NEWS
カジュアル・フォーマルどちらでもイケる、長く愛用できるメンズの革靴ブランド3選
ご好評をいただいた「おしゃれは足元から。日本ブランドの履きやすい革靴3選」に引き続き、本日もSTYLERより靴のまとめをご紹介。「カジュアルとフォーマルに使えて、長く履ける靴を」とのイライに対して、履きやすさをフィーチャーした前回とはまた違ったプロのテイアンが集まった。
今回は一目見ただけで、産地、製法などの工程の違いがわかる革靴をぜひお楽しみいただきたい。「おしゃれは足元から」とはよく言ったもので、どうやら職人の靴作りに傾ける情熱、志向は変わらない模様…。
・東京らしさを感じさせる、BLOHMのローファー
BLOHM HOMIES RAT ¥33,599(tax.in)
まずamplampからはBLOHMの現代感漂うローファーをテイアン。「SHADE OF TOKYO」のコンセプトをもとに、無国籍都市、東京のカルチャーの陰に隠れた物、事、を消化しデザインするブランドだ。
ルームシューズを彷彿させるこちらのローファー。アッパーはコーデュロイ素材を使用、インソールなど内側は全てレザー仕様となっており、表裏・異素材のハイブリッド感が東京らしさを感じさせる。ソールはグリップ力に優れ耐摩耗性も高いビブラム社製。脱力感のあるビジュアルでありながらも確かなクオリティーを持つ一足となっている。
・「適度な新鮮さの感覚」を大切にするファクトリーブランドのプレーントゥシューズ
marchercher bluter plane to shoes ¥34,560(tax.in)
続いてSynapse natifからのテイアンは、 marchercher(マーシェルシェ)のプレーントゥシューズ。歩く、市場、探す、のフランス語を組み合わせた造語をブランド名に冠し、「適度な新鮮さの感覚」を大切に履物の発祥の地である浅草を拠点に靴作りを展開するファクトリーブランドだ。
素材は、 高級感漂う上質な牛革のスムースレザーを採用。イタリア靴に多いマッケイ製法を施しており、コバは短く、且つ軽量化が図られている。またヒールカウンターを使用せず、柔らかく着脱にも優れた仕様になっているため、カジュアルな雰囲気が前面に出つつも、フォーマルなスタイルとの相性も良い。ファクトリーブランドならではのクオリティ、コストパーフォマンスに優れた一足となっている。
・アメリカのローファー専業ブランドが作る、大人のためのローファー
OLD PORT MOCCASIN PENNY LOAFER WITH LEATHER SOLE SCOTCH GRAIN ¥48,600(tax.in) → ¥39,960(tax.in)
最後はSELECT STORE SEPTISより、OLD PORT MOCCASIN(オールドポートモカシン)のペニーローファー。アメリカのローファー専業ブランドが作る往年の名作のエッセンスを盛り込んだ一足は綺麗に積み上げられたレザーソールと肉厚でタフな型押しレザーのカーフを使用し、上品さとカジュアルさを併せ持つ雰囲気。
内側はレザーのライニングを施し足入れがしやすくなっているが、型崩れしにくい堅牢な作りとなっている。また、ローファーのキモとも言えるモカ縫いはアメリカの熟練職人によって手縫い仕上げに。まさに“大人のためのローファー”と呼ぶにふさわしい逸品は、アメリカ製の本格靴の中では価格も魅力的なのも嬉しいところ。
各ショップからのテイアンはいかがだっただろうか?上質な靴を買うなら汎用性の高いモノがいい、と思う人がほとんどのはず。前回同様、デザインともに長く愛用できる靴が集まったように思う。「玄関に備えておきたい」そんな靴が見つかったらうれしい限りだ。
この記事はこちらのイライを参考に書いているので、ぜひご参考に!
おしゃれは足元から。日本ブランドのシンプルで履きやすい革靴3選
Text.Shunsuke Mizoguchi