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どこか懐かしい気持ちになる。イギリス発『Aiguille』のバッグをご紹介

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ブランドをご存知の方はもちろんのこと、そうでない方もこのバッグを見るとなぜかしら懐かしい気持ちに包まれるのではないでしょうか。

このご時世に於いてもなおイングランド湖水地方にて登山用バッグを作り続けているAiguille。

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以前我が国で展開していた時期は「アイグーリー」と呼ばれていましたが、はて。

もとはフランス語で、針や尖ったものをあらわす言葉です。
ゆえに英国では何と呼ばれているのか…
この発音に関しては悩む方が多いのでしょう、こんな動画を発見しました。

完全にカタカナに置き換えることはきわめて困難、というか不可能ですが、当店ではこれに倣って「エイグウィール」と呼ぶことにします。

閑話休題、そんなAiguilleは1987年にAdrian Moore氏によって設立されました。

彼は10代前半から熱狂的な登山者でありましたが、金銭的な事情から若かりし70年代には古いシートベルトや軍用キットバッグでリュックサックなどを自身や友人たちのために手作りしていたようです。

80年代にフリーランスのインストラクターとして働くようになってからは、登山道具の修理に時間をとられすぎることに不満を感じ、長く使えるよう設計された高品質で機能的なギアを自らが生産することを決意、それがAiguilleの始まりです。

当初は自宅の屋根裏部屋を工房としていたようですが、

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何度かの移転を経て、現在の工場に至りました。

さて、前置きが長くなりました。

今回当店に入荷してきたのは3型。
順に紹介してまいりましょう。

まずはこのブランドの代表モデルである“MIDI”。

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一般的にAiguilleの名で想起されるのはAiguille du Midi(ミディ針峰)。

モンブラン山系の山で、麓のシャモニーから見ると正午に太陽がこの山の頂上に座ったように見えることから「正午の時計の針」と名づけられました。

独立峰でないもののその標高は富士山より高い3842mですが、1955年に山頂までのロープウェイが建設されています。
まったくおそろしいところに大それたものを建てたものですね。

そんなブランドと縁の深い名前を冠しているだけあり、時代を超越した普遍的な魅力を備えた出来栄えとなっています。

まず、最大の特徴が外にも中にも一切のポケットがない、きわめて簡略的な構造です。

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背面やショルダーハーネスにはしっかりしたパッドが仕込まれていますが、それ以外に目立ったディテールはありません(余談ながら、本国にて別売りのウェストハーネスを装着することはできます)。

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本体は耐久性に優れた1000デニールのナイロンを使用。
バックルにもその強度に定評のあるナショナル・モールディング社製品を採用しています。

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このシンプルなつくりと剛健な素材ゆえ、故障のリスクがきわめて低いバッグとなっています。

そうした合理性だけでなく、この流行など一切知らぬ顔の風貌が、老若男女スタイル趣味嗜好を問わずその生活に馴染むことは疑いありません。

小振りのデイパック”MARMOT”も同様に、古びないデザインです。

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こちらはMIDIよりライトなナイロンを用いています。
背面パッドも省略され、きわめて軽快に仕上がりました。

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背面の長さがやや短めですので、小柄な男性や女性にお薦めです。

なおこのモデルにはウェストハーネスが標準装備されています。

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最後はウェストバッグ”CONTOUR BAG”。

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「等高線」の名を冠し、その小さなサイズながら本格的な機能を備えています。

ご覧の通り複数のポケットを持ち、

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かつメインコンパートメント内部にはジップポケットや頑強なキーフックが隠れて、来たる出番を待っています。

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このモデルも使用されているバックルはナショナルモールディング社製です。

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と、どれもそれぞれ独自のよさがありますが、一貫しているのは高い品質、必要以上のアレンジを加えないクラシカルなデザイン、そうした諸要素が噛み合った結果としての永続性です。

ひとつひとつ眺めてみれば、バッグの本質とは何ぞや、と今改めて我々に問うてくるように思えます。

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