子供の代名詞的アイテムを大人は乗り越えられるか

大人の夏のスタイルでショートパンツとTシャツの合わせは子供っぽい。そう言われるようになってもう何年経つのか定かではないのですが、今でも厳として存在するのは自明のこと。

では、アパレルのプロであるショップスタッフはそのような通説にどう迎え撃っているのか。今日の大人の夏スタイルは、はたして。今回は4スタイル見ていきます。どうぞご覧ください。

高級感のあるショーツにはスポーティーで迎え撃つ

toff, made in gohongi. – DRAWCORD WOOL SHORTS ¥19,440 (tax inc.)

ウールとポリエステルの高級感ある素材のショートパンツはそのまま襟を正すのではなく、トップスにスポーティーな要素を取り込んでバランスを楽しむのが吉。

実はウエストはドローコードを配したイージー仕様というのも大人の密かな楽しみ。カジュアルになりがちな夏の服装にこれを投入するだけでいろいろな楽しめそう。（リンク先は無地タイプ）

ミリタリーをレザーと本格セルロイドで大人ポップに

X – C/N Weather Cross Field Cargo Short Pants ¥17,280 (tax inc.)

ズドンと男らしいシルエットのミリタリーベースのカーゴには、袖の溜まりが大きく出るビッグなロンTとカジュアルの王道を地で行くコンバースで全体のルーズ感を強化。

それでも「だらしない」に堕ちないのは、首にかかったレザーポーチがコーディネートに高級感を与えてくれるから。もちろんサングラスも。本格セルロイドのフレームだから子供っぽさは皆無。ポップに仕上げた大人スタイルの好例、ココにアリ。

ドレスとカジュアルを合わせて、冷房対策も忘れず

COMOLI – DENIM SHORTS ¥28,080 (tax inc.)

膝下丈とデニム地でカジュアル、ベルトとやりすぎないシルエットでドレスっぽさが同居したショートパンツは、今年らしくトップスをタックインするのが吉。

かといい綺麗になりすぎないようカットソーを持ってくるのが中吉。そしてショーツとカーディガンの丈の長短でバランスをとりながら、冷房対策も盛り込んだら大吉。

無骨さには余裕を添える

BETTER – SWEAT SHORTS HEAVY WEIGHT FLEECE ¥8,424 (tax inc.)

しっかりした質感とすっきりしたシルエットでスウェットらしからぬ佇まいを持つショーツには、男を感じるミリタリカラーのシャツで応戦。

下半身をブラックで統一させるテクニックもさる事ながら、シャツの袖をラフに捲ることで得られる余裕が大人のスタイルのキーポイントに。

みなさん、長袖なんですね！！やたらと冷房が強めに設定されている施設に迎え撃つのはさっと羽織れる長袖、ってことでしょうか。もしかしたら自分だけのためじゃなく「寒っ」とつぶやく女性も見越してかも。ってことでジェントルマンのショートパンツの作法でした。バイバイ！