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サンダルなのにおしゃれで疲れない!とにかく「履き心地」がいいサンダル8選
快適なサンダル、一級品
夏が近づくにつれ、気になるサンダル。休日のリラックススタイルに、旅行先のお供としても、とにかく活躍してくれるので、「履き心地」と「疲れにくさ」には気を配りたいところ。どんなにデザインが良くても、長く履いていられないのでは意味がないですからね。
そこで今回は、目利きのプロがオススメした、快適なサンダルを手がけるブランドをご紹介。それも「おしゃれ」であることは前提に。文句なしの一級品が集まったので、要チェックです。
「疲れにくい」サンダルの見分け方
と、本題に入る前に、まず疲れにくいサンダルを選ぶ際に気をつけるべきポイントを押さえておきましょう。「買ったサンダルが、なぜか足が痛くなるものばかり…」と思っている方も参考にしてみてください。
①サイズ感
どんなに良いサンダルでも、自分の足との相性が悪く、サンダル自体の機能が発揮されなければ意味がありません。足の”遊び(靴の中で足が動いてしまうこと)”を無くすよう、記載されているサイズはもちろん、足の幅や甲の高さにもしっかり合う一足を選びましょう。この辺りはショップスタッフにしっかりアドバイスを受けてみてください。
②ホールド感
①と同じく、足の”遊び”を軽減するためには、できるだけアッパー部分(足の甲を覆う部分)の面積が大きいものやかかと付きのものを選ぶべし。しっかりと足をホールドしてくれて、余計な疲れや靴擦れも軽減されます。
③ソールの種類
ソールの形が悪かったり硬かったりするのも、疲れの原因になります。特にクッション性がなく、薄いソールだと歩行時の衝撃が足に伝わりやすくなるので疲れや痛みの元になってしまうのでご注意。
逆にスニーカーライクな高機能ソールや、足裏にしっかりフィットするようなアーチ型のソールを採用しているサンダルは、身体全体をしっかり支えてくれるのでオススメ。また着用時の滑りにくさもソールの種類によって変わるので意識してみてください。
④重さ
スニーカーや革靴にも共通していますが、どんなにフィット感が良くてもやはり重すぎるのはNG 。素材や作りに注目しながら、サンダルらしい軽快さをしっかり確保できるような一足を探しましょう。
プロも認める、「疲れにくい」メンズサンダルブランド8選
サンダルの賢い選び方がわかったところで、お次はその条件を満たしてくれるブランドをご紹介。他ではなかなか知ることができない、ファッション業界に身を置くショップスタッフによる秘蔵ブランドもあるのでお見逃しなく!
もし「これが気になる! 」と思ったときは、「この商品を詳しく見る」ボタンから担当スタッフにサイズ感についてアドバイスを受けたり、そのまま商品の購入もできるのでぜひお試しを。
1.BIRKENSTOCK
BIRKENSTOCK – #BOSTON ¥17,280(税込)
まずは「サンダルといえばココ!」と言えるブランド、『BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)』。おしゃれなサンダルを数多く手がけていることで有名ですが、もともとは医療用サンダルメーカーなんです。1774年から続くブランドの長い歴史で、徹底的に足を研究することで製作されたサンダルはまさに誰もが認める高品質。疲れにくさを求めるならまずハズせないブランドです。
そんなビルケンの定番といえばこちらの「BOSTON」。足の甲を包むようなアッパーが特徴な、サボタイプのモデルです。
コルクをアーチ型に削ったインソールは足にぴったりと馴染み、アッパー部分のフィット感もベルトで調整可能。本革のアッパーとネイビーの相性が良い日本別注デザインで、大人の足元にも違和感なく馴染んでくれます。
\スタッフのオススメポイント/
「なんやかんやでやっぱりお勧めな万能サンダル、ボストンです!!」
2.Blueover
Blueover – Luke ¥15,120(税込)
質が高く、人とちょっと違うものが良いという方は、日本発スニーカーブランド「Blueover(ブルーオーバー)」がオススメ。職人技術を用いて少量生産される、履き心地抜群のシューズが特徴です。使用するレザーのなめし方をモデルによって変えたり、「マッケイ製法」や「グッドイヤーウェルト製法」など、国内では希少な製法を用いたりと、その”質”へのこだわりは唯一無二。
「Luke」は、そんなブルーオーバーが手がけたからこそできる精巧な作りがポイント。アッパーには国内で染色された厚手のベロアスウェードを採用。ソールには主にスニーカーに用いられるEVAソールを採用して、軽量かつソフトな履き心地を実現しています。
全体の9割にレザーを採用しながら、留め具はナイロンテープという意外性ある組み合わせにもご注目。高級感とラフさが両立した、他にないルックスに仕上がっています。
\スタッフのオススメポイント/
「Blueoverならではの職人気質なつくりは確かな履き心地を約束いたします。是非お試しください。」
3.SUICOKE
SUICOKE – PADRI SANDAL ¥8,640(税込)
「SUICOKE(スイコック)」は、ソールへのこだわりが尋常ではないシューズブランド。2006年のスタート以来、自分たちが本当に履きたいと思えるようなシューズを追求し続け、その6年後には独自開発のソール「SUICOKE ORIGINAL EVA FOOTBED」を発表。その後も世界的に有名なビブラム社とソールを共同開発し、世界で初めて同社のソールを備えたサンダルを製作するなど、世界で稀に見る革新的な活動を続けています。
「PADRI SANDAL」は、オリジナルのアウトソールを搭載した非常にクッション性の高い一足です。
履き心地はスニーカーのようで、さらにその軽量さも申し分なし。一般的なサンダルのソールよりも経年劣化が起きにくい点も良く、長く履き続けたい方にも最適です。
\スタッフのオススメポイント/
「プライス以上に履きやすいサンダルです!」
4.KEEN
AlexanderLeeChang × KEEN – UNEEK O2 ¥11,880(税込)
スニーカーを掛け合わせたような、ユニークなデザインのアウトドア用サンダルを手がける、アメリカ発の「KEEN(キーン)」。歴史は15年と短いながらも、本格的なスポーツシーンにもマッチする高機能サンダルブランドとして確固たる地位を築いています。
最近ではここ2年くらいで街でよく見かけるようになったキーンの定番モデルを、『AlexanderLeeChang』がアレンジしたのが、こちらの「UNEEK O2」。
二本のコードとソールのみで構成されたデザインが、高い保護性と通気性、そして名前通りの空気(=O2)のような軽量性を実現しています。
かかと部分にはスニーカーライクなヒールがつき、ソールにはクッション性の高いガムソールを採用。PRINCE(アメリカの歌手)の「PURPLE RAIN」にインスパイアされた配色や、左右で微妙に異なる色使いも存在感たっぷり。シンプルになりがちな夏の足元にぴったりなサンダルです。
\スタッフのオススメポイント/
「履きやすさ抜群でデザイン性も文句なしな、これからの季節に主役となってくれる一足です。ぜひご検討ください。」
5.YOAK
YOAK – OLIVER ¥21,600(税込)
大人でも履きやすい上品な一足をお探しならチェックしておきたいのが、「スーツに合うスニーカー」をコンセプトに活動する『YOAK(ヨーク)』。その魅力は、国内の工場で手間暇かけて生産された質実剛健な作りと、無駄をそぎ落としたミニマルなデザイン。他にないそのこだわりはデザイナーのインタビュー記事で存分に語られているので、ぜひご一読あれ。
そんなヨークが唯一手がけるサンダルが、こちらの「OLIVER」。牛革のスウェードを全面に用いた、とにかくシックなデザインです。
アッパーはあえて補強しないことでレザー本来のしなやかさを強調し、つま先が大きく露出してカジュアル感を強めないようにカットするなど、隅々まで計算された作りに。
ソールには先述したビブラムソールの厚底のものを採用することで、歩行時の衝撃も軽減しています。シャワーサンダルのようなデザインなのに、どこか都会的で、上質な履き心地も兼ね備えた、まさにYOAKならではの一足。
\ スタッフのオススメポイント/
「履き込むほどに自身の足型に馴染む大人のサンダルです。」
6.Paraboot
Paraboot – Pacific ¥36,720(税込)
『PARABOOT(パラブーツ)』は、110年の歴史を持つ老舗ブランド。世界で唯一ソール製作まで自社で行う、履き心地にこだわったシューズの代名詞的存在です。革靴のイメージが強いブランドですが、実は秀逸なサンダルも手がけていたり。
それがこちらの「Pacific」。革靴の高級感とサンダルの快適さを併せ持ったグルカサンダルタイプのデザインです。ギザギザと波打ったシャークソールがアクセントになっています。
全体を包み込むようなデザインは見た目の面白さだけでなく、安心感のあるフィット感も実現。バックル部分は伸縮性もあるので、締め付け感もゼロです。
アッパーの素材にはブランド定番の、オイルをたっぷりと含んだカーフレザーを使用。そのエレガントなツヤ感で、ドレスシューズ顔負けなルックスです。
\ スタッフのオススメポイント/
「カジュアルなサンダルながら大人な上品さを快適な歩行性を兼ね備えて、どんなスタイリングにも相性抜群なので非常にオススメです!」
7.ptarmigan
ptarmigan – I – SUNDAL ¥25,920(税込)
『ptarmigan(ターミガン)』は、2017年にスタートしたばかりのシューズブランドです。一番の特徴はすべてのモデルに、ダイヤルを回すことでホールド感を調整できる「FREE LOCK」を採用していること。フィット感重視で選ぶならぜひ候補に入れておきたいところです。全行程を国内で行うなど、質へのこだわりも必見です。
「I」は、ボリューム感あるシルエットと、ダイヤルのデザインが近未来的な印象を醸すサンダル。シックなブラックの色味とアッパーに使用されたスウェードの高級感でラフすぎないルックスにまとまっている点も秀逸です。
ソールには先述のビブラムソールを採用して、クッション性の高さも抜群。その見た目とは裏腹に、軽快な履き心地をもたらしてくれるのも嬉しいポイントです。遊びの効いたデザインで、なおかつ機能性も高い、そんな一足をお求めの方にオススメしたい一足。
\ スタッフのオススメポイント/
「クッション性が高く、スライドサンダルなのに脱げにくいという機能性も備わっています。」
8.Rainbow Sandals
Rainbow Sandals – クラシックラバーサンダル ¥7,560(税込)
最後は、『Rainbow Sandals (レインボーサンダルズ)』。カリフォルニアのサーフタウンで生まれ、現地のサーファーに30年以上愛され続けているシューズメーカーです。注目すべきは、壊れたビーチサンダルが海に捨てられるのを防ぐべく設計された、とにかくタフな作り。鼻緒部分は軍用にも用いられるナイロンを採用し、強固なステッチで補強されています。
こちらの「クラシックラバーサンダル」も例に漏れず、ビーチサンダルらしからぬ作りの良さが魅力。ソールは土踏まずにフィットするようアーチを描き、上底と中底にはクッション性の高いラバー素材が採用されて、履き心地も快適の一言。黒一色のシックな配色は幅広いコーディネートに馴染み、普段使いから旅行先まで使うにもぴったりです。
\スタッフのオススメポイント/
「サーフタウン「サンクレメンテ」で生まれ育ち愛され続けてきた、質実剛健なサンダルです。」
ショップスタッフのオススメを集めよう
いかがでしたか?どんなサンダルを買うにしても、「疲れにくい一足が欲しい」という思いは誰にも共通しているはず。もしこれからサンダルを選ぶなら、今回紹介したポイントとオススメのブランドを思い出してみてくださいね。
また、他に欲しいアイテムがある時はFACYでショップスタッフに質問をすることも可能。もし気に入った一品があれば、店頭受け取りを選択して購入することが可能なので、ぜひ活用してみてください!