるパンツを選んでしまう曲者。今のワードローブで攻略できるアイテムがグレーのスウェットパンツぐらいなので、ミリタリーブームに乗って相性が良さそうなカーキのカーゴパンツを買おうかと思っています。
いやー写真で見てもかっこいいですね、『NEW BALANCE(ニューバランス)』の993です。自分の記憶では“ハズし”という言葉の一番最初の火付け役が同ブランドではないでしょうか。そのブームがあってか、故スティーブ・ジョブズのお馴染みのスタイルもかっこ良く見えたのを覚えています。スーツにニューバランス、デニムにニューバランスと、どんなスタイルにも新たなバランス感を与えてくれるパートナーです。ニューなバランスを加えるといった字義ではなく、履き心地にフォーカスを当てた意味合いだと思いますが。今季は男らしくミリタリーパンツと積極的に合わせていく予定です。
ここ何年間のAIR MAXシリーズで一番自分にしっくりきている『NIKE(ナイキ)』のAIR MAX 2014。ゆるめの格好をしがちな自分に少しのモードを与えてくれる存在です。VANSのスリッポンやオーセンティックをよく履くのですが、気分を変えたい時にはボリューム感のあるこれに決まりです。つまり、スタイリングにおける“トップスにボリュームがあるなら足元もボリュームを出す”という法則はあまり気にしません…。着たいものを着ているだけのような気がします。HOW TO系の記事も勉強して書かなきゃいけないですね。。
– ディレクターHの3足
気がつけば週に1回は必ず履いているのが『SPECTUSSHOECO.(スペクタス)』のシューズ。SPECTUSSHOECO.は3足持っていますが、どれもブランドらしい”他にありそうで、ない”アイテム。靴紐の代わりにワイヤーをダイヤルで調整してフィットさせるこのタイプは、革靴のようでもあり、スニーカーのようでもあるので唯一無二。ほどよくボリューム感もあるので、コーディネートのバランスもしっかり整えてくれます。今年の買い足し候補の筆頭です。
今はなきブランドのアイテムですが、所有している靴の中で数少ない『BROWN(ブラウン)』のシューズ。ぶっちゃけ、この靴のせいで他のBROWNの靴がなかなか買えません(笑)Beauが「だて男、しゃれ男」、Snobが「紳士気取りの人、俗物」を意味し、18世紀の終わりから19世紀初頭にかけて、イギリスのファッション界の権威的な存在であったブランメルの言葉「街を歩いていて、人からジロジロと見られている時は、君の服装は懲りすぎているのだ」をブランドの基本概念としているので、トラッドなダンディズムと確かなものづくりを表現していたが故に、今でも愛するブランドの一つです。
磨きがいのある靴とはまさにこの『MAKERS(メイカーズ)』の靴のことでしょう。イタリア産の高級なベビーカーフで作られたこのシューズは、個人的にはAldenのものより高評価。コードヴァンよりも磨いた後の輝きが素晴らしいので、納得いくまでついつい時間を忘れて磨き上げてしまいます。また、この靴の渾身の完成度が故にMakersのデザイナーも評価する一足で、その証にMakersのシューズで初めて名前がついた一足。”REGINA”とついた名前は格好よさもありながら、愛らしい名前。その名前のように今後も生涯をかけて愛情を注いでいくことは間違いありません。
革靴かスニーカーか、だけでなく、カジュアルにデニムやコットンパンツか、スラックスか、もどうやらはっきり分かれていたみたいですね。何はともあれ、誰がリメイクしたか分からないLevi’s 501 CTを即決断・即購入してしまう編集長は達観しています。来週もぜひお楽しみにください!
Text.STYLER編集部 Y,A,S