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ビジネスカジュアルをベースにした、男心をくすぐるノームコアなシャツを集めてみた

昨年から究極の普通と訳される“ノームコア”という造語がファッション業界において出てきた。なにも奇抜な洋服を着て他人との差別化を図るのではなく、シンプルなスタイリング、例えばジーンズにTシャツにスニーカー、といったようなありふれたアイテムでアイデンティティーを主張することだ。ファッション性を加味するとまた違うだろうが、時代の寵児だった故スティーブ・ジョブズやザッカーバーグがその代表だ。

いずれにしても、スタイリングがシンプルであることが“ノームコア”の原則だ。アイテム一つ一つがそうであるならば、ファッションフリーカーが次に目をつけるのは素材やパターン、ボタンなどディテールでの差別化なのは必然だろう。今年の春夏にブームを巻き起こしたデニム素材はもちろん、無地のビッグシルエットもその流れがあってのことだったように思う。

では次は何か…ということになるが、まずはビジネスでもカジュアルでも併用できるシャツを本日はご紹介したい。シーンを選ばないのはもちろんのこと、ボタンの開閉で気候に対応できるのも便利なのがシャツ。一見普通に見えるけど「なんかこの人洒落てるな」そんな“ノームコア”を思わせるモノを洋服のプロからテイアンしてもらった。男心をくすぐる、そんなアイテムが集まったので是非ご参考にどうぞ。

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CURLY BRIGHT SHIRTS ¥15,984(tax.in)

ROLからのテイアンは、CURLY(カーリー)のシャツ。素材は同ブランドが得意とするカットソー生地、コットン・ポリエステル素材のオックスジャージを採用している。表面の毛羽を抑えることでシャープな雰囲気に仕上げているため、カットソー生地だと一見しても分からないところが男心をくすぐるポイントの一つ。

もちろんシャツというアイテムながら、生地の収縮性がノンストレスな着心地を可能にしているのもうれしい。小ぶりな襟、小さめのカフス、高級感のあるシェルボタンなどのディテールは、カジュアルからドレスアップまで様々な着用シーンの助けになってくれるので、生地ともに幅広くノンストレスでいられるアイテムとなっている。

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EEL ランカラサン ¥15,984(tax.in)

Euphonicaからのテイアンは、EEL(イール)のシャツ。ラウンドカラーが特徴のこのアイテムはアップデートを繰り返した結果3バージョン目となり、“ランカラサン(ラウンドカラーサン)”と名付けられている。その名の通り襟が丸くなっているが、丸いといっても少し角が取れている程度なのでフェミニンな印象になりすぎることはない。

胸ポケットも特徴の一つ。一般的なパッチポケットでなく、ペン挿しと見間違えかねないほど幅の狭い玉縁ポケットとなっている。この2つの仕様により、カジュアル仕様のデザインシャツでありながら過度にくだけすぎずクリーンな印象を保持。ラウンドカラーは大人の男性が着るとハズしかねないところだが、“ランカラサン”はそうはならない絶妙なさじ加減なので、是非挑戦してみてほしい。

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Design Complicity

Connecter Tokyoからのテイアンは、Design Complicity(デザインコンプリシティ―)のベーシックシャツ。そのまま土に還りそうな生地の色使いが印象的なのもそのはず、テンセルという規定外繊維を65%使用した生地は土に還った時に微生物が食べて「消える」らしく、環境に考慮したシャツになっている。

また、左襟のデザインは本体に縫い目がなく一体化した仕様になっており、素材の特性である「消える」ということをメッセージとして暗示しているかのようにも思える。ディテールとしてまず見られる襟元のみならず、実はシャツ全体が“普通に見えて普通ではない”ところが、環境問題についての話の発端にもなりそうなアイテムだ。

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ID DAILYWEAR 15AW HIGH NECK SHIRT ¥18,360(tax.in)

DAILY SHOPからのテイアンは、ID DAILYWEAR15AWコレクションからハイネックシャツ。素材は60/1コットンタイプライターを使用しており、シャリ感が印象的。昨年に引き続きブランドからのプッシュが多いアイテムの一つがタートルネックだ。今シーズンも欠かせないアイテムとして、カットソーではなくシャツにそのディテールを落とし込んだものとなっている。

今の時期、シンプルなスタイリングでもこのシャツ一枚でネック部分が存在感を放ってくれるので安心。秋冬にはインナーとして活躍するのはもちろんだが、カットソーではないシャツからのアプローチを活かしたい。他の合わせるアイテムでカジュアル〜ドレスの濃淡を調節して、今まで持っていたワードローブの違った表情を引き出してみよう。


男心をくすぐるアイテム群はご参考になっただろうか。結局のところ、外に向いていたベクトルが内側に向かっているというのが“ノームコア”なのかもしれない。でも外へのベクトルは少し残して個を主張したい、というのがファッションとしてのそれでもある。この潮流が一過性のものなのか、はたまたブームとして終わるのか定かではないが、誰もが着ているシャツというアイテムで、“今”こそ違いが分かる男を演出してみよう。

※実はノームコアとはNYを拠点に活動するK-HOLEのレポート「YOUTH MODE」から生まれた言葉だ。このレポートはHPからダウンロードすることができるので、気になる人はぜひそちらもチェックしてほしい。

この記事はこちらのイライを参考に書いているので気になった方は是非覗いてみよう。

Text.Shunsuke Mizoguchi

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