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スニーカー以上ブーツ未満。デニムに合うレザーシューズ4選
気軽に履ける革靴が欲しい
相変わらずスニーカーもよく履くけど、気分は革靴に移行中。気になるのはドレス寄りではなく、カジュアルな着こなしに合わせられる革靴です。フォルムはぽってりしていて、ちょっと野暮ったいくらいの一足がむしろグー。今回はいつものデニムに気負わず合わせられる革靴をピックアップ。なかなか渋い4足が揃いましたよ。
クラークスは“ロック”のほうも要注目

カジュアルに履ける革靴ブランドの筆頭として、まずチェックしたいのが〈クラークス〉。ここ数年で再び着用者が増えたワラビー以外に目を向けるなら、デザートブーツは外せません。同ブランドのお家芸とも言えるクレープソールではなく、あえてのコマンドソールというのが新鮮なデザートロック。デザートブーツを今っぽく履くなら、足元にボリューム感を出せる“ロック”のほうがおすすめです。
渋すぎる名作をアップデート

なんとも愛嬌のあるフォルムが目を引く〈サブソル〉の一足。おそらく元ネタは90年代に流行した〈エアウォーク〉の名品「OUTLAND YAM」でしょう。あの年代特有のレトロな雰囲気をキープしつつ、履き心地は現代的にアップデート。しかも、オリジナルで。独自のゴム配合によるアウトソールを作ってしまう日本ブランドはそうそうありません。ちょっとダボッとしたアイスブルーのデニムに合わせたい一足。
実は老舗過ぎるブランドでした

恥ずかしながら初めて知りました。〈クオディトレイルモカシン〉は1909年にアメリカ・メイン州で創業したメーカーだそう。〈エルエルビーン〉のモカシンの製造も手がけていたと聞けば、安心して足を通せるというものです。しなやかなスウェードのアッパーを支えるのは、泣く子も黙るビブラム社のアウトソール。ここらで間違いないモカシンシューズが一足欲しい方は必見です。
もはや“野暮ったい”は褒め言葉

やっぱり色は使いやすい黒がいいという方は〈リプロダクションオブファウンド〉の一足をチェック。デザインのベースは90年代のイタリア軍が採用していたオフィサーシューズ。丸みを帯びたUチップのフォルムにスマートさは一切ありませんが、それがいいんです。普段のデニムに気負わず合わせるなら、この野暮ったさはむしろマッチするはず。