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機能美こそ男のロマン。至れり尽くせりな機能服で全身コーディネートするの巻。
華美なデザインもいいのだけど、男子たるもの無言の主張とも呼べる、いぶし銀な魅力を持つプロダクトにも惹かれてしまうもの。分かる人には分かる良さを、自分は分かってるという優越感がいいのでしょうか。ともあれ、ファッションにおいての「分かる人には分かる」プロダクトは、やはり機能的な服が担っていると思うのです。
分かりやすい、ファッションを意図したデザインではないアイテムなのに、どこか惹かれてしまう佇まい。そんなアイテムたちでスタイリングして、ファッションを成立させられたらどうなるんだろう…。ということで今回は、編集部が選んだ機能的な服で全身スタイリングしてみました!アウターからボトム、スニーカーまで選んだので、自分が着たらどうなるかの妄想と、アイテムにまつわるアレコレを楽しみながらご覧くださいませ。
アウター:S.E.H KELLYのトレンチコート
[SALE] S.E.H KELLY – BRITISH RIPSTOP VENTILE TRENCH COAT ¥142,128
アウターには、千歳船橋のセレクトショップ LICLEの鶴田さんが提案してくれた『S.E.H KELLY(エスイーエイチケリー)』のトレンチコートを。機能性のあるアウターだからと言って、シェル系を出すのは安直ということでこちらをピック。今週の企画、「売れた=良いもの?」でも鶴田さんが存分に魅力を語ってくれていたように、トレンチにしてこの高機能はおかしいレベル。濡れない、裂けない、暖かい、かっこいい…あらゆるポジティブな形容詞の生みの親ァッ!!(ジャスティスッッ!!)
インナー①:STILL BY HANDのブルゾン
STILL BY HAND – ミニリップストップ インナーブルゾン ¥27,000 (tax inc.)
インナー①には、大阪のセレクトショップ Eight Hundred Shipsの菅さんが提案してくれた『STILL BY HAND(スティルバイハンド)』をピック。アウターのトレンチは前を開けて着ることを想定したので、インナーにもwind break要素を求めました。ただのシャカシャカブルゾンでは熱を生み出してくれないのですが、こちらはシンサレートの中綿入りなのでほっかほか。カフスライクなボタンも見せつけて行きましょう。
インナー②:DEEPER’S WEARのシャツ
DEEPER’S WEAR – HANDSUP SHIRTS ¥10,800 (tax inc.)
インナー②には、ALLYOURS STORE の髙橋さんが提案してくれた『DEEPER’S WEAR(ディーパーズウェアー)』のHANDSUP SHIRTSをピック。シャツでも機能的なモノ、あるんです。生地表面に汗や水分、汚れのシミが見えにくくする効果があり、いつでもシャツのイメージであるクリーンな印象を与えられます。通年使えるアイテムなので、いつ買っても満足度高いですよ。ブルゾンから見える襟がポイントになるかと。
ボトム:Dr.Frankenのナイロンテーパードパンツ
[SALE] Dr.Franken – Dr.Pants Artirosa ¥16,848 (tax inc.)
ボトムには学芸大学のセレクトショップ LINKSの酒井さんが提案してくれた『Dr.Franken(ドクターフランケン)』のDr.Pants Artirosaを。東レが開発したトンデモ高機能素材を使っており、高度のストレッチ性と撥水性を実現。この手の機能素材を使ったボトムってスポーツライクでチープに見えたりするのですが、こちらは深みのある色合いで高級感すら感じます。綺麗なシルエットも相まってスラックスのような感覚で使えますよ。
靴:LUNGEのスニーカー
LUNGE – Adagio ¥34,560 (tax inc.)
靴には仲町台の洋品店 Euphonicaの井本さんが提案してくれた『LUNGE(ルンゲ)』のAdagioをピック。靴って何だろうと立ち返ると、やはり快適に歩くためのものだと思います。原点回帰した時に良さを実感したのがこちらのスニーカー。あまりの履き心地の良さに試着体験レポートまで作ってしまうほど、編集部一同惚れ込んでいる一足です。定量的な魅力も多いのですが、ここはとにかく履き心地がすごいとだけ言います。ぜひEuphonicaでご試着を。帰りはこれを履いて帰ることになるので、履いてた靴を入れる、大き目のカバンで行くことをお勧めします。
いかがでしたか?気になるアイテムがあった方は上記のボタンから、ぜひ担当スタッフに質問してみたり、試着の予約をするなど気軽にコミュニケーションをとってみてくださいね!
Text.ライターA