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その良さは、足がはっきりと認識してくれます。『LUNGE』のInteger Walk Cushion。
2015年夏に初めて紹介して以来継続的な人気を博し、現在も取扱いのある靴ブランドとしては当店最古参となったLUNGE。
ずっと、定番Adagioと当店ではレディースのみの扱いだった(2018/9/7時点では完売)a-Mollを展開してきたわけですが、今回は久しぶりの新型紹介となります。
その名もInteger(ここはドイツ語発音でインティーガーと読むべきでしょうかね)。
ルンゲでは珍しく音楽用語ではありません。
「触れられないもの」(否定のin+「触れる」tangereから)、ひいては「分割されないもの」を意味するラテン語がもとになり、今では一般的に「整数」ないし「完全なもの」を表す言葉です。
そこから「歩行を整える、完全なものにする」靴として命名されたようで、なるほどたしかに歩行を頼もしくサポートしてくれます。
見た目は同じくウォーキングシューズであるAdagioに似ており、使われている素材もほぼ重なりますが、細部が異なります。
アッパーはライニングも含めマイクロファイバー。
ヴィーガン基準で(動物由来の材料を使用していません)選定され、環境負荷も少ない素材です。
足をしっかり固定しながらも優しく包み込み、また内部からの湿気を発散して蒸れを防ぎます。
中敷はお馴染みラテックス一体成型のオリジナル品。
画像ではわかりにくいかも知れませんが中央部分が盛り上がっていて、とりわけここが効果的に足を支えます。
ミッドソールはEVAブロックを削って成形したもので、あらゆる部位で同じように衝撃吸収性を発揮できるよう設計されました。
Adagioにくらべ、柔らかく弾力性に富んだ履き心地です(Adagioはより安定した歩行感です。特性の違いであって優劣はありません)。
アウトソールはドイツの靴底専門ブランドhexa4GRIP製”High-GRIP”を採用。
その名の通りグリップ性に優れているのみならず、耐摩耗性も高く、また泥や石が詰まりにくいため、舗装道路だけでなくオフロードにも対応してくれます。
などなど、ただシンプルなだけでなく、細部まで考え抜かれた靴であるのがおわかりいただけたでしょうか。
説明が下手すぎて伝わらない…?それは残念です。
では一度履いてみてください。
“HOME OF THE FEET”の謳い文句が伊達でないことは、足がはっきりと認識するはずですよ。
Euphonica
横浜市営地下鉄の仲町台駅からほど近い場所に位置する、小さな「洋品店」。ラグジュアリーとは異なる静謐な上質と、時間に耐えうる永続性を提案する。