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ほどよい加減で現代的にモディファイされたMA-1をピックアップしてみました。
昨年からものすごい勢いで街に広まった「MA-1」。渋谷なんかで街行く人を見ているとまるで軍隊のように列を成して歩いていく、なんてことはなく、現代っぽくアレンジされているのでファッションアイテムとして非常に盛り上がりを感じます。日本のファッションの特筆である“ミックススタイル”も健在で眺めているだけで物欲が…。
そこで今回はミリタリーアイテムとしてのMA-1ではなく、ファッションとして今っぽく着やすくアップデートされたMA-1をピックアップ。どれもベースのディテールを忠実に再現しながらも、ブランドらしさを上手く表現したものばかりです。直感でピンときたら買いです。なが〜く着ていけるのがこのアイテムなので…。ぜひぜひ、ご覧ください。
・男らしさとスタイリッシュが共存するMA-1
DELUXE – BUFFALLO ¥46,440(tax.in)
まずは「DELUXE(デラックス)」のMA-1。こちらは初期ベースのディテールにこだわった、男心をくすぐるポイント満載のMA-1です。ウール100%の丸リブや酸素マスクのコード類をクリップするためのオキシジェンタブ、左腕のシガレットポケットなど、思わず一人でニヤニヤしてしまいそうな出来。
そんな男心をくすぐられた後にやってくるのは、女心をくすぐりそうなオリジナルのボーダーフランネル生地のライニング。保温性はばっちりですが、積極的に着脱してギャップを見せ付けていきましょう。ミリタリーの男らしさをバランス良くスタイリッシュに緩和している、同ブランドらしい一着です。
・デッドストックの色味がたまらないL2-B
GOOD OL’ – L2-B ¥39,960(tax.in)
続いて「GOOD OL’(グッドオル)」のL2-Bです。…あれMA-1じゃない?そうなんです、見た目は似ていますが細かなディテールで違うんです、実は。例えば、ポケット。ジップ仕様MA-1に対してこちらはフラップ仕様。あとはこちらにはありませんが1965年以降に取り外されたエポレット、MA-1より薄手、などなど…。それはさておき。
こちらは80’sのデッドストックナイロンツイル生地を採用したもの。当時使われていたであろうこの生地、抜群に味があって実にカッコイイです。綺麗すぎず、薄っぺらい雰囲気になりすぎず、ミリタリーを地で行くような迫力の出方も丁度イイですね。また裏地にはThinsulateを使用しているので、MA-1より薄くても保温性もバッチリ。色味に惚れてしまった方はチェックすべしです。
・リバーシブルにも着れる万人に勧めたいMA-1
BEDWIN & THE HEARTBREAKERS – MA-1 JKT “DUFFY” ¥43,200(tax.in)
最後は「BEDWIN & THE HEARTBREAKERS(ベドウィン&ザハートブレーカー)」がMA-1をベドウィン風にモディファイしたもの。ボディーは撥水加工のかかった高密度のポリエステルタフタを使用し、中裏は表地同素材での配色仕様がされています。
何と言っても特徴はリバーシブル仕様。そのためにダブルプルスライダージップを取り付け、裏はウィンドフラップにベルクロを付けアップデート。サイズスペックを現代的にリシェイプしているため、MA-1特有の太めのアームホールが苦手な人も取り入れやすそうです。中にはしっかり厚めの中綿が入っているので、シンプルな見た目ながら保温性も確保された、万人が着れる一着と言えます。
いかがでしたでしょうか?どれも着やすく長い間着ていけそうなMA-1ばかりです。今後も着れるけど、着るなら今年から、という気がします。ぜひブームに乗って、街をクルージングしちゃってください。
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Text.Shunsuke Mizoguchi