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しれっと夏のマンネリ化を解消できる、シンプルだけど遊び心のあるパンツ。
トップスは柄物を比較的受け入れやすいけど、正直パンツは柄物好きでも手を出しにくい。でも、無地一辺倒ではマンネリ化を余儀なくされる。ならば、柄ではなく遊び心のあるものを選んでみるのが良いのでは?
一見シンプルだけど遊び心のあるパンツは、夏のマンネリ化も解消してくれるはず。ちょっと勇気を出して、チャレンジしていきましょう。
極ワイドストレートシルエット
Iroquois – T/R 2WAY ギャバストレッチ ¥24,840 (tax inc.)
裾までストンっとストレートに落ちたワイドシルエットが特徴的な『Iroquois』のパンツ。素材にポリエステル、レーヨン、ポリウレタンを使用し、サラッとしたドライなタッチの生地感とドレープ感のある佇まいに。ウエストはリラックス感味わえるゴムと紐のイージー仕様に加え、ベルトループを配することでスラックスのような上品な雰囲気をプラス。シルエットで遊びを効かせた一本です。
大きな耳、リフレクターのパッチ
VOO – DUMBO 5P JEANS ¥18,360 (tax inc.)
一見シンプルなこちらのデニムですが、ロールアップした際に見えるセルヴィッチ(耳)の幅が広くとられているんです。それで、アイテム名に“DUMBO”。シャレが効いてますね。さらに、通常では革パッチを施すところにリフレクターを採用する遊び心も。ワンウォッシュ加工が施された14オンスのデニム生地は風合いが良く、ユニークさに偏ることなく、しっかりデニムとしての役割は担ってくれます。
ブランドが得意とするデザインパターン
FIRMUM – SPECK DYEING COTTON BRUSHED OXFORD CLOTH TAPERED PANTS ¥21,060 (tax inc.)
股上は深くとられているものの、裾に掛けて効いたテーパードにより野暮ったさのない収まりの良いシルエットに仕上がっています。経糸にスペック染め(通称:ムラ糸染め)の綿糸を使ったオックス生地を採用。やや甘めに織られ、それに加え起毛しているため、非常に柔らかい生地感になっています。こちらもウエストはゴムと紐のイージー仕様のため、リラックスして着用できますよ。
他と一線を画すディテール
[Milok] – 1TUCK PANTS/TOKYO LIMITED ¥27,000 (tax inc.)
デザイナー自身、「あらゆる体型をカバーする巧みなシルエット」と断言する同ブランドにおけるレジェンド的な一本。ポケットに手を入れた時のシルエットまで計算された深いタックや、座った時に中身が落ちないように布袋を特殊な形状にするなど、日常で“着用”することに注目された抜かりがない一品です。シンプルな見た目の裏に隠された「本質的に構造改革したディテール」、ぜひ直接聞いてみてください。
デニムに見えてデニムでないパンツ
GROUPIE – PAINTER PANTS ¥21,600 (tax inc.)
上質なスーピマコットンとリネンを混紡し、インディゴ染めを施した生地を採用。ということは、そう、一見デニムに見えますが、デニムではないんですよね。さらに、ウエストはゴム仕様のイージータイプ。シルエットも股上極深ですが、裾にかけてテーパードが効いているので野暮ったさを感じさせません。
30パーツによって構築された一本
zero – Black Thirty Pieces Irregular Cut Stretch Denim Pants ¥38,500 (tax inc.)
30パーツを左右非対称に構築して組み合わせた日本製デニムパンツ。1パーツ1パーツ表情が違うのも、手作業ならではといったところ。さらに、暑い時期に嬉しい10.5オンスのライトオンス。もちろん、洗えば洗うほど味が出てくるアタリや色落ちなどの経年変化した後の楽しみも。パーツが違うので全体がどう変化するのか見逃せません。
僕も柄物は好きなのですが、中々柄パンツは手を付けられないんです。でも、こういったパンツがスタイリングを楽しくさせるんでしょうね。