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パンツ選びに迷った時の拠り所はいつだって、黒パンツ。
流行り廃りなく、穏当な活躍をするのが黒パン。その汎用性の高いカラーリングによって、どんなトップスでもシューズでも合わせてくれるため、みなさまクローゼットに一本以上はストックしてあると思います。
そこで今回は編集部が気になる黒パンをピックアップ。穿きつぶして色褪せてしまい、余所行きとして穿ける代物でなくなってしまった方、夏用の黒パンをお探しの方、必見ですよ。
綺麗の一言に尽きる一本
Folk – 17SS THE ASSEMBLY PANT BLACK ¥19,000 (tax inc.)
ミッドウェイトの柔らかい手触りが特徴のキャンバス地を使用した、クラシックスタイルの1タックパンツ。見て取れる通り、裾にかけてテーパードが効いた細身のシルエットで、丈は足首までのクロップド丈になっています。ここまで細身で綺麗なシルエットだと、合わせるトップスは迷わずジャケットor無地の半袖シャツでとことん綺麗めのスタイリングに仕上げたいところですね。
抑えられたアウトドア感、感じる綺麗め
WILD THINGS – 別注パンツ ¥16,200 (tax inc.)
みなさま、ご存知アウトドアブランド『WILD THINGS』に別注をかけた作られたこちら。アウトドアブランドらしい「Dry Touch」「2wayストレッチ」「撥水」を持つ機能素材を使用することで、軽く叩くだけでシワが取れるという特性を備えています。しかし、無骨という言葉とは縁遠い、細身の綺麗なシルエットによってアウトドアテイストを抑えられ、綺麗めパンツにカテゴライズされる一本に。ちなみに編集部の個人的モテパン企画でも選ばせていただきました。
真夏も構わず、ロングレングス
KIFFE – “RELAX” 2TUCK SEMI LOOSE PANTS ¥14,580 (tax inc.)
ドライな穿き心地や通気性、吸湿速乾性を備えたインビスタ社のクールマックス糸を採用しているため、ロングレングスでありながら真夏の暑さをものともしません。フロントの2タックのおかげで腰回りにゆとりがあり、9分丈で裾がバックシャーリング仕様のため、全体が収まりの良いシルエットに仕上がっています。カジュアルでいて上品、そしてロングレングスでいて涼しいという相反する要素が詰まった一本です。
体形カバーを上品に
[Milok] – 1TUCK PANTS/TOKYO LIMITED ¥27,000 (tax inc.)
デザイナー自身、「あらゆる体型をカバーする巧みなシルエット」と断言する同ブランドにおけるレジェンド的な一本。ポケットに手を入れた時のシルエットまで計算された深いタックや、座った時に中身が落ちないように布袋を特殊な形状にするなど、細部にまで抜かりない至極の逸品。繰り返し水洗いしても色落ちしにくい点もこれからの季節嬉しいところ。
バランス感に惹き込まれる一本
FIRMUM – COTTON POLYESTER WEST-POINT TWILL TAPERED PANTS ¥20,520 (tax inc.)
チノパンで使用されるチノクロスよりもボリューム感とハリがあり、強度が高い、コットンポリ糸で織られたツイル生地を採用。シルエットは同ブランドらしい股上深めのワイドテーパードシルエットになっており、野暮ったい印象のないサマに仕上がっています。ウェストはゴム&紐仕様で堅牢な生地を使っているとは思えない、リラックス感ある腰回り。このバランス感に惹き込まれますね。
上品且つ堅牢、そしてワンポイント
ROTAR – Twill Tapered chino ¥14,040 (tax inc.)
コインポケットの下に施されたト音記号の刺繍が特徴的なこちらの一本。テーパードのかかった、やや細身のシルエットでスッキリとした印象があります。また、ウェストボタンとヒップボタンにはアンティークゴールドのオリジナルRoドットボタンが用いられ、細部への拘りを感じさせます。センタープリーツも入り、上品で堅牢な一本です。
ベージュやグレー、オリーブ等汎用性の高い色味は数多く存在するけど、黒パンの汎用性の高さはやはり随一。通年で欲しくなる色味ですよね。