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着たいのは頭ひとつ抜けた定番。周りと差がつく、ネイビーのタートルネックニットはいかがでしょうか?
前回も取り上げたように、トレンドとしてちやほやされるフェーズから1歩抜き出て、今や秋冬の定番としてのポジションに返り咲いたタートルネック。しかし、マスにウケてくると安かろう悪かろうな品もちょくちょく出始めます。ニットなのに、首元がチクチクして着心地が悪いなんていうのは言語道断です。
そこで今回は本当に上質なネイビーのタートルネックニットをまとめてみました。どれも生地や編みにこだわったプロダクトなので品質は抜群。さらにネイビーということで着回しやすさも◎。きっと秋冬ワードローブのスタメンになってくれるはずです。ではどうぞご覧ください。
もはや素肌で着たいほどの着心地、でもレイヤードスタイルにも活躍するモックネックニット
juha – HEAVY RIB KNIT ¥30,240 (tax inc.)
学芸大のセレクトショップ LINKSの酒井さんが提案するのは、『juha(ユハ)』のヘビーリブニット。ただでさえ肌触りの良いメリノウール、その中でも全体の10%〜15%ほどしかとることのできない希少な素材、スーパーファインメリノウールを使用したニットです。
生地にはぬめり加工を施しているので、着心地は肌に吸い付くよう。これだけでもニットとしては最高品質なのに、両サイドにはジップのスリットを配して、レイヤードスタイルも楽しめる仕様に。タートルネックではないけど、編集部的にはどうしても推したかった一着です。
とことん良いニットが欲しい人はこちらから詳しく見る
ハンガリー発、ニット専門ブランドによるいつまでも飽きのこないタートルネックニット
KELE CLOTHING – LAPUS ¥20,520 (tax inc.)
仲町台の洋品店 Euphonicaの井本さんが提案するのは、『KELE CLOTHING(ケレクロージング)』のLAPUS。海外のニットブランドなので、あまり耳馴染みはないかも知れませんが、着れば身体に馴染むのがこちら。
裾と袖口のリブを浅く設定し、絞りもほとんどとっていないため、どこかカットソーのような雰囲気も醸しつつ、伸びの良いウール素材なのでニットとしての保温性もバッチリ。直線的にストンと落ちるシルエットは流行り廃りに左右されず、いつまでも秋冬の冷えた身体を温めてくれます。
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ある目的のためにデザインされた、老舗ブランドのタートルネックニット
GUERNSEY WOOLLENS – Traditional Polo Neck Guernseys Knit ¥25,812 (tax inc.)
神戸のセレクトショップ wienの高田さんが提案するのは、『GUERNSEY WOOLLENS(ガンジーウーレンズ)』のガンジーセーター。寒く厳しい仕事を余儀なくされる漁師用のニットとして作られたこちらは、風を通しにくく、保温性も高く、湿気にも強いという本格派仕様。
裾部分や袖の合わせ目部分がパネル状のガーター編みが施され、単色ながら存在感あるデザインも◎。最初はタイトながらも着れば着るほど体に馴染むシルエットで、消耗品ととられがちなニットのイメージを覆してくれるほど職人気質な作り込み。
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100年の歴史が詰まったタートルネックニット
OUTDOORkintwear – THE NAUTICA ¥27,864 (tax inc.)
代々木上原のセレクトショップ LILYの加藤さんが提案するのは、『OUTDOORkintwear(アウトドアニットウェア)』のTHE NAUTICAL。同ブランドはイギリスで100年以上続く老舗のニットブランドというだけあって、その品質は折り紙付き。
ピュアウールが持つ柔らかさ、温かさを過不足なく感じられるシンプルな佇まい。このシンプルさはきっと、同ブランドがイギリス軍にニットを卸しているということへの自信の表れなのか、それにしても作りの良さはさすが老舗とも言えるほど確かです。
質実剛健なものに惹かれる方はこちらから詳しく見る
いかがでしたか?どれも作りは一級品、あとはデザインの好みや着心地次第かと。上記のリンクから提案してくれたショップスタッフとメッセージのやり取りができるので、気になるものがあればまずは問い合わせてみてくださいね。
Text.スタイラー編集部