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大人が履くべきスニーカーって?ショップ店員のオススメとコーディネートをご紹介。
ショップ店員が提案する大人のスニーカー
大人のスニーカー選びは難しいですよね。スポーティー過ぎるものは浮いてしまうし、カジュアル過ぎても年齢に合わない。できれば長時間履いても疲れないものがいい…となると、アパレルのプロの意見を聞くのが吉。
そこで今回はFACYユーザーに寄せられたショップ店員がオススメする大人向けのスニーカーを計10足ご紹介。スニーカーとしての機能をしっかり保持しながら、上品な面構えのものが集まっていますよ。
そして後半にはショップスタッフの全体と足元を押さえた写真とともにコーディネート例も。
1. 大人に薦めたい白スニーカー4選
まずチェックしておきたいのが「白スニーカー」。
ビジネスシーンのカジュアル化が進む中、ビジネスでの使用はおろか、「できればプライベートでも使えるおしゃれなモノを」と考えている方が多いのではないでしょうか?
大丈夫です。あります。スニーカー選びの要件に入れたいレザーを使用したスニーカーをどうぞ。
PICK UP:「ビジネスで使える真っ白のスニーカーを探しています。汚れが付きにくいものだとベストです!(政/東京都)」
1.1 北欧仕込みのミニマルで上質な白スニーカー
C.Q.P – RACQUET ¥38,800(税込)
北欧ブランドらしいミニマルなデザインの<C.Q.P>の白スニーカー。通常ドレススニーカーにしか使われないシャンクソールを使用した、見た目からは想像できない快適で安定した履き心地を体験できます。
アッパーに用いたのはイタリアとポルトガルで調達した牛革。ビジネスシーンでの使用を想定している人にとって嬉しい高級感の源です。
「とことん上質な白スニーカー」を求める方にオススメしたい、匿名性の高い一足。
\スタッフのコメント/
「クオリティは申し分なく、シンプルで使い易いデザインです!」
1.2上質極まりない、新しい白スニーカー
YOAK – ULYSE ¥24,840(税込)
「シャツとジャケットに合わせるスニーカー」とデザイナーが明言する<YOAK>のスニーカー。テニスシューズから着想を得た、現代的かつ普遍的なデザイン性を帯びた大人スニーカーです。
アーパーには贅沢にもスムースレザーとスウェードを使用。そのグラデーションが全体の「白」に上質な起伏を生んでいます。
さらに、ライニングにはつめ先に至るまで吸湿性に富んだ豚革を使用しているのが真骨頂。カジュアル化が進むビジネスシーンに持ち込みたい、スニーカーの機能を捉え直した質の高い一足。
\スタッフのコメント/
「詳細については、私とデザイナーさんとの対談記事もどうぞ!」
1.3男臭いけど、キレイ
REPRODUCTION OF FOUND – ジャーマンスリッポンスニーカー ¥22,464(税込)
世界各国のミリタリーシューズを卓越したデザインセンスでモダンにアップデートさせる<REPRODUCTION OF FOUND>。そんな同ブランドの世界観にEDIFICEが着目し、大人の要素を加えたエクスクルーシブなモデルがこちら。
デザインソースに採用したのは、いまもミリタリー好きのみならずファッション好きからも厚い支持を受けるジャーマントレーナー。「キレイ」と「男臭い」を両立させたデザイン性の高さが魅力的です。
肝心の別注ポイントはと言うと、スリッポンのように紐なしで履けるよう2WAY仕様にしている点。オンは紐アリで、オフの時は紐なしでと、大人の7日間をおしゃれに彩ってくれます。
\スタッフのコメント/
「通常のジャーマントレーナーとはまた違ったデザインをお楽しみ頂けます。上質なレザーはライニングにも施され足馴染み良く、経年変化も楽しむことができる魅力の1足です。」
1.4ハズしに使いたい上品サッカーシューズ
ADIDAS – EDIFICE別注 SAMBA ¥16,200(税込)
上記3アイテムに比べてカジュアル向きなのがの<adidas>のSAMBA。サッカーに由来するトレーニングシューズで、2018年のW杯をファッションシーンから盛り上げるべくリリースされた一足です。
アッパー全体には天然皮革を使用。ソールにはトレーニングする時に最適なゴム素材を使用し、着こなしに仄かなスポーティー要素を加えてくれます。
もともとはスポーツの趣が強かったモデルも、EDIFICEの別注によって上品にまとまった一足。足元はスラックスなどのキレイなボトムスのハズし役として使って欲しいところ。
\スタッフのコメント/
「オールホワイトヌバック素材のこちらのモデルはエディフィスだけの特別な一足です」
2.大人に薦めたい黒スニーカー6選
やっぱり「黒」も見逃せません。安心で安全。そして白スニーカーの弱点である、汚れが目立たないというのも強みです。
漏れなくこちらもオン・オフ使える大人スニーカーが集まりましたよ。
PICK UP:「大人が履くスニーカー。ジーパンか綿パンがメイン。街で履くためなんで、歩きやすいのも魅力。(浩介/兵庫県)」
2.1 機能性とデザイン性を兼ね備えた一足
(写真手前)BRANDBLACK – VIENTO 16,200円 (税込)
まずは、大手スポーツブランドでデザイン担当をしてきたデザイナーが立ち上げた<BRAND BLACK>から、スポーティーでありながら洗練された一足を。アッパーには足馴染みが良いニット素材を使用。伸縮性が高く、普段のそれとは別の履き心地を体験できるのが特徴的です。
またその体験を可能にするニットの網目も、大人らしく程よいアクセントに。この価格帯でハイブランドのような佇まいの一足は、なかなか見受けられませんよ。
\スタッフのコメント/
「ロサンゼルスの新鋭ブランドBRANDBLACK。大人がさらっと履いていたらかなりこなれ感が出るかと思います。また、ご紹介の『VIENTO』(写真手前)は履き心地がとにかく良く、タウンユースに最適です!」
2.2 メイドインジャパンが感じられます
A・SHOES – SNEAKER 16,200円 (税込)
福岡の久留米市の工場で作られているローカットスニーカー。素材にはスウェード生地を使用し、サイドの綾テープをそのまま残したデザインです。
落ち着いた雰囲気を纏うスウェードと癖のないデザインが相まった、大人の足元に最適なスニーカー。ボリュームが出ない細長いシルエットなので、オフィスカジュアルで履くデニムやチノパンとの相性も良いですよ。
\スタッフのコメント/
「ボリュームが出ないのでデニムやショートパンツとの相性は抜群です!」
2.3 オーソドックスなものにこそ、こだわりを
P.F.FLYERS – ALL AMERICAN HI “MONO” 15,120円 (税込)
お次は、<P.F.FLYERS>のアメリカ国内向けモデル。一見オーソドックスなデザインながら、実はハイテクだというスニーカー。裏地にはソフトな素材が全面に張り巡らされており、足あたりの良さと丈夫さを実現。
またインソールには2017SSモデル同様のニューバランスのインソールを採用と、見た目からは想像ができない「さりげなさ」が大人っぽさのポイントです。
視覚的なアクセントとにもなっているサイドのステッチには補強の意味を持たせ、全体を通して高いレベルのモノ作りを窺わせます。整った見た目で被らない大人のための一足。
\スタッフのコメント/
「ニューバランステクノロジーによるインソールが快適な履き心地を約束します。
サイドの補強ステッチも飾りじゃありません。とにかくつくりが確かで見た目もキレイ、オトナがはくべきスニーカーといえばコレでしょう!まず人とかぶらないのもポイント!」
2.4 人体工学から生まれたスニーカー
Muroexe – ATOM Supercell 15,120円 (税込)
継ぎ目のない滑らかなアッパーが近代的な<Muroexe>の一足。人体工学の科学者に開発を依頼したソールを使用しており、10時間歩き続けても疲れにくい快適性を持ち合わせています。本記事内でもっとも疲れにくいスニーカーと言える一足です。
アッパーには防水加工がされているので、雨の日も安心。シンプルで、先の尖ったフォルムはキレイめの装いにもマッチしますよ。
\スタッフのコメント/
「世界の都市の景観にマッチするデザインと、長時間歩き続けてもつかれにくい快適性を追求したスニーカーです!」
2.5 軍用の美しいアップデート版

Reproduction of found – German Trainer 1703L 23,544円(税込)
ヴィンテージシューズ軍用のスニーカーを現代的に履きやすいデザインにアップデートした<Reproduction of found>の一足。昔に完成された意匠はそのままに、イタリア産のレザーでスポーティーな要素が取り除かれています。
また今となってはあまり見ないベルクロタイプというのも、大人スニーカーとしての乙なポイント。デニムや軍パンが合わせるアイテムとして筆頭に上がってきそうですが、ここはあえてスラックスなど綺麗なパンツでオシャレを楽しんでみては?
\スタッフのコメント/
「モデル自体は、その完成度の高さから様々なブランドによってリリースされておりますが、ベルクロ仕様に適度にボリュームのあるシルエット、上品なカラーのレザーライニングが、今までにない雰囲気を醸し出しております。」
2.6 光沢が美しいガラスレザーを使用
MOCCS – レザースニーカー 19,224円 (税込)
スニーカーにもドレッシーさを求めるなら、ポルトガル産のガラスレザーを使用した<MOCCS>の一足を。ミニマムでシンプルなデザインは、ガラスレザーをより一層際立たせます。内側にはレザーを、靴紐にもスウェードを使用した素材使いもポイントです。
シューレースは黒のシンプルなものが別途付属されているので、気分に合わせて使い分けも可能。履くたびに足に馴染んでいく経年変化が楽しめるスニーカーです。
\スタッフのコメント/
「ミニマムで上質な素材使いが大人っぽい印象のスニーカー。デニム等をロールアップした際にも違いがでる1足です。」
【番外編】スリッポンで大人のカジュアル
vans – スウェードスリッポン 8,640円 (税込)
こちらは白、黒、そのどちらにも該当しないスニーカーですが、著者のオススメとしてご紹介を。
上質なスウェードのアッパーを使用した、<VANS>のスリッポンです。ソールの周囲にはラインなどの装飾が一切なく、至極シンプル。カジュアルの代表格と言えるブランドの一足を、スウェードの生地感で大人も履けるよう仕上げた一足です。
そして気になるのが「大人のカジュアルにはやっぱりスリッポン」というスタッフの一言。これまで大人が履くべきスニーカーという文脈で語られることがなかった提案…気になる方は下記よりEHSにメッセージでお問い合わせを。
\スタッフのコメント/
「大人のカジュアルはやっぱりスリッポンだと思うんです」
ショップスタッフによるスニーカーコーディネート
さて、ここからはショップスタッフのスニーカーを使ったコーディネートをご紹介していきます。
選ぶものによっては一気に子供っぽくなってしまうスニーカーですが、履かずにはいられなかったプロの着こなしを参考に見ていきましょう。
スポーティー×上品なコーデュロイ
こちらは渋谷にお店を構える[Milok]の島田さん(40代)。往年の名品と呼ばれる<adidas>のCAMPUSをチョイス。
淡いトーンの色合わせはもとより、2017AWトレンドアイテム“コーデュロイ”素材のベストが光るコーディネートを披露。
上品な素材にはスポーティーな要素を取り込んでくれる三本ラインが力まなくて良いんです。いわゆる“ハズし”のキホンのキ。
クレイジークレイジーにはそっと無地のコートを
代々木上原にお店を構えるLILYの加藤さん(30代)。シャツ、ボトムス、<TALKING ABOUT THE ABSTRACTION>のシューズのどれもがクレイジーパターンという、プロならではの“クレイジー”なコーディネートを披露。
そんなアクの強いスタイルには無地のガウンコートをそっと添えて全体を引き締めるのが大人のスタイル。
シャツとの合わせはやっぱり定番
同じく代々木上原にお店を構えるsundaypeopleの吉村さん(30代)。<NIKE>スニーカー以外にキャップやスウェットパンツなど、とことんカジュアル。
それでも子供っぽくならないのはシャツをインナーに差し込んでいるから。こなれた丈感にも注目です。
ブラウンとストールの効用
中目黒のCoper、吉田さん(20代)。チノパンに<WALSH>のスニーカーという王道の組み合わせも、ブラウンのジャケットとストール一つでグッと落ち着いた雰囲気に。
またスニーカーのアッパーに使用されたスエードもまたその要因でしょう。
スニーカーの個性で品格を保つ
最後は中目黒 OUTPUTの伊藤さん(30代)。こちらはカジュアルなスニーカーというより、レザーシューズに近い存在感を放つ<BROWNE’S Craftsman Ship>のものをコーディネート。
ともすればラフなアイテムで全体を構成してもしっかり大人の品格を保てるんです。
あとがき
大人のスニーカーをご紹介しました。スニーカーをおしゃれに履きこなせる大人ってかっこいいですよね。足元まで気を抜かず、大人の余裕あふれるスニーカーを選んでみてください。
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