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ロンT感覚でラフに着たい。〈シュプリーム〉のボーダーコットンニット #地味シュプ

街中で着用者を見ない日はない〈シュプリーム〉。ただ、ど真ん中のボックスロゴや派手なコラボものはちょっと着るのが気恥ずかしい……。今気になるのは、膨大なアーカイブに埋もれつつある地味なシュプリーム、いわば「地味シュプ」。編集部員・杉山が購入した一品をご紹介していきます。


地味シュプ06_10AW「Striped Sweater

何度か連載でも書いているように、特に好きなのが2010年付近のシュプリーム。今回のニットがリリースされた2010年の秋冬シーズンを振り返ってみると、そもそもコレクション全体が今よりも地味…(ほめてます)。オーセンティックなアメカジのアイテム群に何らかの要素を足すのではなく、シュプなりに引き算している感じに惹かれているのだと改めて思います。

今回のボーダーニットもブルックスブラザーズ辺りがリリースしそうなトラッドな配色ですが、シュプリームからリリースされることで、ストリートの文脈で着やすくなっているのが面白いところ。

ネイビー×レッド×ベージュの配色が渋いコットンニット。ハイゲージのニット生地だけど、ドレッシーというほどではない。ジョンスメの24ゲージくらい?

2009年頃から何シーズンか継続して見かけた筆記体のSマークロゴ。あまり認知されていない感があるので、ワンポイントとしてはかなり地味。

そもそも、ロンTやスウェットの影に隠れがちなコットンニットというアイテム自体がなんだか最近の気分です。長引くコロナ禍の中で、ただ楽ちんなだけの服ではなく、きちんとよそ行き感がある服を着たい欲求が高まっているのかも。チノパンに合わせる直球のコーディネートだけでなく、ディッキーズの874に合わせて、このニット特有のお坊ちゃん的なニュアンスと相殺させるようなコーディネートも試してみたい。


FACY編集部・杉山

最近は2015年に〈シュプリーム〉のデザイナーに就任したマックス・ヴァンダーウッド・グロスが過去に手がけていた〈プロパーギャング〉のアイテムも気になっています。アイテムを買い揃えたら“地味プロギャン”の紹介記事も書こうかな。企画倒れ感すごいけど。

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