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サコッシュとは。「店員が教える」失敗しないオススメ16ブランド
トレンドの枠を超えたサコッシュ
昨年に引き続き、今年も街で見かけることが多いサコッシュ。その利便性の高さはデイリーユースにふさわしく、今やトレンドの枠を超えた”手放せない”アイテムとして使っている方が多いアイテムです。
今回は、そんなサコッシュの人気の秘密を徹底的に解説。さらに、はらぺこFACYユーザーの要望に寄せられた、ショップスタッフのおすすめブランドもご紹介します!
サコッシュの魅力ってなに?
トレンドの発端は2017年。いよいよ今年はピークを迎えたサコッシュブーム。となると気になるのが「一過性に終わってしまうのか?」という点ですが、どうやらそうでもないのがサコッシュの底力。
では具体的にサコッシュのどんな魅力が愛用者を増やし続けているのか? ここではサコッシュの魅力を紐解いていきます。
「これしか持てない」
そもそもサコッシュとは、ロードレースの際に補給食を持ち運ぶために用いられた、紐付きの小型バッグのこと。スポーティな素材使いと、軽量かつシンプルな造りが特徴のアイテムです。
FACYのユーザーからも求める声が後を経たないサコッシュですが、その人気の理由はズバリ、荷物をすっきりと持ち運べる点。
スマホでコンビニで買い物ができ、駅の改札も通れる時代。 生活の利便性が高まることと身の回りのモノが減って行くことは軸を一にしているんですよね。
そんな背景があり、財布・スマホ・鍵といった最低限の荷物がぴったり入るサコッシュが生活に馴染んでいるんです。言い換えれば、「必要最低限のものしか持てない」短所が、時流によって長所に取って代わったのがサコッシュの最大の魅力です。
ちなみにサコッシュの愛用する人は、どうやらその魅力を最大化するためにミニ財布も取り入れているよう。時代と共に、ここでも最小化が進んでいるのがわかりますね。
ウエストポーチには出せないデザイン性
サコッシュの魅力はデザイン性にもあります。
「コンパクトで両手の自由が効くバッグ」という意味ではウエストポーチも候補にあがりますが、シンプルなルックスなどの”デザイン面”では身につける人によって印象が左右されないサコッシュが圧勝。同じ用途でも、サコッシュなら持っていても「ダサい」と言われることはそれほどないでしょう。
その主張しすぎないサイズ感から、コーディネートのアクセントとしての使いやすさもバッチリ。特にどこか「物足りない」印象を覚えがちな春夏にはまさにぴったりなバッグと言えます。
サコッシュ&ミニショルダーバッグのおすすめブランド16選
今回集まったのはFACYユーザーの「サコッシュが欲しい!」という声に寄せられた、ショップスタッフがオススメする16ブランド。
“これぞサコッシュ!”なデザインのものから、サコッシュ感覚で使えるミニショルダーバッグまで幅広くあるので要チェックです。ショップスタッフによるおすすめポイントと合わせてお楽しみください!
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1. WISLOM×bagjack
WISLOM
SACOCHE bagjack別注サコッシュ
¥15,120(税込)
まだブランドが設立して年数は経っていながら、その都会的なデザイン性と機能性で着実にファンを増やし続ける『WISLOM』のサコッシュです。
こちらは、そんなウィズロムが業界に愛用する人が多いドイツのメッセンジャーバッグブランド『bagjack』に別注した一品。
生地にはセイリングの帆に使用されるリップストップナイロンを使用しているため、引き裂きや水に強いのが特徴です。ショルダーベルトのアジャスターは、見た目へのこだわりからか、わざわざ一からオリジナルで作ってしまうほど。
「合わせやすい黒が一番。でも他の人と差別化したい」という人は、ブランド選択から玄人感溢れるこちらのサコッシュがオススメ。
\スタッフのおすすめポイント/
「別注アイテムでレアなサコッシュです。シンプルなので場所問わずお使いいただけます!」
2. LOWERCASE×PORTER×EDIFICE
LOWERCASE*PORTER*EDIFICE
ポーター別注 3レイヤーサコッシュ
¥14,040(税込)
まずは、元ビームス・クリエイティブディレクターの梶原由景氏によるコンサルティング企業『LOWERCACE(ローワーケース)』と、老舗ブランド『PORTER』のコラボレーションライン「PORTER × LOWERCACE」にEDIFICEが別注をかけた豪華なトリプルネームから。
こちらのサコッシュは、王道的なデザインを踏襲しながら防水性の高い3レイヤー素材を使用した一品。元々はロードレース用のバッグも、三者の手にかかれば都会的な雰囲気に。それぞれの”らしさ”が詰まった、かといって過度に主張しない「さりげなさ」が魅力の大人サコッシュです。
内側には仕切り付きのポケット、外側にはZIP付きのポケットが設けられるなど、シンプルながら収納面も問題なし。ただひとつ問題なのは、使い勝手のいいネイビーとブラックの2色展開ということ…。自分のファッションと相談、決めきれない方はショップスタッフにメッセージして相談してみてくださいね。
\スタッフのおすすめポイント/
「さりげない機能性が詰まった、おすすめサコッシュです!」
3. BURLAP OUTFITTER
BURLAP OUTFITTER
X-PAC SACOCHE
¥7,344(税込)
『BURLAP OUTFITTER』は、゛ASK THE FABRIC"をメインコンセプトに、機能素材を用いたデザイン性の高いデイリーウェアを提案するブランドです。
そんな同ブランドのサコッシュだけあって、素材に用いられたのはヨットの帆でも使われるX-PAC。防水で軽量、それに引き裂き強度にも長けた仕上がりです。
カラーはネイビーに加え、ホワイトとオレンジの3色展開。ミルスペックを備えていながら、この見た目。フェス、BBQといったアウトドアシーンのみならず、これならタウンユースとしても十分使えますね。
\スタッフのオススメポイント/
「野外フェスなどの際にも持ち運びやすく丁度いいサイズなのでおすすめです。明るめのカラーが多くコーディネートに合わせてお選びいただけるのもポイントです。」
4. GREGORY
GREGORY
SACOCHE
¥3,780(税込)
アメリカはサンディエゴ発、バックパックブランド『GREGORY』。背負い心地、フィット感、耐久性、機能性を追求したモノ作りは、今も多くのファンを虜にしています。
同ブランドのサコッシュは、ザ・ベーシックなデザインが魅力的です。素材には、アウトドアアイテムで主に用いられるナイロンを使用しているので、軽く柔軟性に長けています。
また、フロントにはジップポケットが配され、小物の収納に便利。オーセンティックなブランドによる一品だけに、品質は問題ないでしょう。
\スタッフのオススメポイント/
「伝統的ブランドの新しい素材感でのシリーズ。今の街に映えるカラーのブルーは、個人的にヒットな色です。」
5. nest Robe CONFECT
nest Robe CONFECT
Leather Sacoche
¥21,600(税込)
ベーシックなデザインながら、こだわりの製作背景で一味違うベーシックを作り出す『nest Robe CONFECT』。
同ブランドが展開するサコッシュもやはりシンプル。さらにレザーによって、大人の使用に耐えるルックスに仕上がっています。
使用したのは、日本が誇る最高峰のレザー産地・兵庫県姫路市のタンナーによる牛革。革本来の自然な風合いで、しっとりした肌触りと柔らかさを体感できます。
そこに追い討ちをかけるようにシボ感を与え、大人の男性が使うにふさわしい重厚感を演出しているがミソ。最低限の収納ツールとして機能するサコッシュは、上質なシンプルを至上とする人に打って付け。
\スタッフのオススメポイント/
「シンプルですが大人っぽくて、実用面もあって。ファッションスタイルの些細なアクセントになってくれそうなレザーサコッシュです。」
6. GOOD OL’×PORTER
GOOD OL’×PORTER
FILTER SACOCHE(M)
¥11,880(税込)
「ただ旧いものをまねたモノ作りするのではなく、カルチャーという裏付けをもって洋服を構築する」をコンセプトとする『GOOD OL`』が、吉田カバンでお馴染みの『PORTER』に完全別注かけたシリーズから。
こちらは、通気性、撥水性に長け、強度が高く軽量というTYVECにビニールコーティングを施した一品。2018年注目のPVC素材を使用した点も魅力の1つではありますが、なんといっても豊富なカラバリが最大の魅力でしょう。
ご覧のブラックはおろか、パープル、ピンク、オレンジ、グリーンと、旬なネオンカラーづくし。コーディネートのハズシとして大いに活躍してくれます。
\スタッフのオススメポイント/
「鮮やかなカラーリングとサイズ感。使いやすい形ですのでお出かけやフェスなどのアウトドアシーンの活用にももってこいです。もちろんコーディネートの外しにも使えます。」
7. Aeta×EDIFICE
Aeta
EDIFICE別注 サコッシュ
¥14,040(税込)
『Aeta』の超高密度帆布の風合いと、フサフサと揺れる糸の清涼感を生かしたBOSA COLLECTIONにEDIFICEが別注をかけたものから。
特徴は形状記憶してくれるズッシリとした感触の生地にあります。それは、旧式の力織機で高密度に織られた帆布を使用することで実現。特徴的な感触のほか、高い耐久性も備えています。
また、縫製、裁断を極力控えた作りで、その風合いの良さを引き立てています。ちなみに別注ポイントは、ダークネイビーとホワイトのストライプ柄。シンプルなコーディネートにほどよい味付けをしてくれますよ。
\スタッフのおすすめポイント/
「素材感も軽いのでこれから時期にオススメです。」
8. FREEMANS SPORTING CLUB
FREEMANS SPORTING CLUB
INDIGO SASHIKO SACOSH
¥6,912(税込)
現代のアメリカ紳士を魅了し続けるものを多数取り揃える、 ニューヨーク発のブランド『FREEMANS SPORTING CLUB』。近年では「FUTURE CLASSIC」を謳い、高機能素材や新時代のディテールを取り入れた次世代クラシックを提案しています。
US MILITARYのPERSONAL EFECTS BAG(使われていた軍用巾着袋)から着想を得た、こちらの一品。そんなデザインソースとは相反し、表面は日本の伝統刺繍の1つであるインディゴ刺子が施された、暖かみのある仕上がりが一興です。
裏面にはキュプラライナーを装着し、内容物への色移りをケアしています。使い勝手の良さはもちろんですが、インディゴならではの経年変化も見どころの1つ。
\スタッフのオススメポイント/
「これからの季節フェスやアウトドアシーンで活躍します。刺し子のインディゴ染めなので、経年の変化が楽しめます。」
9. JOHN CHAPMAN
¥23,760(税込)
ブリティッシュな雰囲気を醸し出すイギリス生まれの『JOHN CHAPMAN』のサコッシュ。欧州各国の一流店でも取り扱われている逸品です。
そのディテールはやはり大人の気品溢れるもの。
急な雨にも難なく対応してくれる防水性を備えたコットンや、馬具にも用いられる堅牢性が高いブライドルレザーなど、上品でありながらさりげなくも実用性に富んだサコッシュです。
日常使いはおろか、旅先での気分を高める大人が携えるべきサコッシュとして。カラーは迷彩柄も含んだ4色展開。
\スタッフのおすすめポイント/
「ナイロン素材など、スポーティーな印象のものが多いサコッシュは、合わせを間違えてしまうとだらしなかったり、どこか子供っぽいコーディネートになりがちですが、イギリス伝統の素材を惜しげもなく使用することで、まさに大人が携えるべき逸品と呼べるサコッシュへブラッシュアップされています。」
10. Military(DEADSTOCK)
DEADSTOCK
Italy Military Linen Tool Case
¥3,996(税込)
サコッシュが街で隆盛する中、脇道に逸れたモノを持つのも乙なものです。それも、現行にはないミリタリー品のデッドストックならなおさらのこと。
こちらは50年代にイタリア軍が採用していたツールポーチを名古屋のPanioがリメイクしたもの。
生地には夏の涼しげなコーディネートにマッチするリネン素材が使われています。そこにはベストマッチなオレンジのコードが付けられており、いかにもメンズ、といった感じで◎。
気取らない価格にも注目したいところ。
\スタッフのおすすめポイント/
「デッドストックのポーチをカスタムしてサコッシュに仕上げました!!」
11.SUBLiME
¥3,240(税込)
スポーツ&カジュアルをベースとした『SUBLiME』。面白い素材の組み合わせで、コーディネートにスパイスを与えてくれるようなアイテムが魅力的です。
そんなサブライムは手がけたのは、夏らしい軽快な雰囲気を纏ったデニムサコッシュ。
シンプルなデザインながらも、フロントのポケットが多く、荷物を小分けして入れられるのがポイントです。
小型な見た目に加え軽量なので、普段使いはもちろん、旅行先のサブバッグとしても重宝してくれます。白T+デニムといったコーディネートにぜひ持ってきたい、着る人の個性を引き出してくれる一品。
\スタッフのおすすめポイント/
「ポケットが多く便利なサコッシュです。無地Tee一枚にこれだけでキマります!」
12.ED ROBERT JUDSON β
ED ROBERT JUDSON
β/POUCH
¥9,720(税込)
『ED ROBERT JUDSON β(エド ロバートジャドソン ベータ)』は、”架空の職人が日常生活をヒントに生み出すアイデア”という設定で個性的なデザインを展開するブランド。バネやバインダーなどの工業的な素材をベースに、最新技術を駆使したアイテムが特徴です。
こちらのポーチは、PVC(ポリ塩化ビニル素材)を熱圧着した、特殊なレザーを用いた一品。質感の独特さもさることながら、耐水性の高さが秀逸です。
コードも細めで、控えめなサイズ感もスマートな印象。スマホ、タバコ、パスポートなど、最低限の荷物だけ詰めこめる点からも、旅行用のサブバッグとしてもオススメですよ。
\スタッフのおすすめポイント/
「年間通しての使用、またアウトドア用にも最適です!」
13.Edwina Horl
Edwina Horl
サコッシュ
¥20,520(税込)
『Edwina Horl(エドウィナ ホール)』は、ヨウジヤマモトで経験を積んだオーストリア生まれのデザイナーによるブランド。オリジナルで製作した生地や、立体的なシルエットを用いたモードスタイルが人気を博しています。
そんなエドウィナホールのサコッシュは、凹凸した質感が目を引くオリジナルテキスタイルを使用した一品。墨色に近いブラックやレザーの持ち手がブランドらしいモード感を醸します。
サイズもコンパクトすぎず、過不足ない収納力を実現。一見クセが強くも、単色なので幅広いコーディネートにハマってくれますよ。
\スタッフのおすすめポイント/
「アダルトな印象を与えてくれる一点です。」
14.SEIL MARSCHALL
SEIL MARSCHALL
Map Case
¥20,520(税込)
ドイツ発『SEIL MARSCHALL(サイル マーシャル)』は、1896年創業の老舗ブランド。その歴史はロープの生産から始まり、現在はテントやバッグ、洋服など、多岐にわたる分野で高い技術を発揮しています。生産は全てドイツの自社工場で、ハンドメイドにて行われているのも見逃せないポイント。
同ブランドが手がける「Map Case」は、キャンバス生地とレザーを用いて作られたミニサイズのショルダーバッグ。タフな質感もさることながら、秀逸なのはそのカラバリの豊富さ。
グリーンやグレー、ネイビーといった単色から、ポップな色合いのストライプ柄まで幅広く用意されており、理想のデザインがきっと見つかるはずです。
\スタッフのおすすめポイント/
「サコッシュとはまた少し異なりますが、サイズ感や用途は近いものです。装いが重くなりがちな時期でも、こんな明るいバッグを合わせればぐっと雰囲気も軽くなると思います。」
15.Beruf
Beruf
Zippy 2.0
¥8,640(税込)
『beruf baggage(ベルーフ バゲージ)』は、サイクリストを中心に人気を集める日本発のバッグブランド。高機能素材を使用し、日本国内の熟練した職人によって製作される質実剛健なものづくりが魅力です。
「Zippy 2.0」は、とにかく軽くタフで、耐水性にも優れた特殊素材「X-Pac」を採用したミニショルダーバッグ。シルエットを立体的にすることで、見た目以上の容量と形の崩れにくさを確保しています。
また、ショルダーストラップのに付属したアジャスターを活用すれば、「ビジネスシーンに合うリュック」特集でも紹介した「Urban Exploler 20」に装着することも可能。
\スタッフのおすすめポイント/
「シンプルでミニマムなデザインは様々なスタイルにマッチしてくれます。よくあるサコッシュ等とはまた違う雰囲気を醸し出し、満足して頂けることは間違い無しです。」
16.ARUMO
ARUMO
レザーショルダーバッグD
¥18,360(税込)
「シンプルで機能的、そして長く使える」ことをコンセプトにバッグを製作するブランド、『ARUMO(アルモ)』。レザーはイタリア製の上質なもののみを使用し、一人の職人がひとつのバッグの生産工程を全て賄うなど、品質へのこだわりは超一流です。
「レザーショルダーバッグD」は、ペットボトルも収納できる容量を備えたスクエアシルエットのバッグ。最高級のカーフレザー(生後6ヵ月以内の仔牛からとれた革)を用いた、極上の肌触りです。
「ショルダーバッグD」シリーズは、こちらのレザー以外にもスポーティな高機能素材「ベンタイル」やデニム生地を用いたものなど、幅広い素材使いで展開中。気になった方はそちらもチェックしてみてくださいね。
\スタッフのおすすめポイント/
「柔らなレザーカーフを生かすシンプルなデザインで、どんなスタイルにも対応してくれます!」
ショップスタッフのおすすめを集めよう
いかがでしたか?必要最小限の荷物をおしゃれに持ち運べるサコッシュ。休日を身軽に楽しみたい方にぴったりなので、ぜひ手に入れてみてください。また、紹介したアイテム以外にも、セレクトショップから続々とアイテムが入荷しているのでぜひご覧ください!
また、サコッシュ以外にも「おしゃれなブランドやアイテムが知りたい」、という方は、FACYを使ってショップスタッフに直接質問してみるのがオススメ。提案してくれたアイテムがもし気に入ったら、通販 or 店頭受け取りを選択して購入することが可能なので、ぜひダウンロードしてみてくださいね!