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今シーズンデビューの注目ブランド「ESSAY」のピックアップアイテムをまとめてみた
今シーズンスタートした注目の新鋭ブランド「ESSAY(エッセイ)」。デザイナーはUniversity of the Arts London卒業後、今はなき原宿キャットストリートの老舗go getterに勤め、Edwina Hörlにて経験を積んだ加瀬隆介と、同大学を卒業後、DUNE SHOWROOM、Nid tokyoに勤め経験を積んだ竹井博秀。“古着”と“モード”の対極にいる二人が東京から発信するミックススタイルに魅了され、STYLER MAGでは4回にわたり同ブランドを紹介してきたが、今回はせっかくなので今まで紹介してきたアイテムをまとめてみたいと思う。
入荷したら即完売?今シーズン、デビューした「ESSAY」の背中に風を纏うバルーンシャツ
最初に紹介したのは、ファーストコレクションのテーマ「PAGE1」を象徴するようなバルーンシャツ。素材にはしっかり強度のあるコットンを採用し、後ろ身頃の内側にあるコードアジャスターを調節する事で着用の際に背中に膨らみが生まれる立体的なシャツは、ブランドのアイデンティティを示したとも言えるアイテムです。
また、左腕部分の無地のワンポイントパッチもポイント。あえて、無地にしたというパッチにブランドの意向を感じることができますね。このシャツは一番人気で、どこのお店も完売しているので、もし見かけたらお早めに。
話題沸騰中の新鋭ブランド「ESSAY」より、ストリートからモードまで 振り幅の広いハーフジップブルゾン
次に紹介したのは、デザイナー二人の“モード”と“古着”の経験が存分に反映された、ハーフジップブルゾン。NFLのトレーニングウェアをインスピレーションにデザインされており、素材はツヤ感と滑らかさが特徴的なキュプラコットンを使用。
所謂“ジャージ”のようなスポーティーな印象を排除し、中綿を入れることでソフトな着心地、保温性もしっかりと併せ持ったアイテムとなっています。左側に配されたサイドジップや、首元のESSAYの刺繍もニクい、振り幅のあるブルゾンなので、主役級のアイテムを探している方はぜひ。
新鋭ブランド「ESSAY」より、絶妙なカラーに目を引かれるフォーマルタイプのカラーレスシャツ
続いて紹介したのは、絶妙なカラーに目を引かれるフォーマルタイプのカラーレスシャツ。高密度の上質なコットンリネン素材を使用した厚みのあるシャツで、カーディガンのような見た目なのでブルゾンとしても着用することができます。
天巾を狭く設定しているので通常のノーカラーシャツよりもVの字の角度を鋭くなっており、テーラードジャケットのインナーとして着用しても品が損なわれないのが嬉しいところ。レイヤードすることで真価を発揮するシャツなので、秋だけでなく真冬にも活躍してくれるアイテムだと思います。
新鋭ブランドESSAYが提案する、ストリートの雰囲気と高級感を兼ね備えたセットアップスタイル
次に紹介したのは、カシミア混ウール素材を使用した高級感のあるダブルのオーバージャケット。旬なサイズ感に加え、絶妙な丈感や袖口の切りっぱなしなど、ブランドの“らしさ”を存分に感じられる1枚となっている。
同素材の3タックテーパードパンツも展開しているので、ぜひそちらと合わせて着用することをおすすめしたい。今シーズンはESSAYのストリートの雰囲気と高級感を兼ね備えた唯一無二のセットアップスタイルで、着飾ってみてはいかがだろうか。
注目の新鋭ブランド「ESSAY」が提案するミニマルなウールキャップ
最後に紹介したのが、ロゴや柄などを一切使用せず、ミニマルに仕上げたウールキャップ。
モードとの相性はもちろん、カジュアルなスタイルと合わせてもコーディネートを引き締めてくれるアイテムとしてかなり活躍してくれそうな予感です。
連日に及ぶ、ESSAY推しに驚いた方もいるかもしれないが、STYLER MAGでは新しく出てきた良いブランドは積極的に紹介し、いろんな人に知ってもらいたいと思っている。本当良いブランドだと思って紹介しているので、記事を読んで購買までつながったという人はぜひ著者にこっそりとでも教えてくれると嬉しい。
引き続き、STYLER MAGではESSAYに注目し、次のデリバリーが始まったらまた各アイテムを紹介していくので、お楽しみに。
Text.Yuya Iwasaki