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【編集部ブログ】「ちょっといい?」の一言もいらないPragliでオンライン雑談が生まれやすくなった件。
たまには服、映画以外のネタにも触れようかなと。
テレワークが始まり、Zoom、Google Meetなどのオンライン会議ツールを使っています。ただ、決まった時間に形式的に集まるのではちょっとした雑談もしづらい。一歩譲歩して常時接続するにしても「オンライン会議ツール」という用向きが与えられたツールの前では気が引ける。
社内でも随一の雑談の多さを誇る(誇っていた)FACY編集部は、「ちょっといい?」から始まるカジュアルな会話ができない点に課題を感じていました。そこで、「ちょっといい?」を可能にするツールとして見つけたのが「Pragli」です。
Pragliとは、テキストや音声だけでなく、Zoomなどと同様にビデオでメンバーとコミュニケーションを取れるビジネスアプリのこと。メンバーは各自アバターを作って管理し、各ルームを行き来してだれだれとコミュニケーションが取れるようになります。
実際の画面。(左)各ルーム、(真ん中)ルーム内にいるメンバーのアバター、(右)テキストのチャット領域。
ルームはそれぞれ目的を設定できるので、例えば「media」ではメディアチームが集まって音声(またはビデオ)を使ったオンライン会議、集中したい人は「silent-room」に入って音声も何もかもシャットダウンするなどができます。レゴ風のアバターは急にできたニキビを隠す変わり身の術として機能(化粧をしていない女性陣も安心)。
なので、ひとたび(音声チャットしていいと定めた)ルームに入ればそこにいるメンバーと気軽に会話が可能。ルームに入ること自体が話しかけられることの同意を意味しているので「ちょっといい?」もいらないっちゃいらない。たまに相手が不在で虚空に一人喋っていることもありますが。
マイアバター。最初は似せようと試みたがパーツが足らなかったので諦めた。
思わぬ収穫としては、相手側のタイピング音も少し聞こえるのですが、無音が苦手な人にとってはほどよい雑音環境になるんですよね。いわば、身近な人が自然(意図せず)と発信するラジオ。時たまエンターキーがうるさいメンバーもいるわけですがそれもご愛嬌(笑)。
というわけで、メンバー間でのテレワークをやりやすくするだけでなく、作業時間にほんのり彩も加えてくれるPragli、おすすめです。ただここまで書いておいてなんですが、PCのスペックが低い人はファンが爆回りするなんて声もあるので激しくおすすめとは言えません…。音声チャットに限ってはオンラインゲーム界隈でよく使われる「Discord」もあるので機会があればお試しあれ。