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イチから始める夏のファッション – 最初はボトム選びが重要です
今回から“イチからファッションを始める人”に向けて、夏のファッションのハウツーをスタート。この時期にファッションに興味が出たけど、何から買っていいか分からないという人は是非参考にしてみてください!
1.1年の中で夏は最もファッションを始めやすい時期
夏は暑くてファッションに気を使うのが面倒だけど、1年の中で最もファッションを始めやすい時期でもあります。それはメンズのコーディネートはトップス、ボトム、シューズの少ないアイテム数で完成するからです。コーディネートも難しくないし、他のシーズンと比べて予算も少なく済むので、夏にファッションを始めるというのはかなりオススメです。
2.夏のファッションはボトム選びが重要
最初はどうしても目立つトップスを中心に買いたくなってしまいますが、ファッションで大事なのは土台を作ることです。ボトム(下半身)のコーディネートはファッションの土台としての役割があり、コーディネートの印象の大半を決めます。なので、まずはボトムを最初に選んで、それに合うトップスを買っていくのが◎です。
理想はボトムを2〜3本買って、それに合うトップス(Tシャツ、ポロシャツ、長袖・半袖シャツ)を5~7枚買うこと。夏のトップスは1度着たら洗濯しないと着れませんが、ボトムは週に2~3回は着用できるので、予算が少ない人はボトムに重点を置いてお金を掛ける方が良しです。正直、夏はボトムが良ければ、トップスはパックTなどの無地Tシャツでもokなので。
3.トレンドのボトムを知る
ボトムはコーディネートの土台であるが故にトレンドが色濃く反映されるものです。パッと見はどこが違うの?みたいな微妙な差でも実際着てみるとかなり印象が違ったりするので、まずはボトム選びをする前に今のトレンドを勉強していきましょう!
・シルエットはテーパードが人気
ボトムのシルエットはテーパードがトレンドです。テーパードとは裾に向かって、徐々に細くなっていくシルエットのことで、スキニーのようにぴったり足にフィットするのではなく、細身ではあるものの腰回りから太ももまでに少しゆとりがあるもののことを言います。
今年はデニム、チノ、イージーパンツなど様々なボトムがこの“シルエット”でリリースされており、テーパードを履くだけで“今っぽさ”が出るので、最初の1本にはかなりおすすめです。
・丈はクロップドかジャスト
ボトムの裾丈はクロップド(9分丈)が人気。シューズとボトムの間に軽く靴下が見えるくらいの丈ですね。
このトレンドを受けてか、ここ数年はボトムを買っても裾上げせずにロールアップするという履き方が主流でしたが、今シーズンからはちゃんと裾上げしてジャストサイズにする人が増えました。また、ジャストサイズと言ってもワンクッションではなく、靴の履き口に触れるくらいの丈というのがポイントです。
・人気なのはデニム、イージーパンツ
今シーズン、トレンドのデニムがやはり一番人気。先シーズンまではリジッド、ノンウォッシュが主流でしたが、今シーズンからは色落ち(ホワイトウォッシュ)や、ダメージなど加工されたものを履く人が増えています。
他には、イージーパンツや、軍パン(ファティーグパンツ、カーゴパンツ)、スラックスなども人気が出ています。
4.最初におすすめしたいボトム
最初の1本なら、やはりテーパードのボトムです。トレンド感が出やすく、Tシャツとも相性が良いので、おすすめです。
また、最低でもボトムは2本欲しいところですが、出来るならその2本は雰囲気の似たものを選ぶのが◎です。雰囲気の違うボトムを選ぶと合うトップス・合わないトップスが必ず出てきてしまうので、服の持ち数が少ないうちは、雰囲気の似たボトムを揃えて、どちらのボトムにも合うトップスを買っていく方がコーディネートが増えて良いと思います。
例えば、デニムならノンウォッシュとホワイトウォッシュ、チノパンとファティーグパンツなど。カーゴパンツやショーツなどコーディネートの雰囲気を変えるボトムは3本目からがベターです。
それでは、今回はこれで終わります。次回はトップスについて書くのでお楽しみに!
参考記事
今シーズンのトレンドボトム「テーパードパンツ」とは?
最近よく聞く、Levi’s®の66(ロクロク)モデルってなに?
ボトムのトレンドは9分丈!ポイントはちょい見せです
これからの季節にぴったりな、SAVE KHAKI UNITEDのチノ
Text.Yuya Iwasaki