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【先週のベストキックス】 〈NIKE〉のエアマックス1 プレミアム 〜vol.7〜
FACYで先週もっとも売れた一足を紹介する「先週のベストキックス」。第7回目となる今回は〈NIKE〉の「AIR MAX 1 PREMIUM」です。
この一足から伝説が始まった
1987年3月26日。この日付を見て、ピンとくる方はかなりのスニーカーフリーク。スニーカーがひとつのカルチャーに昇華するに至ったのは、このモデルがあったからこそでしょう。この日、エアマックスの初代である「エアマックス1」がリリースされました。
〈NIKE〉のアイコニックな技術である“エアー”自体は、78年リリースの「エアテイルウインド」に搭載されていたものの、外見からはそれがわからない。内部のエアーを可視化する、いわゆる“ビジブルエア”のデザインを纏って世にデビューしたのが、こちらの「エアマックス1」。
同モデルのリリース後、「90」や「93」といったモデルを挟みつつ、社会現象にまで発展した「95」~「97」あたりへと熱狂も加速していきます。そのご先祖様にあたる“初代のエアマックス”は今見ても色褪せない魅力を持った一足です。
スポーティさを払拭した、素材と色使い
素材やカラーを変えて、今日まで何度もリリースされるのは、歴史上の価値だけでなく、そもそものデザインの完成度が高いからでしょう。今回の一足のような、スポーティなイメージを払拭するような素材と色味も許容します。
ライトブラウンの色味とダックキャンバスのような素材感が、どことなくアメリカのワークブランドを思わせるようないい雰囲気。ジャージやトラックパンツなどではなく、真っ先にデニムや軍パンに合わせたくなるエアマックスというのも、なかなか他に思いつかない。
エアマックスシリーズの中では、比較的ボリューム感が少ないのも、使いやすくてグッド。新しい季節に合わせて、何か一足欲しいという方は、秋仕様に着替えた“エアマックスのご先祖様”をぜひお試しあれ。
STADIUM(スタジアム)
住所: 東京都渋谷区神宮前3-27-3
営業:12:00~20:00