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【編集部ブログ】インスタライブでその人の声を初めて聞いた時のこと。
コロナ禍で変わったことと言えばインスタグラムの上の部分。アプリを開くたびに誰か一人はインスタライブで何かを発信している(特に夜間は多い)。(勝手に)フォローしている人と「いま(時間)」つながっている感覚を味わえるのは楽しいものだが、やっぱり「ここ(場所)」の感覚がないと物足りない。「埼玉スーパーアリーナアァアア!!」という煽りをそこで聞くのとDVDを通して聞くのとでは大違いであるように、時間を共有している感覚が乏しい。その意味でインスタライブの体験のピークは、発話側に質問をして返答をもらえた時(?)。
そういえばインスタライブで気づいたもう一つのことといえば、声は不思議ということだ(なんだそれ)。それまでその人の容姿とその人が書いた文章以外知らなかったのに、ここにきて初めて声を聞くという人が増えてきた。と同時に、より興味を抱く人も増えたし、関心が薄くなった人もいる。「へぇ、そうなんだ」、「あ、そうなんだ」といった具合に。
勝手すぎてあれなのだが、要は音声という媒体そのものがそういった性質を持っているのだと思う。(これ以上は勉強が必要なので何も言えないが)視覚よりは音のほうが主観的というか、心理的というか、生理的というか。たしかにラジオを聞いている理由もそこにあるかもしれない。内容はなんであれ、とりあえず聞き続けられる(番組もある)。
最近、編集部ではラジオを始めたので自戒の念を込めて(と言ってもどうしようもないのだが)。勝手にQ&Aやっちゃってます。いわば裏FACY。お暇な時にでもどうぞ。