真冬用のアウターに欠かせない特性の一つ、防寒性。しかし、「高いほど良い」というわけではないんです。

日本にいる限り最低5度くらいの気温まで耐えられれば問題なく、むしろ暖かすぎると、暖房が効いた屋内、車内で汗だくになることがしばしば。やはりアウターは寒暖差に適応できる“ほどほどさ”を求めたいところです。そこで今回は真冬の最低気温でも耐えられ、暖房が効く電車内でも脱ぐ必要がない、絶妙なアウターをご紹介。快適な真冬のお供に、どうぞ。

ダウンの8倍の防寒性

Portvel – 2way Tech Coach jacket ¥69,120(税込)

こちらは様々なフィールドに対応してくれる、高機能なアイテムを制作する『Portvel』のコート。生地に高密度で撥水性も高いブランドオリジナルのポリエステルを採用。ダウンの8倍の保温性を誇るミルスペックの人口羽毛を使用し、軽さ・防寒性も文句ナシの仕上がりになっています。ジップとスナップボタンにはラグジュアリーブランド御用達のメーカーによるものがあしらわれて、細部のこだわりも◎。ブランドロゴのバックプリントもお見逃しなく。

 定番コートをよりスマートに

HANSEN – SOREN Hooded Winter Coat ¥85,320(税込)

クラシカルに攻めるのであれば、こちらがオススメ。ダッフルコートライクなデザインが目を惹く『HANSEN』のコートです。フロントボタンを定番のトグルではなくホーンボタンを採用し、クラシカルとモダンを掛け合わせた独特な佇まいに。着脱可能のフードを外せば、バルマカーンコートに近い一着としても着用できるのもポイント。柔らかくもしっかり詰まった生地感により防寒性も確保され、すっきりとした丈感と相まり、使い勝手良さ随一の逸品です。

男らしく着られるロングスタジャン

ROTAR – Nylon Long Stadium Jacket ¥34,560(税込)

風を通しにくく、独特のツヤがある生地「ヴィンテージナイロンツイル」を採用し、男らしさを感じる『ROTAR』のMA-1ライクなロングスタジャン。裏地には中綿入りのキルティングを配置し、袖と首元にはリブを配すことで高い防風性能を確保。背中と胸元にはベースボール調の刺繍を施し、よりワイルドな印象に。ありそうでない丈感も相まって、他と被ることない存在感です。

ミルスペックの底力

military dead stock – USMC Happy Suits ¥43,200(税込)

アメリカ海軍が身につけていた「ハッピースーツ」のデッドストック。南極探検隊も採用するほどの防寒性能は、まさにミルスペックならでは。軽量素材を使ったライトな着心地に加え、主張のないシンプルなデザインによりタウンユースとしても自然なルックスに。機能性・コスパ・デザインと三拍子揃い、希少性も高いという、服好きの感性をくすぐりまくる一着です。

質実剛健な「水沢ダウン」

DESCENTE ALLTERRAIN – 【ELEMENT】MIZUSAWA DOWN ¥118,800(税込)

様々な分野の技術を結集させ、ハイクオリティなアイテムを制作する『DESCENTE ALLTERRAIN』のダウンジャケット。マットな質感と、程よい長さの丈感がスポーティすぎない大人らしさを演出します。オリンピックの選手団も採用する岩手県の水沢工場が制作した一着で、防水性能の高さと保温性能はお墨付き。脇下のベンチレーションと、二重式のフロントジッパーのお陰で内側の熱を逃がせる点も流石の気配りです。

光沢ある厚手コーデュロイがポイント

zero – Corduroy Zip Chester Coat ¥75,800(税込)

起毛感と光沢が特徴な厚手のコーデュロイ生地を使用したチェスターコート。ジップにはYKKの最高級ファスナー、ボタンには天然の水牛ボタンを用いた、抜かりないディテールにもブランドらしさが感じられます。ダブルジップ仕様に加えて、ウエスト部分に付属したベルトで着方にバリエーションを持たせられるのも嬉しいですね。インナーを選ばない汎用性の高さと高級感溢れるルックスで、幅広い場面で活躍してくれそうです。

10度を下回る日が多い中、それに則した格好すれば、暖房の暑さに応える日本の冬事情。体調を崩さないためにも、しっかり対応できるアウターを備えておきたいところです。自分らしさを持ちつつも、冬の力強い味方になってくれる一着をぜひ見つけてみてください。

FACYでは、アイテムを提案してくれたショップスタッフに質問したり、通販、店頭受け取りを選択して購入することが可能です。お店の人とコミュニケーションを取りながら買い物を楽しんでくださいね！