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今年アパレル業界を盛り上げた2015年にデビューしたブランド3選
今年もあと残り2ヶ月となり、今週末に控えているハロウィンが終わればいよいよ年末モード。季節の移り変わりは振り返ればいつだって早かったと感じるものですよね。いちファッションメディアであるSTYLER MAGとしてみれば、今年一年買ったモノたちを振り返りながら「今年もたくさん買ってしまったな。。」と懺悔の思いを抱きつつも、パーッと散財してスカーッとさせる所存です。
そんなまだまだ購買意欲が盛んな仲間に捧ぐテーゼを、冬のスタイリングが本番になる“今”捧げます。まだ買ってない冬に備えるための洋服のブランドが、これからご紹介するところで決まるかもしれません。では、聞いてください…「今年アパレル業界を盛り上げた2015年にデビューしたブランド3選」。
・AURALEE(オーラリー)
徹底的に素材に重きを置く「AURALEE」。2015SSに〈自分たちが思う本当に良いと思う素材を追求する〉をコンセプトにスタートしたブランドです。シンプルなデザインの洋服だからこそ、素材がその服を良くも悪くもしてしまうという考え方も至ってシンプル。であるが故に、実際にプロダクトを見てもその熱量の高さに驚かされます。
素材を作るはじめの原料の段階からデザイナー自身が“デザイン”に介入するのがその表れ。また素材が最大限発揮できる色味への理解も、また然りです。オーセンティックかつ高い素材感の洗練された洋服は、気取らない強さを提案しています。
・ESSAY(エッセイ)
同世代のデザイナーからもかねがね注目を集めていた「ESSAY」。今シーズンの2015AWにデビューを果たした“THE新鋭ブランド”です。80-90’sに見られる特有のカルチャーのダサさとカッコよさを、上手く“今”の気分に寄せて試験的デザインに落とし込んでいるのが特徴。
細かなディテール・シルエット・スタイルは、モードと古着の対極にいるデザイナー二人自身の立ち位置がしっかりと考えて作られています。今季を象徴するバルーンシルエットの左腕部分ワンポイントパッチにはブランドネームを記載せず、それ自体をブランドネームとするセンスと今後への気概を感じます。デビューして間もないながらセレクトショップの反響も想像以上ということで、今後も大きな期待を持って待ちわびています。
– 独自開催「ESSAY WEEK」に行われた今シーズンアイテムほぼ網羅した記事
・THEE(シー)
〈セレクトショップの空間の中において、空気のような究極のベーシックを提案する〉というコンセプトのもと、2015年AWに本格的にデビューを果たした「THEE(シー)」。“スタイリングのキーアイテムを有名ブランドで揃え、無地のインナーなどをファストファッションで購入するような消費者のマインドを変えていきたい”という冷え切った世間の購買意識へ訴えかけるような同ブランド。
縫製やパターンメイキング、着心地にとことんこだわり、一切の無駄を省いたアイテムは一見の価値ありです。また兵庫県の産業を活性させたいという思いから、素材には地場の産地を中心としたものを使用している点にも要注目。春夏の究極のベーシックを追求するために「THEE」から提案された、真夏でもさらりと着れるボイルビエラ生地も記憶に新しいです。今後も新たなベーシックの礎として何を打ち出してくるのか楽しみです。
いかがでしたでしょうか?これらのブランドは今年盛り上げただけでなく、間違いなく今後もアパレル業界を潤してくれるブランドたちです。デビューして1年目のアイテムを持っていると優越感に浸れたりなんかり。是非LOOKもチェックしてみてくださいね。
Text.Shunsuke Mizoguchi