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ランニングもタウンユースも叶える「オシャレなランニングシューズ」9選
私服にランニングシューズってどうなの?
「ランニングシューズは私服に合わない」という考えはもう遅れてしまっているのかも。今はむしろランニングシューズを軸としたスポーティーなスタイルがアツい。むしろそれがおしゃれに見える一つの方法でもあるんです。
おまけに機能性が手に入るのだから至れり尽くせり。今回は初めて買う人でも取り入れやすい、タウンユースを前提としたデザインのランニングシューズをご紹介していきます。
そもそもランニングシューズがなぜおすすめなのか
①スニーカーの本分を発揮
一言で言えばその「履き心地」。そもそも走るために作られているのだから当たり前、と言ってしまえば終わりですが、始めはおしゃれとして手にした人も、その履き心地から抜け出せず多くの種類を買う人もいるほど。スニーカーの本分を発揮したランニングシューズはやはり満足度が高いんです。
②ランニングと私服の垣根を超えた
と同時に時代の流れで多くリリースされているアイテムでもあるので、デザインが洗練されてきているのも事実。趣味のランニング用、私服用、など、その垣根がなくなってきており、両方のシーンで活躍しているのが現在のランニングシューズです。私服でも「軽さ」や「疲れにくさ」も手に入るとなれば、自宅の下駄箱に迎へ入れない理由はありません。
タウンユースにおすすめのランニングシューズ9選
さて、ここからは知名度が高いブランドから人とは被らないマイナーなブランドまで、おすすめしたい9ブランドのランニングシューズを紹介していきます。多様なデザインが集まっているので、中には心がときめく逸品があるかも? レッツ、ディグ。
1.BRANDBLACK
『adidas』や『FIRA』などの大手スポーツブランドでデザインを担当したデザイナー“デビッド・レイシー”が立ち上げたLA発の新鋭ブランド『BRANDBLACK』。ハイブランドのようなデザイン性と高い機能性を併せ持った商品を追求したブランドで、まさにスポーツMIXスタイルにもってこい。
こちらは「VIENTO」というモデル。アッパーの足なじみの良いニット素材を特徴としており、靴下のような履き心地とハイリバウンドなソールによる高いクッション性を手にできる一足です。
コービー・ブライアントやアントワン・ウォーカーなど、名だたるNBAスターの靴をデザインしてきたデザイナーのシューズへの情熱が感じられますね。デザインも黒を基調としながら、ニットの特徴的な柄がアクセントとなっており、ファッションアイテムとしてタウンユースに最適です。
2.ZDA
『ZDA』は1950〜60年代、まだナチス・ドイツによるチェコスロバキア解体が行われる前の時代に、パルチザンスケという小さな町で生産されていたシューズブランド。ブランド自体は活動していなかったものの、当時のソールや型が残っていたために2016SSシーズンより復活した歴史あるブランドです。驚くべきはいまだに当時の機械を用いて一つ一つハンドメイドで生産されている点。
「Marathon 2400FSL」は、北欧の某高級スニーカーに大きな影響を与えたデザイン。スウェード×スムースレザーという『ZDA』の代表的なモデルで、柔らかく、しっとりとした履き心地を備えています。
マラソンシューズということもあり、疲れにくく、足にもフィットする点がGOOD!デザイン性は言わずもがな、現代のタウンユースにぴったり。何十年も前のデザインとは思えないぐらい洗練されています。
3.A・SHOES
国産ブランドの代表格ブランド『ムーンスター』に同じ、ゴム産業の地として知られる福岡県久留米市のファクトリーで作られているシューズメーカー『A・SHOES』は、シンプルでおしゃれなデザインだけでなく、丈夫なソールと軽くて柔軟なその履き心地に定評のあるブランドです。国産ブランドということもあり、信頼できる技術力を駆使して作られているので品質は間違いなし。
「TRANER」は同ブランドのアパレルラインからリリースされたランニングシューズ。『A・SHOES』らしいシンプルなデザインと、かつてドイツ軍においてトレーニングシューズとして使用されていたジャーマンシューズのような雰囲気も持っています。
製法としてかかと部分を若干高めに設定することで、土踏まず部分への当たりが良く、長時間履いても疲れません。扁平足が多い日本人にとって嬉しいデザインは、国産ブランドのメリットと言えますね。
4.WALSH
英国を代表するスポーツシューズブランド『WALSH』は、1948年に英国のオリンピックシューズを製造したことを機に世界中で名を馳せたブランドです。現在ではカジュアルコレクションも世界各国で注目を集めており、洗練された英国紳士風なデザインと高い機能性が魅力です。
「ENS90076」は、英国の空を意識したグレーでカジュアルなテイストとシックな印象を持ち合わせた一足。
スタイリッシュな見た目で、多少きれいめなファッションとも合わせることが可能なランニングシューズです。スポーツ分野で実績のある機能性とクラシカルなデザインはタウンユースに持ってこい。
5.NEW BALANCE
ここで満を辞して登場。誰もが認めるおしゃれのマストブランド『NEW BALANCE』。名前の由来は「履いた人に新しいバランス感覚をもたらす」ことからきています。伝統を継承し、常に最新のテクノロジーを採用しながら、より良いフィット感を追求するシューズ作りへの姿勢が世界中から愛される理由でしょう。
数あるシリーズの中から選んだのは、USA製990シリーズの最新型である「990v4」。舗装路用のランニングシューズとして発売され、「1000点満点中の990点」とブランド自らが謳ったことで話題になったモデルです。
11代目の990v4の特徴は、ENCAPミッドソールというサポート性、安定性、クッション性に優れたソールを採用している点。進化を続ける『NEW BALANCE』の最先端テクノロジーを駆使した次世代フラグシップモデルは試す価値アリ大の一足です。ちなみにこちらのネイビーは日本では珍しいリミテッドエディションモデル。
6.NIKE
世界最大のアスレチック・シューズおよびアパレルメーカーである『NIKE』は、“フィル・ナイト”によって1971年に設立。ナイキの前身はブルーリボンスポーツというスポーツシューズショップで、オニツカタイガー(現アシックス)の輸入代理店でもありました。
最近では彼の自伝『SHOE DOG』を書店で見かけない日はないですよね。本書の中で、「ジョギングが当時は変わった人のやる行為と思われていた」という部分には驚きです。
こちらは、ランニングシューズ全盛期の1980年代半ばに誕生した「エアボルテックス」。Vシリーズの中でもクッション性にコンセプトに掲げた一足です。
名作モデルを当時の雰囲気で蘇らせたランニングシューズで、これからの春にぴったりのシューズと言えます。カラーリングもシンプルで、見た目もスタイリッシュなのでコーディネートの幅も広がります。
7.HOKA ONEONE
『HOKA ONEONE』はニュージーランドのランニングシューズを主軸にするブランドで、業界ではかなり浸透するブランドネーム。現在のスニーカーブームにおいて、まだあまり履いている人がいない狙い目ブランドです。
ちなみに「ホカ オネオネ」とはマオリ族の言葉で“Time to Fly(さあ、飛ぼう)”を意味します。こちらのブランドで「翼を授かりましょう」。
今回おすすめしたいのは、世界中のランナーに支持されてきたクラフトンシリーズの最新モデル。進化した点は、独自のボリュームミッドソールに、クッション性がグレードアップした新しいフォームを採用していること。
伸縮性に優れた3Dパフプリントアッパーによって、前足部の軽量性やフィット感が向上しています。デザインも斬新で、オールブラックの落ち着いたモノトーンコーディネートでも微妙な差異を生み出してくれます。
8.RANSOM
カナダを代表するセレクトショップ「GOODFOOT」と「NOMAD」のオリジナルブランドとして2003年、トロントにて誕生した『RANSOM』。ファッション市場では瞬く間にその名前を認知されるようになった、ファッションコンシャスな人々に愛されるブランドです。
実は日本にて取り扱いがスタートしたのは2015年と割と最近。ポップなカラーリングと、モダンなフォルム、そしてスポーティーな雰囲気が今の気分にぴったり。
「FILED LITE」は『RANSOM』の中でもクオリティが高く、機能性に優れたプロダクトの一つ。超軽量EVAクッションアウトソールを採用した、他とは軍を抜いた軽量性が魅力です。
ベーシックなスポーツスタイルで、カジュアルなコーディネートにはもちろん、キレイめな服のハズしにもってこいの一足。靴紐が2本つくのも地味に嬉しいポイントです。その日の気分によって変えて楽しんでみて。
9.LUNGE
『LUNGE』はドイツ北部のブラールシュトルフという小さな町に自社工場を構え、ゲルマン職人魂溢れるシューズ作りを行なっているアスレティックシューズメーカー。2008年創業と歴史は浅いように見えますが、すでに高級ランニングシューズメーカーとして名高い地位を確立しているブランドです。
最後に紹介するアイテムの「Adagio」は、一見ローテクに見えるミッドソールですが、圧倒的な衝撃吸収性を持つ素材を使用しており、他とは一つ次元の違う履き心地を感じることができる一足です。
アッパーに上質なマイクロファイバーを用いることで、見た目以上に軽量感があります。スポーティすぎるのが苦手という方にぴったりの端正なルックスではないでしょうか。なんせ見た目はシンプルですが、性能が圧倒的ですから。
気になったらTRY
いかがでしたか?「これなら自分の私服に取り入れても違和感ない」、あるいは「本当にこの見た目でランニングシューズ?」と思ってしまうシューズが多かったはず。シューズ選びの点でランニングシューズをこの機会に頭の隅に入れておくのがおすすめ。きっとリピートしてしまいますよ。
気になる商品があればFACYを使って直接購入をすることも可能。またショップスタッフに質問することもできます。実際にスタッフとコミュニケーションをとりながら、お気に入りの一足を手に入れてくださいね。