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花見している風景にマッチングした春アイテムを独断と偏見でピックアップしてみる。
ちょうど今週の火曜、東京の桜が開花したという情報を受け、さしてやる気はなかったものの急に花見がしたくなってきた3月終盤。毎年寒いからやる気なし、だけど、刹那に咲く桜のパワーに押し負けてなんだかんだ今年も桜と対面してそうなので、そこに自分がいる風景を思い浮かべて着ている洋服を独断と偏見でピックアップしてみる。
花見会場でカモフラージュを試みる
戦場にとってのカモフラージュが迷彩柄なら、花見会場にとってのそれはこの一着。全面に押し出されたピンクもさることながら、ブルーシートに引き潰される緑をガゼットの色でケアしているのが良い。ただもっともそれを意図して作成されたわけではないだろうが、良い。
James Mortimer/コンフォートフィットアイリッシュリネンシャツ
潔いグリーンがクリーン
潔いグリーンのドリズラーもGOOD。たぶん、どちらかというとSHIPS渋谷店の瀬谷さんのクリーン表情が花見会場にマッチングしたのだと思う。
これを着て行ったとして、いくらお酒を飲むとはいえ寒いだろうからこの上に羽織れるコートが欲しい。となった場合にやはり着たいのはスプリングコート。
KAPTAIN SUNSHINE/KAPTAIN SUNSHINE TRAK JACKET
男臭さも醸し出す
3色どれも良い。その上に羽織るとしたらどれが穏当なんだろう…。それ抜きにして個人的には男臭さとトラディショナルを両立した一番左のオリーブに惹かれる。
Traditional Weatherwear/別注トレンチコート
アース=木々=桜
永遠の流行色は紫、だけどこの春はアースカラー。ってことでこのハットも見逃せない。
開始時間は13時頃。日に当たる時間が長いからそれを軽減する機能としての帽子はいざ知らず、コートにハットという合わせはちょっとしてみたい。花見以降もアクセントとして十二分に活躍してくれそうだからなお良い。
ブルーシートからトイレまでスマートに移動する
ブルーシートとトイレを複数回横断することになるだろうから脱ぎ履きをスムーズにできる靴が良い。そして何よりそれをあらかじめ想定して現場に履いてくるのは、気づく人は気づくスマートポイント。
ってことでスニーカーとサンダルの中間をアッパーの刺繍で上品な雰囲気へと引き上げた一足は、コートととの程よいコントラストとスムーズな移動に一役買ってくれるはず。でもトイレのあの行列だけは耐え難い。