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無難な白Tは補充完了。今買い足すなら色物のアイテムだろう。
今年は色物がむしろ無難(と言いたい)
梅雨なんてなかったかのように、すでに陽気なムードが立ち込める2017年 夏。長らく続いた白T偏重も影を潜め、今年はネオンイエローをはじめとした色物のアイテムを多く見る。一目で「無難」の枠から外れ、それ一つで「他の人が着ていないもの」を着ることができる。ってことで例年とは違った夏を味わうために、どうぞ。
1.Carhartt
ビビッドなオレンジに追い討ちをかけるように配されたリフレクターが陽気な夏にはちょうどいい。労働者にとって欠かすことができない出自のブランドだから、ドライメッシュ素材という配慮も漏れなく。夜のフラッシュ撮影にはご注意を。¥10,800(恵比寿/TAMANIWA)
2.Healthknit
タフで信頼のおけるアンダーウェアをリリースしているブランドも、別注による蛍光のピグメント染めが加われば、ご覧の通り、まったく異なる雰囲気に。今期主力のネオンイエローが今っぽい穏当な選択と言えそうだけど、あえて脇に逸れるための真ん中のカラーも捨てがたい。そしてホワイトには透け防止加工が施されているから、いよいよ雁字搦めの選択が強いられそう。(名古屋/アメリカンラグシー)
3.kearny
時代と共に減少していく丈夫でツヤ感があるセルロイドフレームを、夏っぽくポップに結実させたカーニーのサングラス。かといって、浮足だった印象はまるで無く、むしろ大人の遊び心を満たしてくれる。¥32,400(学芸大学/LINKS)
4.Folk
食べ物に例えたくなる色味は、生地から糸までを全て同色で染め上げる、製品染で表現された「レモン」カラー。身幅は「スッキリ」しているので、柔らかな雰囲気をそのままに、上品なカジュアルスタイルに取り込んでいきたい。¥11,340(吉祥寺/アQ)
5.bunt
コットンシルクの素材感と深みのある上品な色目で、シンプルながらも強い個を示してくれそうなバントのTシャツ。上品にさせすぎない、襟元と長く取られた後ろ身頃のディテールは、夏を楽しむためのスポーティーな要素として取り入れられている。¥15,984(仲町台/Euphonica)
6.SHIPS JET BLUE
リネン素材で柔らかく、清涼感のあるニットキャップ。ベーシックなデザインだから、普段取り入れない色でも気負いなく被ることができる。いつもの白Tにこそ合わせてみたい。¥3.240(渋谷/SHIPS JET BLUE)
白のパックTの買い足しが済んだら、お次はカラフルでハートフルな夏の準備を。一つ取り入れるぐらいなら、案外馴染むものですよ。