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普段履きしたいカジュアルな革靴って? おしゃれを楽しむための8ブランド

2022-08-26情報更新

カジュアルスタイルの足元にはスニーカー。それは不動の事実ですが、革靴もやっぱり捨てがたい。デニムやパーカーといったラフなアイテムを清潔感ある革靴で引き締めたときの”こなれ感”は、他のシューズでは替えが効きません。

というわけで今回は、普段使いしたいカジュアルな革靴をご紹介。「カジュアル用の革靴はフォーマル用と違う?」というありがちな悩みにもお答えしているので、休日も抜かりなくおしゃれをしたい方は要チェックです。もちろんプレミアムショップの商品を問合せ、取置き、即日配送できるFACYは、全品レジよりも1000円安く買えます。今どきレジに並ぶのは野暮というもの。是非、この機会にFACYをダウンロードを。

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2022年のトレンドであるデニムやチノにも合う革靴についてはこちらもチェックを。

2022年冬のおすすめ革靴を一挙ご紹介!ヒロシツボウチxエンダースキーマxパラブーツxシセxサービスシューズ
https://facy.jp/article/men/news/2022-winter-leathershoes-hiroshitsubouchi-henderscheme-paraboots-cesse-serviceshoes/


まず知っておきたい「フォーマル用」と「カジュアル用」の違い

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“内羽根式の革靴”

ベーシックな革靴を大きく分類すると二つ。靴紐を通す穴の開いた羽根と呼ばれる部分が靴の甲と合わさった“内羽根式”」と、独立した“外羽根式”に別れます。

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“外羽根式の革靴”

一般的なフォーマルスタイルには内羽根式の革靴が多く用いられますが、由来はその出自の違いにあり。

まず内羽根式の革靴は19世紀末の英国王室が発祥で、室内での正装時に用いられたそう。反対に外羽根式の革靴は、19世紀末ヨーロッパの“ワーテルローの戦い”で初めて登場しました。つまり、宮廷用の室内履き戦争用の屋外履きという差が、現代に至るまでフォーマル・カジュアルの印象を左右しているんですね。

普段履きできるカジュアルな革靴の選び方

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フォーマルな革靴との違いが分かったところで、次はプライベートに適したカジュアル用の革靴の選び方をご紹介。

① デザイン

まず先述した通り、内羽根式のシューズを選ぶのはNG。外羽根式のものや、シューレースを省いた“ローファー”、シューレースでなくストラップで固定する
モンクストラップ”などを選びましょう。

また、トゥ(つま先)の装飾は華美なほどドレッシー寄りになりますが、コーディネートの取り入れやすさを考慮するならもっとも主張の少ないプレーントゥを選ぶのがオススメ。

②シルエット

シルエットは細身のものではなく、ややぽってりと丸みのあるものの方がカジュアル向きです。

③素材

ビジネス用のシューズにも言えることですが、人工皮革や合皮のものは足馴染みが悪い、経年劣化しやすいなどの欠点あるため、あまりお勧めしません。見た目の高級感や履き心地のよさ、持ちの良さを意識するならカーフレザー(牛革)馬革などの天然皮革のものを選びましょう。

④色・質感

もっともベーシックなのはやはりブラック。ですが、よりカジュアルな印象にしたいならブラウンベージュといった色もオススメです。質感に関しては、なめした革を毛羽立てたスウェード調のものや、レザーを特殊な薬品に漬けることで特有のシボ(しわ)感を強調したものも、個性を出したい時にはぴったりですよ。

普段履きしたいカジュアルな革靴ブランド8選

今回ご紹介するのはショップスタッフの”生の声”に基づいた、とっておきの7ブランド。大定番から新進気鋭まで、幅広い個性のブランドが集まっているので、きっとピンとくる一足が見つかるはずです。

1.ソロヴェアー(SOLOVAIR)

〈SOLOVAIR(ソロヴェアー)〉PLAIN TOE 4 EYELET LEATHER SHOES(イギリス製 プレーントゥ シューズ) BLACK ¥29,700

”革靴の聖地”と呼ばれるノーザンプトンにて1881年に創業した老舗「NPS Shoes Ltd.」のファクトリーブランド、〈ソロヴェアー(SOLOVAIR)〉。実は同社、〈ドクターマーチン〉の英国での生産を長年担ってきた知る人ぞ知る存在なんです。

そんなブランドを代表するのが、こちらのモデル。プレーントゥでありながらコロンと丸みを帯びたフォルムが特徴で、これこそがカジュアル使いしやすいポイント。またソールにはマーチンでお馴染みのエアークッションソールを採用しており、独特のクッション性が普段使いを助長させます。革靴の体をなしていながら、見た目も履き心地もかしこまりすぎないのがこの一足の魅力。

2.ハロゲイト(HARROGATE )

〈HARROGATE / ハロゲイト〉【HARROGATE / ハロゲイト】HOLBORN プレーントゥ シューズ ¥30,800

さまざまなブランドのラスト(木型)を作ってきた松田哲弥氏と、靴作りに精通したイギリス人デザイナーによるチームが立ち上げた新鋭ブランド〈ハロゲイト(HARROGATE )〉。創業は2021年と新鋭ながら、グッドイヤーウェルト製法を採用するなど「コスパ抜群」と早くも靴好きの間になっています。

そしてこちらはブランドの定番、プレーントゥシューズ。カジュアル向きの外羽根式を採用しており、またトゥのバランスがビジネスシーンにも通用するさじ加減に収まっています。そんなバランスの良さが同ブランドの定番たるゆえん。耐久性・耐滑性の高いダイナイトソールも普段使いする革靴として選ばれる理由です。

3.クラークス(CLARKS)

〈Clarks / クラークス〉【Clarks / クラークス】WallabeeGTX ¥33,000

カジュアルな革靴としてハズせないのが、〈クラークス(CLARKS)〉のワラビー。1966年に発売されて以来、ファッションの定番としてずっと愛され続けているモデルで、袋縫いのコロンとした愛嬌のあるフォルムにはいつ見ても安心感を覚えます。

そんなワラビーの中でも、近年注目を集めているのがゴアテックスを採用した一品。どんなスタイルにもハマるワラビーに、防水透湿性に優れた高機能素材をプラスしてしまった一足はまさに鬼に金棒。さらにどんなスタイルも引き締めてくれるブラックとくれば、きっと毎日の生活に手放せない相棒となってくれるはず。

4.パラブーツ(Paraboot)

〈Paraboot(パラブーツ)〉【Paraboot / パラブーツ】別注 CHAMBORD NOIR (シャンボード) ¥79,200

1908年生まれのフランス発ブランドパラブーツPARABOOT)〉。世界で唯一ソール製作も自社で賄っているシューズメーカーでもあり、職人の手作業による150以上の工程を経て製作されたシューズはまさに一級品。カジュアル用の革靴といえばここ、という方も多いです。

そんなパラブーツの定番モデルが「CHAMBORD」。アッパーに使用されたレザーは、なんとこのモデルのために開発されたもので、上品な光沢とタフさ、耐水性の高さが特徴です。製靴の際には登山靴に用いられるノルヴェイジャン製法を用いて、クッション性の高さやボリューム感あるルックスを実現。革靴特有の歩行時の疲れも少なく、プライベートと仕事と兼用して使える万能な逸品です。

より詳しく知りたい方はこちら:
はじめての〈パラブーツ〉。アパレルのプロは断然シャンボード推しでした。

5.セサ シューズ(sesa shoes)

〈Sesa Shoes〉West Valley ¥36,300

かつては、アメリカ大手カジュアルシューズメーカーの下請けとして手腕を振るったセサ社による〈セサ シューズ(sesa shoes)〉。現在も”適正なコスト”と”クオリティーの高い手縫い”にこだわり、手の届きやすい価格帯ながら高品質を実現する隠れた良ブランドです。

中でもおすすめしたいのが、コインローファー。もともとコインローファーはカジュアル寄りの革靴として親しまれていますが、イタリア生まれのブランドらしく、無骨さのない、洗練された雰囲気に仕上がっています。それ自体、十分な魅力があるにも関わらず、ソールには半永久的に加水分解がおこらないEVA素材のVibramソールを採用。ただ一つ難点は、知名度の低さ。ですが、そんなことを無しにしてしまうほどの出来栄えです。

6.ブルーオーバー(BLUE OVER)

〈Blueover〉Marco ¥33,000

ビジネスウェアのカジュアル化を受けて、スニーカーブランドが革靴ライクなアイテムをリリースするのが急進的に進んでいます。日本製にこだわり、できるだけ日本で資材を調達しながら日本人の足型にフィットするシューズを展開する〈ブルーオーバー(BLUEOVER)〉もその一つ。

同ブランドが誇る定番「marco」は、もはや革靴と言っても過言ではない佇まい。それもそのはず、革靴で採用されるマッケイ製法を採用しているためです。さらに顔となるアッパーには防水性の高いオリジナルカウレザーを使用し、ラスト(木型)は紳士靴のシルエットをオマージュ。プライベートだけでなく、オンのビジネスシーンにも取り入れたくなる革靴のようなスニーカーです。 

7.アローフットウェアー(Arrow Footwear)

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レザーシューズの聖地であるイギリス・ノーザンプトンで120年の歴史を持つ〈ホワイト&コー(White&Co)〉。同ブランドの第二次世界対戦中に軍用シューズを製作していた経験を活かし、当時のモデルを精巧に再現するラインが〈アローフットウェアーArrow Footwear)〉です。

ハイクオリティかつロープライスで、とにかくお得な一足としておすすめするのが、イギリスの伝統的な製靴方法、グッドイヤーウェルト製法を用いたプレーントゥシューズ。ボリュームをもたせたシルエットはどこかヴィンテージライクで、質実剛健な印象です。程よくマットなレザーも全体の高級感を引き立て、ビジカジからカジュアルまで馴染んでくれます。メイドイン・イングランドの上質な造りながらも5万円でお釣りがきてしまうコスパの良さにも脱帽です。

8.HIROSHI TSUBOUCHI

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数多くの有名ブランドのシューズを手がけた、日本の靴業界における重鎮、坪内浩氏が手がけるブランド〈ヒロシ ツボウチ(HIROSHI TSUBOUCHI)〉。トラディショナルな中に遊びが効いた洒脱なデザインや、国内生産にこだわった高品質なものづくりが特徴です。

「シボガワローファー」は、エレガントなシボ感のあるレザーを採用した、大人なローファー。一見シックな仕上がりながら、ソールにはゴム製のクレープソールを使用している点が技アリです。クレープソールならではの反発性や柔らかさで疲れにくさもバッチリ。


いかがでしたか? 製法や素材、デザインに至るまで奥深く、まさに男のロマンな革靴。単なる”仕事靴”としてでなく、コーディネートを格上げしてくれる”ファッションアイテム”として、こだわりの一足を手に入れてみてはいかがでしょうか?

今回ご紹介したブランドや商品は、FACYに参加しているショップのオススメをピックアップしたもの。FACYのアプリでは、大手有名セレクトショップや個性的なセレクトショップなど、街に点在する様々なお店やアイテムがチェックできます! また、気になるアイテムは店頭受け取り、または通販で購入可能(送料無料)。 あなたにぴったりなお店・アイテム探しの相棒として、ぜひダウンロードして使ってみてくださいね。

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