NEWS
インナーを着こまなくてもいいおすすめコートとは…?〜ダッフルコート編〜
秋冬の買い物でやりがちなのが、アウターで奮発しすぎてインナーに着るモノがない、ということ。コートは脱ぐものだから、インナーにも気を抜けないのは分かりますが、逆にお金をかけなくていいように、インナーを着こまなくていいコートを買うというのも選択肢の一つではないでしょうか。
そこで今回から二回に分けて、インナーを着こまなくていいような保温性のあるコートをご紹介していきます。まずは第一弾、ダッフルコートからどうぞ。
・王道のダッフルコート「Gloverall」
Gloverall – MONTY 585/52 ¥78,840(tax.in)
まずEight Hundred Shipsからのテイアンは、「Gloverall」のダッフルコート。大戦当時、イギリス軍のモンゴメリー大佐が愛用していたことで付けられた名前のこちらは、イギリス軍が正式採用していたモデルのディテールを取り入れた復刻版的デザインです。リアルミリタリーやワークを出自とするウェアならではの実用的ディテール満載の普遍的なコートはさすが王道と呼ばれるだけはあります。
・名門「INVERTERE」の最高グレードのダッフルコート
INVERTERE – NEWTON ABBOT ダッフルコート ¥159,840(tax.in)
続いてEuphonicaからは、名門「INVERTERE」のダッフルコートの中でも最高グレードを誇る“NEWTON ABBOT”。往時のエルメスのダッフルに使用されていた世界に数台しか現存しない生地の織り機を用いて生み出された極上のヘリンボーンを使い、イングランド国内で仕立てたコートです。ごくベーシックなデザインと、そしてやや長めに設定された着丈。こちらもGloverallと同じく、王道を感じさせます。40、50代まで長く着たい一着ですね。
・「ID DAILYWEAR」のスーパー100’Sの上質なメルトンダッフルコート
ID DAILYWEAR – SUPER100’S DUFFLE COAT ¥75,600(tax.in)
DAILYSHOPからのテイアンは、「ID DAILYWEAR」によって色別注されたスーパー100’S の上質なメルトン素材を使用したもの。王道であるダッフルコートは着る年齢によってなんとなく野暮ったさを感じさせますが、こちらは程よくシャープなシルエットで着やすさ抜群です。肉感と適度にハリがあるメルトンは着用したラインがはっきりと出るため、それがまた綺麗なシルエットを際立たせます。
・[Milok]らしい解釈で作られた美麗なダッフルコート
[Milok] – LONG DUFFLE COAT/HARRIS TWEED ¥105,000(tax.in)
最後は[Milok]Flagship shopから、同ブランドらしい解釈で作られたダッフルコート。[Milok]のスタンダードとなるチェスターコートのパターンを採用しているため、少し長めの着丈あいまってAラインが美麗に見えます。素材はハリスツイード社生地に特別にジャギー加工を施した、服好きな方ほど驚かれる柔らかさが特徴のオリジナル素材。ファスナーはTALON社が復刻をしているWELDES製を使用とこだわり満載です。
もともと北欧の漁師が作業着として着ていたものとして、手袋をしながらの作業を強いられる漁師のために合理的な作りになっているダッフルコート。大きめに設定されたパッチポケットや、ボタン掛けがしやすいトグルなど、年を重ねて機能性に惹かれてでしょうか、個人的にも機運の高まりを感じるアイテムです。さて次回もインナーいらずのコートが盛りだくさん。楽しみに待っててくださいね。
※この記事はこちらのイライを参考に書いています。気になるアイテムがあった場合や、もっと詳しく知りたい人はリンク先から各ショップにメッセージを送ってみてくださいね。
Text.Shunsuke Mizoguchi