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さすがに地味すぎ?初期シュプリームのジップブルゾン #地味シュプ
街中で着用者を見ない日はない〈シュプリーム〉。ただ、ど真ん中のボックスロゴや派手なコラボものはちょっと着るのが気恥ずかしい……。今気になるのは、膨大なアーカイブに埋もれつつある地味なシュプリーム、いわば「地味シュプ」。編集部員・杉山が購入した一品をご紹介していきます。

#地味シュプ02_90s(?)のジップブルゾン
前回も書いたとおり、最近のちょっとした趣味になりつつある地味シュプ探し。今のイケイケのシュプリームもかっこいいのですが、個人的に好きなのは初期〜2010年代半ばくらい。今回メルカリで見つけたのは(たぶん)90年代のスタンドカラーのジップブルゾン。リリース年こそ分かりませんが、アメリカ製なのでかなり初期なのは間違いないはず。見つけた瞬間に「あー、なんかこういうの出してた!」と懐かしい気持ちになってしまい、思わず購入。現在のシュプとは真逆を行く、ど地味なデザインにそそられます。
今思い返せば、シュプリームが登場してきた当初、特にかっこよく感じたのは、スケートブランドなのにクリーンでミニマルな雰囲気を併せ持っていたところ。〈サンタクルーズ〉や〈パウエル〉といった、こってりしたテイストのスケートブランドがメインだった中、こんな素っ気ないアイテムをさらっとリリースするシュプリームはかなりクールに見えたものです。
とはいえ、大事に取っておくことはせずに、がんがん着倒す予定です。さらっとした着心地なので今時期の上着としても普通にいい。しかし、今回はさすがにマジで誰にも気づいてもらえなさそうです。次回はもうちょっとシュプ感アピールできるやつにしようかな……。

FACY編集部・杉山
初期のシュプリームを調べている際に知ったのが、レジスターナンバーを入力して製造元を調べることができるRN Databaseの存在。これ、初期シュプdigにも役立ちそう。